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ナタリー・シュトゥッツマン指揮フィラデルフィア管弦楽団演奏会 ブルッフ & 「新世界」

2023-03-10 07:35:31 | 音楽夜話(クラシック)
3.6
ブルッフ:クラリネット、ヴィオラと管弦楽のための協奏曲 ホ短調 op.88
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 op.95「新世界より」
リカルド・モラレス(クラリネット)
チャン・チョンジン Choong-Jin Chang 張忠鎮(ヴィオラ)
ナタリー・シュトゥッツマン指揮フィラデルフィア管弦楽団
2022年12月1-3日 フィラデルフィア、ヴェライゾン・ホール


ブルッフというとスコットランド幻想曲くらいしか聴かないけれど、
本日は、違う協奏曲だ。なかなか歌う旋律がよく、ソリストも
表現の幅があるので引き込まれた。シュトゥッツマンはそのあたりを
拾うのが上手いと思う。よく歌わせ引き立てている。いい演奏に思う。


指揮者に移行してから、名曲を丹念に拾ってプログラムにかけている。
何を得意とする以前に色んな曲にチャレンジして磨きをかけている感じだ。
熱量もあり、聴かせるので、引き込まれる。プログラムに上がっているときは
見つけては聴いている。


「新世界」  
演奏が出来上がっていてよい。歌っているし、流れもある。この指揮者の
特質がよく出ているような感じがする。ドヴォルザークの曲がよくいかされている
と思う。




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