バイエルン放送協会ネットラジオ放送より
ベートーヴェン・ブラームス・ドヴォルザーク 名交響曲3題
・ Ludwig van Beethoven: Symphonie Nr. 6 F-Dur - "Pastorale"
(London Classical Players: Roger Norrington)
ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
80年代に録音された古楽の奏法に法った演奏だったりする。
オーケストラの伝統的な演奏と対峙した、ある意味違った解釈での
演奏は当時賛否両論だったと思う。
ノリントンは録音当時「ベートーヴェンの交響曲のメトロノーム指定に
忠実に従った演奏」だったのだそうだ。
しかしそれを面白いと思ったリスナーもいた。そののち古楽の奏法に従った
録音も増えていったのには、何らかの必然があったのだろうと思う。
ヴァージン・レ―ベルで廉価盤になった時に、タワー・レコードで全集を
購入した記憶がある。ガーディーナーとかノリントンとか当時話題になって
いたと思う。
なにか懐かしい。いまではもっと過激なベートーヴェンも聴こうと思えば
聴ける時代。ベートーヴェンも「友よこんな音ではない」と頭を抱えるか、
ニコニコしてしまうか・・・。答えは闇の中。
Beethoven Symphony No.6 in F Major, Opus 68 'Pastoral'_1st movement
https://www.youtube.com/watch?v=r9oP2xXwbsI&list=RDr9oP2xXwbsI&start_radio=1#t=10
ブラームス 交響曲第2番。
Johannes Brahms: Symphonie Nr. 2 D-Dur (Mariss Jansons)
Das Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks,
いつ収録された演奏会か不明。大きなホールの、音響もいいところで
録られたような録音。アナウンスが、ルツェルンと言っているのが
聞こえるのだけれどそれ以外は不明。2012年のイースター音楽祭
だろうか・・・。
この曲はブラームスの田園交響曲ともいわれる。
ニ長調という明るい調性も効果的なのか、ふくよかなホールトーンとも
相まって聴きやすい。いかにも放送収録という感じでヤンソンスって、
こういう演奏する指揮者なのかとも思ったりする。
それほど仕掛けして驚かせるわけでもなく、でも、聴かせどころは
わかっている。歌うところは歌う。真摯な演奏。わかりやすくはある。
終演後、間髪入れずにブラヴォーが飛ぶ。十八番なのかも。ある意味熱演。
他の収録より
Brahms Symphony No.2 op.73
Mariss Jansons, conductor
Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
https://www.youtube.com/watch?v=uW7BYXTl4Fc
ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界」
ORF Radio-Symphonieorchester Wien leitung: Gábor Káli
Antonín Dvořák: Symphonie Nr. 9 e-Moll - "Aus der Neuen Welt"
Aufnahme vom 3. August 2019
「ハンガリーの若手指揮者 ガボール・カーリ は、17/18シーズンを名誉ある
ネスレおよびザルツブルク音楽祭若手指揮者賞を受賞し、高い 評価で 終了しました 。
そのため、2019年の夏にザルツブルク音楽祭に戻り、コンサートやCD制作で
ORFラジオ交響楽団ウィーンを指揮します。」HPより。
今年のザルツブルグ音楽祭での演奏。彼のレパートリー表の中にこの曲があり、
もしかするとこの曲のセッションが、CDになるかもしれず、割とオーケストラを鳴らし、
メリハリをつけ、張り切って演奏している感じで、2楽章の「家路」も
それほどメランコリックにならず進んでいった。
演奏後の聴衆も湧いていてブラヴォーも飛んでいた。
幾多の名盤がある中で、自分の演奏をその中に入れ込んでいくこと大変な世界では
あるけれども、頑張ってほしいもの。
ベートーヴェン・ブラームス・ドヴォルザーク 名交響曲3題
・ Ludwig van Beethoven: Symphonie Nr. 6 F-Dur - "Pastorale"
(London Classical Players: Roger Norrington)
ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
80年代に録音された古楽の奏法に法った演奏だったりする。
オーケストラの伝統的な演奏と対峙した、ある意味違った解釈での
演奏は当時賛否両論だったと思う。
ノリントンは録音当時「ベートーヴェンの交響曲のメトロノーム指定に
忠実に従った演奏」だったのだそうだ。
しかしそれを面白いと思ったリスナーもいた。そののち古楽の奏法に従った
録音も増えていったのには、何らかの必然があったのだろうと思う。
ヴァージン・レ―ベルで廉価盤になった時に、タワー・レコードで全集を
購入した記憶がある。ガーディーナーとかノリントンとか当時話題になって
いたと思う。
なにか懐かしい。いまではもっと過激なベートーヴェンも聴こうと思えば
聴ける時代。ベートーヴェンも「友よこんな音ではない」と頭を抱えるか、
ニコニコしてしまうか・・・。答えは闇の中。
Beethoven Symphony No.6 in F Major, Opus 68 'Pastoral'_1st movement
https://www.youtube.com/watch?v=r9oP2xXwbsI&list=RDr9oP2xXwbsI&start_radio=1#t=10
ブラームス 交響曲第2番。
Johannes Brahms: Symphonie Nr. 2 D-Dur (Mariss Jansons)
Das Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks,
いつ収録された演奏会か不明。大きなホールの、音響もいいところで
録られたような録音。アナウンスが、ルツェルンと言っているのが
聞こえるのだけれどそれ以外は不明。2012年のイースター音楽祭
だろうか・・・。
この曲はブラームスの田園交響曲ともいわれる。
ニ長調という明るい調性も効果的なのか、ふくよかなホールトーンとも
相まって聴きやすい。いかにも放送収録という感じでヤンソンスって、
こういう演奏する指揮者なのかとも思ったりする。
それほど仕掛けして驚かせるわけでもなく、でも、聴かせどころは
わかっている。歌うところは歌う。真摯な演奏。わかりやすくはある。
終演後、間髪入れずにブラヴォーが飛ぶ。十八番なのかも。ある意味熱演。
他の収録より
Brahms Symphony No.2 op.73
Mariss Jansons, conductor
Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
https://www.youtube.com/watch?v=uW7BYXTl4Fc
ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界」
ORF Radio-Symphonieorchester Wien leitung: Gábor Káli
Antonín Dvořák: Symphonie Nr. 9 e-Moll - "Aus der Neuen Welt"
Aufnahme vom 3. August 2019
「ハンガリーの若手指揮者 ガボール・カーリ は、17/18シーズンを名誉ある
ネスレおよびザルツブルク音楽祭若手指揮者賞を受賞し、高い 評価で 終了しました 。
そのため、2019年の夏にザルツブルク音楽祭に戻り、コンサートやCD制作で
ORFラジオ交響楽団ウィーンを指揮します。」HPより。
今年のザルツブルグ音楽祭での演奏。彼のレパートリー表の中にこの曲があり、
もしかするとこの曲のセッションが、CDになるかもしれず、割とオーケストラを鳴らし、
メリハリをつけ、張り切って演奏している感じで、2楽章の「家路」も
それほどメランコリックにならず進んでいった。
演奏後の聴衆も湧いていてブラヴォーも飛んでいた。
幾多の名盤がある中で、自分の演奏をその中に入れ込んでいくこと大変な世界では
あるけれども、頑張ってほしいもの。
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