自宅から車を走らせ、ジャズを聴きに行く。
「TOMMY'S BY THE PARK」。
http://seseragi-jazz.com/
オーナーが渡米中についたニックネームと、
店の近くに公園があるところからそのような
店名がついた。
入店するとスタン・ゲッツの「focus」が
鳴っていた。ひも付き(ウイズ・ストリングス)の
アルバム。私の中では、スタン・ゲッツって
今もって評価の定まらない人。
ボサノバのアルバムの方がよく聴いたりした。
途中からだから席について落ち着くまでには
アルバムは次の1枚に変えられていた。
ミッシェル・ペトルチアーニ(p)&エディー・ルイス(Org)
「デュオ・イン・パリス」。
鍵盤2台でのduo。音がぶつかるから、そうならないように
プロレスではないが、段取りがあるのかもしれない。
このときは足鍵盤、このときはソロ取るから、伴奏とべース
入れてね、みたいなやり取りがあるのかもしれない。
そういう丁々発止なアルバムだったりする。
ペトルチアーニは、ハンデがあり、こんなに指が回ったら
疲れるだろうにと思ったりするが、プロはやはり違うのだろう。
90年代よく聴いた。オルガンはダウン・トゥ・アース過ぎずに
ヨーロッパの人なのだろうか黒すぎない。というか、
セブンス使いすぎないオルガン。
個人的にはもの足りなかったりするが、致し方ない。
カウンターは4席ほど、テーブルは3ツあるが、
カウンターの後ろ、出入り口のドア近くにある。
ウナギの寝床の様な店内は、JBLのモニターが
奥に鎮座している。アンプはマッキントュシュだ。
青い計器ランプが上品。CDオンリーで聴かせる。
店内にはアンディー・ウォーホルのブルーノートの
ジャケットとか、LPジャケットが飾ってある。
カウンターの右端に座っていた。左端には30代とおぼしき
女性が座っていた。この時間に一人でジャズを
聴きに来ている。きっと好きなのかもしれない。
彼女はオーナーからCDのインナーを渡されて
一応中身を読んでから、私に渡してくるのだった。
ふつう、jazz喫茶ではそのようなルールはなかった。
ここのローカル・ルールなのか、今日だからたまたま
そうだったかわからないが、簡単に会釈して
インナーを読む。
雨が降り出した。CDは「アニタ・オディ」に変わる。女性ジャズ・ヴォーカリスト。
確か1枚アルバム持ってた気がした。「シングス・ウイナーズ」だったか。
初めて聴いたのは、ニューポート・ジャズ・フェス(真夏の夜のジャズ)
だったと思う。今日の1枚は「ディス・イズ・アニタ」。これもVERVEだ。
インナーを読む。55年録音。
「バークリー・スクエアのナイチンゲール」が印象的。
数曲流れて左端の彼女は席を立って、オーナーに
短く挨拶して帰っていった。地元の人なのだろうか。
曲が終わってから席を立ったから、きっと慣れている
リスナーなのではないかと思った。スマートな
立ち居振る舞い。なかなかやるな~。さて、これからは
オーナーとサシだ。
アルバムの録音にもよるが、マッキンとJBLは、ストリングが
金物っぽくて、エイジングが進めばききやすくなるのかどうか。
ホーンやピアノの表現はなかなかなものがあるから、
盤を選ぶかもしれない。慣らしはじめなので、まだまだ
音は変わり作られていくのだろうな。
1時間過ぎたので、コーヒをおかわりすることにした。
豆も水も吟味されている。なかなかおいしい1品だった。
オーナーはJBLを背にしてお客さんを見ながら、
出入り口ドアをみながら、音を聴いている。
なかなか珍しいスタイルかも。
今日の最後の1枚になるか・・・。
The Ben Webster Quintet - Soulville (Verve) 1957
<externalvideo src="YT:valDuyzY-V4:D">
Ray Brown bass
Herb Ellis guitar
Stan Levey drums
Oscar Peterson piano
Ben Webster tenor saxophone, piano
1曲目のリラックスした、ソウルヴィル。
これを聴いたら、もう、ヤラレタ気分。
サム・テイラーより上品だけれど、こういう
ホンカーは大好きだったりする。
Verveはこういう上質なエンタメを作るのが
旨いレーベルだった。わかりやすい。これにつきる。
眉間にしわ寄せて教条主義的に聴くジャズではない。
このCD1枚通してかけてくれてそれ聴いて今日は閉店。
18時に終わる。ハーブ・エリスのギターの音が時々つぶれる
どうしたJBL。他のとこで聴いたものもつぶれてたから、
きっとマスター・テープの問題かもしれない。
オーナーに「堪能しました」とお礼をいうと、
どこから来ましたか?とお名前は?と聞かれた。
ふつうはお名前まで店で聞かれることはない。
地元民でないので、足しげく通う事はできないけど、
でもまた来ることを伝えた。
選曲はオーナーが。リクエスト・ノートはない。
ナウ・プレイングの表示はあり、ジャケットの掲示はある。
飲み物のみ。隣のパン屋さんで購入したものはこの店で
イート・インできる特典がある。
「TOMMY'S BY THE PARK」。
http://seseragi-jazz.com/
オーナーが渡米中についたニックネームと、
店の近くに公園があるところからそのような
店名がついた。
入店するとスタン・ゲッツの「focus」が
鳴っていた。ひも付き(ウイズ・ストリングス)の
アルバム。私の中では、スタン・ゲッツって
今もって評価の定まらない人。
ボサノバのアルバムの方がよく聴いたりした。
途中からだから席について落ち着くまでには
アルバムは次の1枚に変えられていた。
ミッシェル・ペトルチアーニ(p)&エディー・ルイス(Org)
「デュオ・イン・パリス」。
鍵盤2台でのduo。音がぶつかるから、そうならないように
プロレスではないが、段取りがあるのかもしれない。
このときは足鍵盤、このときはソロ取るから、伴奏とべース
入れてね、みたいなやり取りがあるのかもしれない。
そういう丁々発止なアルバムだったりする。
ペトルチアーニは、ハンデがあり、こんなに指が回ったら
疲れるだろうにと思ったりするが、プロはやはり違うのだろう。
90年代よく聴いた。オルガンはダウン・トゥ・アース過ぎずに
ヨーロッパの人なのだろうか黒すぎない。というか、
セブンス使いすぎないオルガン。
個人的にはもの足りなかったりするが、致し方ない。
カウンターは4席ほど、テーブルは3ツあるが、
カウンターの後ろ、出入り口のドア近くにある。
ウナギの寝床の様な店内は、JBLのモニターが
奥に鎮座している。アンプはマッキントュシュだ。
青い計器ランプが上品。CDオンリーで聴かせる。
店内にはアンディー・ウォーホルのブルーノートの
ジャケットとか、LPジャケットが飾ってある。
カウンターの右端に座っていた。左端には30代とおぼしき
女性が座っていた。この時間に一人でジャズを
聴きに来ている。きっと好きなのかもしれない。
彼女はオーナーからCDのインナーを渡されて
一応中身を読んでから、私に渡してくるのだった。
ふつう、jazz喫茶ではそのようなルールはなかった。
ここのローカル・ルールなのか、今日だからたまたま
そうだったかわからないが、簡単に会釈して
インナーを読む。
雨が降り出した。CDは「アニタ・オディ」に変わる。女性ジャズ・ヴォーカリスト。
確か1枚アルバム持ってた気がした。「シングス・ウイナーズ」だったか。
初めて聴いたのは、ニューポート・ジャズ・フェス(真夏の夜のジャズ)
だったと思う。今日の1枚は「ディス・イズ・アニタ」。これもVERVEだ。
インナーを読む。55年録音。
「バークリー・スクエアのナイチンゲール」が印象的。
数曲流れて左端の彼女は席を立って、オーナーに
短く挨拶して帰っていった。地元の人なのだろうか。
曲が終わってから席を立ったから、きっと慣れている
リスナーなのではないかと思った。スマートな
立ち居振る舞い。なかなかやるな~。さて、これからは
オーナーとサシだ。
アルバムの録音にもよるが、マッキンとJBLは、ストリングが
金物っぽくて、エイジングが進めばききやすくなるのかどうか。
ホーンやピアノの表現はなかなかなものがあるから、
盤を選ぶかもしれない。慣らしはじめなので、まだまだ
音は変わり作られていくのだろうな。
1時間過ぎたので、コーヒをおかわりすることにした。
豆も水も吟味されている。なかなかおいしい1品だった。
オーナーはJBLを背にしてお客さんを見ながら、
出入り口ドアをみながら、音を聴いている。
なかなか珍しいスタイルかも。
今日の最後の1枚になるか・・・。
The Ben Webster Quintet - Soulville (Verve) 1957
<externalvideo src="YT:valDuyzY-V4:D">
Ray Brown bass
Herb Ellis guitar
Stan Levey drums
Oscar Peterson piano
Ben Webster tenor saxophone, piano
1曲目のリラックスした、ソウルヴィル。
これを聴いたら、もう、ヤラレタ気分。
サム・テイラーより上品だけれど、こういう
ホンカーは大好きだったりする。
Verveはこういう上質なエンタメを作るのが
旨いレーベルだった。わかりやすい。これにつきる。
眉間にしわ寄せて教条主義的に聴くジャズではない。
このCD1枚通してかけてくれてそれ聴いて今日は閉店。
18時に終わる。ハーブ・エリスのギターの音が時々つぶれる
どうしたJBL。他のとこで聴いたものもつぶれてたから、
きっとマスター・テープの問題かもしれない。
オーナーに「堪能しました」とお礼をいうと、
どこから来ましたか?とお名前は?と聞かれた。
ふつうはお名前まで店で聞かれることはない。
地元民でないので、足しげく通う事はできないけど、
でもまた来ることを伝えた。
選曲はオーナーが。リクエスト・ノートはない。
ナウ・プレイングの表示はあり、ジャケットの掲示はある。
飲み物のみ。隣のパン屋さんで購入したものはこの店で
イート・インできる特典がある。
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