bose101という小型のスピーカーがなんだかんだ6台あります。オークションで2台ペア単位、時期もバラバラに入手した物ですが、全く見事なまでに音が違う。まあBOSE for sony だのbose for NECだの混ざって入れば無理もないですが。むかしいたお店で使っていたものはライブ中、煙を吹きました。まるで湯上りのbose。無理な使い方をしていたので、飛ぶくらいは覚悟していたものの、煙とはなんだろう?調べてみるとこのスピーカー 過大入力がくると中の基板にある電球が発光し、そのときの熱で中の吸音スポンジに引火。煙がもくもくとなる。セメント抵抗が割れていてスポンジがこげ。が ユニットは生きてました。
オクで入手だから前の持ち主が手を加えてることはありですな。ユニットが901用の物もあったし。せめてユニットくらいと思いすべて101用にそろえてみたものの、ネットワーク基板上の部品なども微妙に違うんでどうしても音に違いが出てくるのは仕方ないすな。
何より困っていたことは、キャノン&スピコン仕様にしたものの、九州の某社で購入したキャノン端子がかなりイージーな品物で(よく廉価マルチケーブルの端子に使っているやつです)けっこう隙間だらけ。
ラインもので使う場合にはたいした問題は無いが(それでもメス側のプッシュボタンが弱い。曲がる、効きづらくなるのはしょっちゅうで、かなりの確率で下手すると折れてキャノンケーブルが外れなくなり、精密ドライバでぬかねばならんことも。)
スピーカー端子に使うと隙間から空気漏れしてびりつきを起こします。
てなわけで、整備です。端子を熱圧縮チューブで覆い、すきまをホットボンドを流して埋める。外側の端子周りもホットボンドで隙間埋め。コーキングですな。にしてもこのスピーカー、コンパクトにまとめてあるだけに変にいじると大変です。ボックスの気密がすごく難しい。空気の振動はわずかの隙間も見逃してくれません。
さてそんなこんなで仕上がりましたが、どの程度使えますものやら。
冬 本番でございまして室内の温度、湿度は日によって時間によって大きく変わります。ケースに入れずに壁にぶら下がっているわが楽器群。意外にもコンディションは安定してます。(とおもわれる)そんななか去年の塗装がそろそろ乾燥してよい頃だろうとクアトロのペーパーかけの最中、ミシっとやな音が。表板にひび入れちゃいました。しかし薄い板だなあ。またもやあて木を増やす羽目に。