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ヴァシーリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団演奏会プロムス2021

2021-08-05 17:48:01 | 音楽夜話(クラシック)
8月5日


03:30-06:00 19.30-22.00 BBC3 BBC Proms 2021: Vaughan Williams, Respighi and Mendelssohn
Vaughan Williams, Respighi and Mendelssohn


ヴォーン=ウィリアムズ:トーマス・タリスの主題による幻想曲


イギリス音楽お国ものでなんとなくオケとあった感じ。イギリス音楽だなと思う。


レスピーギ:グレゴリオ聖歌風協奏曲 P.135   


というとリュートのための古代舞曲とアリアと、ローマ3部作を聴いたことがあるくらい。


このVn協奏曲は初めて聴く。1-2楽章は瞑想的というか浮遊感があったりする。
独特の曲調を持つ。1楽章終盤のカデンツァは庄司さんも頑張って弾いていた。
2楽章の後半から、Vnソロの聴かせ場がある。ここでも、庄司さんは美音を聴かせた。
終楽章は、それよりもはっきりした現実的な曲調で、中華風の旋律が
あったり、グレゴリオとは少し違う風情を持つ。なかなか実演もないのかもしれない。
これを取り上げるのは、異国情緒を含めて冒険かもしれない。30分程度の曲。




アンコール:イザイ:無伴奏Vnソナタより


メンデルスゾーン:交響曲第5番 ニ長調 op.107「宗教改革」


ある意味一番安心して聴けた曲。知っている曲だからというのもあるのかもしれないけれど、
つくりがしっかりしていて、聴かせどころもわかっておりまとまっている。
ドレスデン・アーメンが聞こえてくると、来た来た~と思ってしまうし(笑)。
最後、盛り上げてくれたのはありがたかった。
76年生ペトレンコはロシア系イギリス人指揮者。アルバムはロシアとイギリスもの中心にある。




庄司紗矢香(ヴァイオリン)
ヴァシーリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
2021年8月4日 ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールから生中継



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