mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

境外人員住宿登記表

2010-03-02 21:25:09 | Weblog

昨日、夫はビザ更新の手続きための確認に学院の事務室を訪れました。

帰宅した夫は「大変だ、宿舎登録の期限が切れているので、すぐに公安に行くように言われた!」と、大慌てです。

「えっ、1回したらいいんじゃないの?」

パスポートに貼り付けてあった「境外人員住宿登記表」なるものを確認すると、ちゃんと期限は[2009.7.31]と記されています。
「とっくに切れているじゃない!」  部屋の契約更新をした時に大家さんは何も言わなかったのです。

大連では賃貸契約をした後
まず①大家は所轄の公安に「日本人に貸す」ことを届けないといけません。
次に②借り手が所轄の公安に行き「確かに住む」ことを届けます。
次に③「外国人登録管理局」に行き「日本人」の借り手が大連に居る時の住所
を記録する為に届けます。

「境外人員住宿登記表
は大家が大連戸籍じゃないとダメなんですよ。
そうそう、私たちは①&②をする為に大家さんと一緒に公安に出向きましたが、その時大家さんが戸籍カードを忘れていって、二度足を踏むことになりました。

外国人が中国で生活するのはとても面倒な事が多いようです。
この登録も1年ごとに更新していかなければならないのです。
今回は学院の指示があり助かりましたが、管理局で指摘されると多額の罰金を払わなければならなかったかもしれません。


早速今日、二人で公安に出かけました。
先日降った雪が未だ溶けきれず道端に積もっています。
歩くこと3,40分。  結構な運動になりました。


以前に来た事があったので、場所は直ぐに分かりましたが、何だか雰囲気が違っていました。
新年の飾りの所為? いや、公安と書かれた看板?も入り口の扉も新しくなっていました。
しかし、中に入ると前と同じ感じ。 薄暗くてあまりよい匂いがしない。
日本のお役所のように“ウェルカム”な雰囲気は微塵もなく、「何しに来た!?」と言う感じです。

幸いな事に私の場合は全て夫がやってくれましたので、係官にここで待つようにと言われた椅子に座っていただけなのでした。


サインは自筆でなければなりません。 
対処してくれた女性の係官が案外優しかったのには驚きました。

出来上がった書類は直ぐにパスポートに貼り付けました。
これで今年の7月31まで安心して生活できます。