もちゃもちゃ堂気紛れ本舗

©Mocha Mocha Do Whimsical Company.

くりち~堪能ドラマ"女王蜂"。

2006-01-07 | 🎥📺Audio Visual -Music&Movie&TV&etc...-

昨夜の金曜エンターテイメント"女王蜂"、良かったですね~。
好きなんですよね~、横溝な世界、金田一な雰囲気が(笑)。
Kurichy色々良かったんですが、筆頭は"くりち~"こと"栗山千明"でしょう(笑)。
やっぱし素敵でしたね~。
今回の"女王蜂"は、石坂金田一Ver.や古谷金田一Ver.等、過去色々映像化されてますが、今回の"くりち~"の智子&琴絵は、魅せてくれたのでは???
五郎ちゃんVer.の金田一も板に付いて来てますしね(笑)。
ストーリーは原作や過去モノにプラス・マイナス有りましたが、楽しめましたね~。
これはこれでOKですね、全然。
あと、ストーリーや配役の他に、もの凄く楽しめたのが、画面の色構成。
物語冒頭から最後まで、"赤"、"黒"、"白"が画面を占めてて素敵でした。
この色彩戦略が一番顕著だったのが"くりち~"じゃないでしょうか??
冒頭から松籟荘に呼び出されてまでの"白い服装"。
その後、東京に移ってからは、ずっと"赤のドレス"姿。
で、周囲の人々は(ミッチー除いて)全員黒服なんですよ。
それと照明暗めで陰の部分が映える部屋や、真っ赤な月琴島の屋敷。
そんな色彩の中で、この"くりち~"の服の"赤"が強烈な印象なんですよね~。
で、その所為か大道寺と秀子先生の死後の、一転した黒装束が効いてました。
そして全てが終わって最後に、元の純白の衣装に...。
考えてるな~と感心仕切りでした。
で、私が更に心地よかったのは、全編に強烈な"赤"、"黒"、"白"の配色施しながら、ポイントポイントにコバルトブルーを、ちょこっと置いてるんですよ。
一番印象的だったのはチョコレートの包み紙。
その他にも、月琴島の真っ赤な屋敷内には、ステンドグラスなスタンドカバーや調度品に、さり気なくコバルトブルーが効いてました。
様々な金田一シリーズの中で私が一番好きなのは、市川崑+石坂浩二のシリーズなんですよね。
市川監督の、画面の陰影使いが大好きで...。
で、それに匹敵するかも??くらい感動的な色使いでした、今回の"女王蜂"...(悦)。
まあ、くりち~効果が大きかったのは多々有りますが(汗&笑)。
この調子で、ちょこちょこ放送して欲しいモノです(願)。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする