住民には黙って被曝させとけってこと？(参院 福島みずほ110610)

20110610参議院予算委員会　福島みずほ（社民）1/2


20110610参議院予算委員会　福島みずほ（社民）2/2


先日の佐藤正久議員に続き、福島瑞穂もテルル１３２の検出を取り上げて追及。

６月１０日の予算委員会は紹介したい質疑が数多くありましたが、
最も分かりやすかったのがこれ。

いつものようにテキトー文字起こしをつけましたので時間のない方はこちらを
読んでください。

１/２　１分４０秒～

福島　　「３月１２日午前８時３９分にテルル１３２が検出されている。
　　　　　これは燃料棒の溶融し、放射性物質が外に出ていることを示している
　　　　　どういうこと？」

保安院　「３月１４日に公開した情報に添付してある」

福島　　「数値だけを公開しても国民は分からない。なぜ分かりやすく伝えなかった？」

枝野　　「今はじめて知った。溶融の可能性があることは伝えている」

保安院　「テルル１３２について、直接の説明はしなかったが、燃料棒の溶融の可能性は
　　　　　伝えた」

福島　　「可能性じゃなくて、既にに起きていることを知っていたでしょ？
　　　　　燃料棒の溶融と、格納容器から外に出ていること知っていたら
　　　　　国民の行動は違っていた。子どもを外には出さない。どうして分かりやすく
　　　　　伝えなかった？」

保安院　「当時、出来ていなかったことはこれから検証される」

～ここから２/２

福島　　「当時中村審議官はメルトダウンの可能性があると発言したが、直ぐに変わった
　　　　　可能性ではなく、証拠が出ている。
　　　　　今頃言われても国民は被曝した」

枝野　　「健康に被害は出ないと考えている」

福島　　「今日、問題にしているのは溶融、漏出の証拠があり、保安院も把握していた。
　　　　　しかし、国民に伝えられなかったことだ。」


全くふざけた話である。

保安院の寺坂院長はこんな答弁して大丈夫なんでしょうか。
報告しているに決まってんだろ！
この答弁では自分たちの判断でこっそり公表したことになるが、それでも良いのか？

尖閣事件での那覇地検の役割を背負わされたようです。

政府が故意に住民を被曝させたことはもはや疑いようがない。

テレビタックル 「炉心溶融に触れたので干された？」