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クリストフ・エッシェンバッハ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団 演奏会

2020-10-31 14:19:55 | 音楽夜話(クラシック)
クリストフ・エッシェンバッハ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団 演奏会

04:00-06:30 20.00-22.30 RBB


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 op.47
クリストファー・パク(ピアノ)
クリストフ・エッシェンバッハ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団
2015年5月21日 ベルリン、フィルハーモニー


エッシェンバッハはピアニストだった。その方が、指揮にまわり
ソリストをサポートするのは、どういう深め方をするのだろう。
よどむことないテンポですすめられる。歌い口もなめらか。
バランスよく流れていく。オケもよく鳴らして、ピアノもひきたて
まとめていった。耳馴染みのよい演奏だった。
アンコールは、モーツァルト
ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K.330 第二楽章 アンダンテ・カンタービレ


後半はショスタコーヴィチの5番。
マーラー・ブルックナーの次はショスタコーヴィチが・・・。
あまり来た感じはないが、定番曲は流れるし、ファンはいらっしゃる。
緻密なつくりの作品が多く、個人的にはあまり入り込めなかったが、
この曲の実演に接したことないけれど、アルバムなどではごくたまに
聴いたことはあった。バーンスタインのアルバムが有名だった。
それも聴いたことがあった。カロリー高く重かった。


ある意味救いがない。後半にこの曲は重いなぁ。
切れ込みいい導入。見通しがいい。凄くち密に作られている。
聴きこみが必要な作品であることもわかる。
エッシェンバッハの演奏は、何か感じさせるものがある。


シューマンの2番の時もそうだった。ショスタコービチも彼の音楽に
、意味づけしていくことが感じられたりする。


終演後、会場が沸いた。声がかかる。
分厚い音の洪水から解放されて、何らかのカタルシスが得られる。
ベートーヴェンの5番と似たようなところがある。
ショスタコーヴィチの方が、音楽は複雑だけれど、行きつくところは
同じなのではないかと思った。


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