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ダヴィド・フレイ(ピアノ)クラウス・マケラ指揮ヴェルビエ祝祭管弦楽団 バッハBWV1052 マーラー5番

2024-08-03 09:03:43 | 音楽夜話(クラシック)
8.2


01:30- 18.30- medici.tv
Klaus Mäkelä conducts Bach and Mahler — With David Fray


02:30-04:30 20.30-22.30 RadioRomania


バッハ:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052
ソリスト・アンコール:バッハ・ゴルトベルク変奏曲 BWV 988よりアリア


マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調




ダヴィド・フレイ(ピアノ)クラウス・マケラ指揮ヴェルビエ祝祭管弦楽団
2024年8月1日 ヴェルビエ、サル・ド・コンバンから生中継


ダヴィド・フレイ(ピアノ)は、1981年フランス生まれの43歳。
新人の枠を抜け出し、バッハ・モーツァルト、シューベルトなどの
アルバムを出している。彼の右にはウイルヘルム・ケンプがいて、
目標に置いているという。
バッハの場合はチェンバロ協奏曲になるのだろうけれど、ピアノで
取り組んでいる演奏家もおり、スペシャリストも割といる。


その中の一人になれるかどうかそのつもりがあるかどうかは別として
割と音の立つようなチェンバロを思わせるスタッカートの効いた
演奏のように思えた。彼自身協奏曲集を弾き振りでアルバム化しており、
今回は弾き振りなのかわからないけれど、あまり、ロマン派の様な
表現が顕著というわけではなく、どちらかというと、アンコールの
アリアの方が、その表現の様な感じは聞き取れた。


ここのところ評価の高い、クラウス・マケラ。こういう祝祭管弦楽団の
様なところの仕事も受けてしまう。若いうちはこなしておく必要が
あるのかもしれない。それもマーラーだ。ユースオケとはいえ、鍛えられた
若者集団で構成されているオケ。アベレージは超えてきている。
マケラの指揮も細かく入っており、何ら遜色ない演奏。たいしたもの。
最後のところは急激にスピードアップして変化をつけ終演。
会場も沸いていた。



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