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先輩の葬儀に参列した。

2023-02-26 08:04:52 | 旅は道連れ世は情け
先輩の葬儀に参列した。


享年66歳。まだ、若い部類に入るだろう。周りの参列者が、「まだ若いのに早かった」というような
話をしていた。


肺がんを患い一時は軽快したものの再発してしまった。それで逝去された。
告別式はキリスト教式だった。
これは、初めて参列する形式だった。仏教式は何度かあったが作法もわからず
ネットで調べた。数珠はいらないことが分かった。献花することも分かった。
礼服着用で参加。


牧師さんの導入で式が始まる。聖書引用の解説があり、故人が生前愛唱されていた
讃美歌の斉唱、聖書の解説があり、牧師さんの故人や参列者に向けた説教があり、
ここで個人の略歴と、教会に対する奉仕貢献が語られた。キリスト教者として、どのような
生きざまだったか、一般生活にどう般化されていたか。神に召される前はどうだったか。
ある意味克明に語られた。それだけ奉仕された生涯だったし、ぶれることがない。聖書に
基づいた生活をされていたのだろうと思う。異教徒にはわからないキリスト教者の世界が
あった。一般生活ではそれがトラブルの元になることもあった。こちらはわからない世界なので、
その世界を言われても同調できないこともあった。敵もいただろう。しかしながら、それが先輩の
生きざまだった。それが感じられたのは、式が終わって、もやもやした気分で一日を終え、
翌日になってからだ。自分の中で反芻しなぜを繰り返し、何か解決を見出したのは、よかったかも
しれない。そういう方だったのだ、信仰に基づいた生活をされていただけだったのだ。
その信仰の深さは、仕事だけの付き合いではほとんどわからなかった。多面性を持つ方だった。
「人は見かけによらない」また一つ学んだ。




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