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ヤニック・ネゼ=セガン指揮 ルツェルン祝祭管弦楽団 ブルックナー8番

2023-09-09 21:43:24 | 音楽夜話(クラシック)
9月8日3-5
france musique


1ブーランジェ:悲しみの夕
2ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調


ヤニック・ネゼ=セガン指揮 ルツェルン祝祭管弦楽団
2023年8月19日ルツェルン、ルツェルン文化会議センター


1曲目は悲哀のある曲。ブルックナーとは違う表現だけど、
短調特有の悲しみが感じられた。


8番。
セガンの棒にオケはきちんとついてきて演奏している感じがする。
重すぎず軽くない。このバランスがいいと思う。
終楽章の大団円最後の小節の和音にティンパニー1発。
このキメ技が決まって終演。拍手が起こるのはそれから少したってから、
フライング・ブラヴォーなんてない。この演奏がよかった証拠だ。


ブルックナーは誰もが受け入れられるものではなく、ある意味
小数派なのだ。別に趣味だから、何を聴いてもいいのだし、
好きずきという事で、かたずけてしまう。
ブルックナーの曲はオルガン・サウンドが基礎になっているような
所がある。オルガン編曲Verもあるくらいだから、オルガンで
聴くとそれも納得できたりする不思議な曲だったりする。
ブルックナーの沼だったりする。


ここのところ配信もあり、聴きすぎの感がある。そんなに
いくつも聴けるものではない曲。ちょっと、間を置くことに
するか。


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