ゆっくり回ったせいか、時間はもう5時近くになっていました。
運転手さん(司机siji)は5時に次の運転手と交代しなければならないと言っていたのに続けて案内してくれるようです。
因みに、中国のタクシーは1台を2人でシェアーして夕方(青島は4時)に交代するのです。
ですから夕方はなかなかタクシーがつかまりませんし、乗車拒否をされることが多いです。
この施設も5時で閉まるので中には入れず、車を降りて写真撮影のみとなりました。
ここも撮影用の施設です。 本当に立て籠もっていたのは明日観光する「前往水泊梁山」という所です。
運転者さんと記念撮影
写真では分かり辛いですが、日本のタレントの陣内孝則さん似のイケメンです。
タクシー歴8年とかで運転技術は勿論、ガイドも務められそうな豊富な知識を持っています(歴史好きの夫の質問にもてきぱきと答えてくれ、話がはずんで楽しそうでした)
埠頭?
埠頭に繋がれた船
私たちの為に东平湖dongpinghuをぐるっと一周して帰ってくれました。
途中で何度も携帯に電話がありましたので、交代の運転手さんからではなかったのでしょうか?
夕食にはこの地方の美味しい物を食べたいと思ったので「这儿的特色菜是什么? 我们很想好吃的菜!」と尋ねますと「特色菜?余り聞かないな。 でも、美味しい店なら知っているから案内してあげる!」と、彼の行きつけのお店に案内してくれました。
明日はどうするのかと聞かれましたので、「梁山に登ってバスで済南に行き、新幹線で青島に帰る予定だ」と説明しますと
「梁山だけではもったいないよ」と言うので、夫は「では、「汶上县にある、宝相寺baoxiangsi」に行きたい」と言いました。
彼は「では、明日の朝私が迎えに来て梁山まで送って行きます。 私が買うと入場料金が半額になりますから・・」と言ってくれ「見物が終ったら電話をしてくれれば迎えに来て宝相寺まで送って行きます」と申し出てくれました。
仕事とは言え、とても爽やかな感じの良い運転手さんです。 願ったりかなったりの話に明日もお願いすることにしました。
230元の契約でしたが250元を渡して降りました。
「曹州caozhou烧烤shaokao」
お店はまだ開店準備中です
どうぞ! と言われたので、注文して座って待つことにします。
曹州は現在の山東省西部の周代の国の名前 烧烤は炙ったり焼いたりして作った肉料理の総称
日本の焼き鳥はあまり食べないので1本いくら位するのでしょう?
此処の店ははご覧のようにみな安いです。 今は1元12.5円位でしょうか。
焼き上がるのに時間がかかるのでしょう。 既に大きな骨付きの肉が焼かれていて良い匂いが漂っています!
注文は夫に一任しましたので何が出て来るのか楽しみです!
何と炭火焼です。 若いかっこいいお兄さんが丁寧に焼いてくれてまいす。
先ずは茸、次に茄子、羊肉、、鶏の手羽中、最後は烏賊とエノキ です。
鶏やエノキには独特のタレが付けてありましたが、殆どが下味は胡麻山椒塩でした。
中国の人はこれに辛~い胡椒を足して付けて食べるようです。
どれもとてもこんがりと焼けていて、とても美味しかったです! 「Z先生、太谢谢你! 我们很满意。」
お酒を飲まない私たちは葡萄汁putaozhiを頼みました。 ソーダで割ったこのジュースがとても美味しくて飲み過ぎてしまい、お腹がパンパンです。 「我撑得吃不下去了。」
お腹がいっぱいになって帰り際、美味しそうな骨付き肉が忘れられません。 打包をすることにしました。
料金は此処で食べた串焼きとジュースで65元(760円位) 鶏肉と思っていた骨付き肉が羊肉で、とても大きくて51元でした。(串焼きの方は柔らかかったのですが、こちらは歯ごたえがあってこれもまた美味しかったです)
中国に来て4年、どうしても勇気が出ずこういう場所で食事をしたことが無かったのですが、偶然こういう機会があって美味しい物を食べることが出来ました。
明日は8時にZさんが迎えに来てくれ梁山に登ります
それに運転手さん、日本のタレントの
陣内孝則さん似のイケメンですか!
イケメン親切でお話がほのぼのとして
いいですね。
ところでこんな場所には日本人観光客はいないでしょうね。
やはり、このような贅沢な旅をできる
のは、現地に住み、中国語がでくるか
らですね。
のんびりと現地の方たちとも交流しながら
実践会話の旅が楽しめています。
今迄は100%夫に頼り切っていたのですが、
最近では私も聞き取りが出来るようになり
少しづつ会話を楽しめるようになってきました。
大きな観光地では日本人ツアーに出会うこともありますが
今回は全く遭いませんでしたね。
夫は「日本人は水滸伝に興味がないのかなぁ?」とつぶやいておりました。