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佐渡裕指揮ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団演奏会 マーラー交響曲第7番ホ短調「夜の歌」

2023-03-31 18:47:17 | 音楽夜話(クラシック)
3.31
02:30-04:00 19.30-21.00 ORF


 マーラー:交響曲第7番 ホ短調「夜の歌」


佐渡裕指揮ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団
2023年2月25,26日 ウィーン、楽友協会大ホール  ムジークフェラインザール


けがの1月くらい前の定期か。マーラーの長帳場。
テンシュテットもインバルも、師匠のバーンスタインのアルバムも聴いたことなくて、
マーラーの7番はある意味最近聴き始めた感がある曲で、まだ、全貌がつかめていない。
けれども個人的に聴きやすい曲なのではないかと思う。難解と思われる方も多いようだけれど、
音楽的なオケの鳴りとか旋律美とか、内容云々しなければ、聴きとおすことはそれほど
難しくない曲なのではないかと個人的には思う。好き嫌いはあるけれど、5番を最初聴いた
時よりもある意味とっつきよかったのはなぜなのかわからないけれど、旋律がしつこくないというか、
鳴りすぎずに次に行くみたいなところがあるので、それが難解に結びつくのか、個人的には
適度の浸り方で次に行くので、あまり拘らず粘らずに進むところがほかの曲とは違う様な
気がする。長いのは致し方ないが、気合入って調子よければ聴きとおすこともできる。
3楽章を中心にシンメトリカルになっているのもある意味個人的には好感が持てる。
確かに終楽章はほかの楽章とは違い、エネルギーも違う方向を向いている感じもするけれど、
それもマーラーであるということを知れば、聴きとおせる。
今日は佐渡さんと手兵のウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団で、師匠の演奏を聴いたことないけれど、
かぶりの大きいどちらかというとおおらかな部分が聞き取れる熱演だったような気がする。お疲れさまでした。


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