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アンドレイ・ボレイコ指揮 ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団演奏会

2022-05-02 15:25:01 | 音楽夜話(クラシック)
4月30日


02:00-04:30 19.00-21.30 Polskie2 マエストロ・カジミエシュ・コルドを偲んで


シマノフスキ: ヴァイオリン協奏曲第1番 op.35
マーラー: 交響曲第5番 嬰ハ短調   13330
アウグスティン・ハーデリヒ(ヴァイオリン)
アンドレイ・ボレイコ指揮ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
2022年4月29日 ワルシャワ、国立フィルハーモニーから生中継


2021年4月29日没、90歳。


ベートヴェン交響曲全集 グレツキ3番 ワルシャワ・フィルとの録音が多そう。
ワルシャワ・フィルとは24年の音楽監督。
シマノフスキは同団体との録音がある。
マーラーなどは手がけていたかどうかわからないけれど録音はなさそう。
アンドレイ・ボレイコは19-20からの同団の音楽監督。
ショパンコンクールの協奏曲での伴奏団体としても有名。
シマノフスキ―はこの団体での初演(1922年)作品。


「レパートリーは幅広く、なかでもチャイコフスキーやブルックナー、
マーラーなど、オーケストラの機能性を活かした作曲家の作品と相性が良い」Wiki。
確かに、今回の様なプログラムはお手のものかもしれない。
映画音楽とか、その意味では現代の音楽も手掛けており、そのあたりの感覚は高いのかも
しれない。細かなフレーズも丁寧に演奏でき、バランスの良いダイナミックレンジの広い
演奏を可能にしている。現代、ポーランドの代表団体の一つとして君臨しているのもわかる。


マーラーは少しゆったりしたテンポで進んでいった。現代のオーケストラという感じがする。
ベルリンフィルの様なスーパーではないけれど、上手い団員の集まりの様な感じもする。
国立ということもあり、ある程度予算がついて潤沢に運営されているのかもしれない。
そんな精度の高いマーラーを聴いた。アルバムを聴いているような、完成された1曲を
聴いている。かと言って息苦しいところはない。ある意味味のあるマーラーだった。


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