MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

Helsinki Baroque Orchestra

2019-08-02 08:48:14 | 音楽夜話(クラシック)
Panorama

Helsinki Baroque Orchestra
Das Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks,
renommierte Pianisten, Kammermusikensembles und mehr
- Montag bis Freitag, ab 14.05 Uhr auf BR-KLASSIK

Solisten: Pauliina Fred, Flote; Aapo Hakkinen, Pierre Hantai, Cembalo

Johann Sebastian Bach: Orchestersuite Nr. 2 h-Moll, BWV 1067;
Konzert c-Moll, BWV 1062;
Sonate A-Dur, BWV 1032;
Konzert C-Dur, BWV 1061

Aufnahme vom 25. April 2018 im Auditorio Nacional, Madrid
Anschliesend ab ca. 15.10 Uhr:

Frederic Chopin: 24 Preludes, op. 28 (Claudio Arrau, Klavier)

Helsinki Baroque Orchestra
http://www.hebo.fi/

「ヘルシンキ」ってどこだっけ?から始まる。歳は取りたくないもんだ(>_<)。
フィンランドを思い出し、シベリウスの国だという事を思い出し・・・。
北欧でも古楽やってるんだ・・・。という至極浅い認識でごめんなさい。

バイエルン放送協会のプログラムで、「Helsinki Baroque Orchestra」の
演奏会の模様を放送していた。ネットラジオの聴取。
自分の好きなプログラムだったので、録音して聴いた。

管弦楽組曲第2番 BWV1067
編成
フルート(フラウト・トラヴェルソ)
ヴァイオリン 2パート
ヴィオラ
通奏低音(チェロ、コントラバス、チェンバロで演奏される)


たぶんバッハの管組の中では一番聴いた1曲。頭から尻尾まで、
きちんとあんこの入ったたいやきのような演奏だった。

1曲目の「序曲」からスタッカート気味の、古楽風の演奏。
2曲目のロンドも柔らかく、3曲目のサラバンドは少し重め。
4曲目のブーレは急緩急でうまくまとめられ、5曲目のポロネーズは
中間部でそれまで旋律をとっていたフルートが美しいオブリガートに回る
という役柄を演じ、曲に華を添える。
6曲目メヌエット。短調でそれまでの曲の雰囲気を引き継いでいくような
演奏だった。
7曲目「バディネリ」ともいうが、「戯れる」というような意味を持つ。
ここでは、フルートの妙技を見せる演奏もあるものの、アンサンブル重視で、
なかなか味のある演奏を聴いた。好きな演奏の部類。聴けて良かった。


映画「カモメ食堂」は、この国で撮られたという。確かレンタルして観た記憶がある。
淡々とした静かな作品だった。


コメントを投稿