■福島民友・・・・憲より現状解決を」 不平等感じる被災者
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故以降、多くの県民が仮設住宅などでの不自由な避難生活を強いられている。さらに原子力災害や避難に伴い仕事を奪われ、居住地などの違いで賠償に差が生じるなど、憲法の3原則の一つ「基本的人権の尊重」が等しく保障されているかどうか、疑念を抱く被災者も少なくない。そうした中で高まる憲法改正をめぐる論議。県内被災者はどう受け止めているのだろうか。
富岡町から郡山市の借り上げアパートに避難している女性(77)は「町の除染は進んでいないし、自分が現在置かれている不安だらけの現状を考えると、国は自分たちの基本的人権の尊重について、どう考えているのかと考えてしまう」と長引く避難生活に率直な気持ちを吐露した。会津若松市の仮設住宅で生活する大熊町の木幡ますみさん(57)も、「基本的人権の尊重」が保障されていないと感じている。「またどこかで原発事故が起きれば多くの人が避難しなければいけない。私たちが何で逃げているのかということをもっと分かってほしい」と訴える。郡山市の富岡町富田仮設住宅自治会長の遠藤武さん(69)は「(憲法改正よりも)目の前のこの理不尽な状況の解決が先だ」と、国会での論議に疑問を呈する。
(2013年5月3日 福島民友ニュース)・・・・・・
ほんとうにそうだ。憲法で保障された基本的人権がふみにじられたままの福島原発事故。
ところが安倍政権は原発再稼動、原発輸出、そして憲法改憲で緊急事態の時には国民の権利を制限したい、そのためにまずは96条改憲だ、などなど・・・・・被災者のみなさんを放置する政治を参院選で変えましょう。
★
昨日は憲法記念日。わたしも参加する9条の会がアオッサ県民ホールで憲法記念日のつどいを開催し、県内各地から350名がつどいました。講演は愛知大学法学部の長峯教授。列車事故で開会時刻ぎりぎりの到着でどきどきしました。お話しは、比ゆも豊富につかって押し付け憲法論のおかしさを明らかにするなどわかりやすい講演でした。
右翼団体の宣伝カーも会場もまわりをぐるぐる宣伝していました。
その後は、市民グループのよびかけでの憲法改悪反対のデモ行進。これも100名以上が参加し、市民にアピールしました。参加されたみなさん、ありがとうございました。
草の根から憲法9条守り、いかす運動に県内各地でがんばっていきましょう!
夕方からは、原発ゼロめざす金曜行動に参加しました。
充実した憲法記念日でした。
長峯愛知大学教授が講演した憲法記念日つどい
★
マスコミ各紙でも報道され、昨日の赤旗でも報道された福井市のアオッサでおこった、「憲法条文撤去事件」。広範な怒りがひろがっています。
テレビや新聞でも憲法改憲が参院選の争点と報道されています。
ひとりひとりの思想信条や表現の自由が「抑圧」される時代を再現させてはなりません。
今回の福井市でのピースアート展で、「憲法条文を書いた書」が、「思想的」などと最初、展示が認められなかったことは、多くの方々に「改憲の先取り的な動き」と受けとめられました。
昨日は、憲法の改悪に反対し9条を守る福井県共同センターが県や福井市から管理を委託されている「株式会社 管財ファシリティ」に対し、「今回の貴管理組合がおこなった制限に抗議し、直ちに利用制限を撤回するとともに、展示物を元に復し、今後かかる行為をおこなわないよう要請する」との文書をとどけ、抗議をおこないました。
抗議申し入れは、共同センターの松原事務局長がアオッサにある管理事務所・管財ファシリティに対しておこないました。
国民をしばることをめざす憲法改憲、9条改憲で戦争する国づくりは許せません。
その先取りも許せません。
こういう問題は、ひとりひとりが「わがこと」と捉えることが大切ですね。
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故以降、多くの県民が仮設住宅などでの不自由な避難生活を強いられている。さらに原子力災害や避難に伴い仕事を奪われ、居住地などの違いで賠償に差が生じるなど、憲法の3原則の一つ「基本的人権の尊重」が等しく保障されているかどうか、疑念を抱く被災者も少なくない。そうした中で高まる憲法改正をめぐる論議。県内被災者はどう受け止めているのだろうか。
富岡町から郡山市の借り上げアパートに避難している女性(77)は「町の除染は進んでいないし、自分が現在置かれている不安だらけの現状を考えると、国は自分たちの基本的人権の尊重について、どう考えているのかと考えてしまう」と長引く避難生活に率直な気持ちを吐露した。会津若松市の仮設住宅で生活する大熊町の木幡ますみさん(57)も、「基本的人権の尊重」が保障されていないと感じている。「またどこかで原発事故が起きれば多くの人が避難しなければいけない。私たちが何で逃げているのかということをもっと分かってほしい」と訴える。郡山市の富岡町富田仮設住宅自治会長の遠藤武さん(69)は「(憲法改正よりも)目の前のこの理不尽な状況の解決が先だ」と、国会での論議に疑問を呈する。
(2013年5月3日 福島民友ニュース)・・・・・・
ほんとうにそうだ。憲法で保障された基本的人権がふみにじられたままの福島原発事故。
ところが安倍政権は原発再稼動、原発輸出、そして憲法改憲で緊急事態の時には国民の権利を制限したい、そのためにまずは96条改憲だ、などなど・・・・・被災者のみなさんを放置する政治を参院選で変えましょう。
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昨日は憲法記念日。わたしも参加する9条の会がアオッサ県民ホールで憲法記念日のつどいを開催し、県内各地から350名がつどいました。講演は愛知大学法学部の長峯教授。列車事故で開会時刻ぎりぎりの到着でどきどきしました。お話しは、比ゆも豊富につかって押し付け憲法論のおかしさを明らかにするなどわかりやすい講演でした。
右翼団体の宣伝カーも会場もまわりをぐるぐる宣伝していました。
その後は、市民グループのよびかけでの憲法改悪反対のデモ行進。これも100名以上が参加し、市民にアピールしました。参加されたみなさん、ありがとうございました。
草の根から憲法9条守り、いかす運動に県内各地でがんばっていきましょう!
夕方からは、原発ゼロめざす金曜行動に参加しました。
充実した憲法記念日でした。
長峯愛知大学教授が講演した憲法記念日つどい
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マスコミ各紙でも報道され、昨日の赤旗でも報道された福井市のアオッサでおこった、「憲法条文撤去事件」。広範な怒りがひろがっています。
テレビや新聞でも憲法改憲が参院選の争点と報道されています。
ひとりひとりの思想信条や表現の自由が「抑圧」される時代を再現させてはなりません。
今回の福井市でのピースアート展で、「憲法条文を書いた書」が、「思想的」などと最初、展示が認められなかったことは、多くの方々に「改憲の先取り的な動き」と受けとめられました。
昨日は、憲法の改悪に反対し9条を守る福井県共同センターが県や福井市から管理を委託されている「株式会社 管財ファシリティ」に対し、「今回の貴管理組合がおこなった制限に抗議し、直ちに利用制限を撤回するとともに、展示物を元に復し、今後かかる行為をおこなわないよう要請する」との文書をとどけ、抗議をおこないました。
抗議申し入れは、共同センターの松原事務局長がアオッサにある管理事務所・管財ファシリティに対しておこないました。
国民をしばることをめざす憲法改憲、9条改憲で戦争する国づくりは許せません。
その先取りも許せません。
こういう問題は、ひとりひとりが「わがこと」と捉えることが大切ですね。