昨日は打ち合わせや議員団会議、視察などでした。
視察は福井市の「ふれ愛園」を西村公子、鈴木正樹両市議とともにたずねました。
今村園長、黒田副園長らにご説明と施設案内をしていただきました。ありがとうございました。
施設は養護老人ホームと児童養護施設が併設されています。養護老人ホームは定員100人で65歳~93歳の71名が入所、児童養護施設は40人定員で2歳~18歳までの17名の入所です。
こどもさんの入所理由で一番多いのは「虐待」ということで胸がいたみます。施設見学の際には元気な笑顔に出会うことができましたが、一日もはやく家族で暮らせる日を、と願います。
施設職員のみなさんも親御さんとの関係など緊張する場面もあるとおもいます。県の総合福祉相談所などとの連携で取り組まれていますが、いっそうの体制充実も求められているのではないでしょうか。
また、子ども達の施設が「耐震C」ということで2000万かけて耐震工事がおこなわれた内容も視察させていただきました。「今朝も地震がありましたので、工事がおわって安心です」とおっしゃられていましたが、ほんとにそうですね。
★
日銀が無制限の金融緩和政策にふみだし、家計や地方財政への影響も懸念されます。
日銀が購入する国債の量に上限がなくなり、政府がすすめる新幹線やダムなど不要不急の大型公共事業推進を後押しするとなれば、国債下落と金融システムの不安定化につながる危険が指摘されています。また、マネー供給を増やしても、国民は消化できず、バブル投機資金となり、国民の生活実体はよくならないまま、物価は上昇をつづけ、結果として生活実態は悪化する、と指摘されています。
慶応大学の金子勝教授は、「日銀が長期国債や株価指数連動型上場投信等の買入れ増加を決めマネタリーベースを倍にするとし円安・株高が進んだ。黒田日銀総裁は99~03年に財務官3年半務め、内閣官房参与もやり金融緩和で円安・株高を演出した。ますます小泉時代とそっくりに。だが、日銀が金融緩和しても銀行から先にお金が回らず、日銀に約50兆円近くがブタ積みになっています。米国経済の回復も鈍い。バブルを作りだして金を回すつもりでしょうか?円安・株高に酔っているうちに、日本社会が壊れた小泉時代の再来かも?小泉「構造改革」期に、円安・株高で企業決算が表面上黒字化したが、企業は内部留保をため込み、技術開発投資・設備投資をせず、スパコンや半導体から各種電機製品に至るまで、日本製品は世界シェアを急速に落とし、規制緩和中心の「成長」路線で格差と貧困は深刻化し「失われた20年」になった」と、懸念しています。
いま、求められるのは「株価があがった!」云々というマネーゲームと消費税大増税・国民負担増というかつて日本経済と国民生活を沈没させた政策の蒸し返しではなく、国民・中小企業の実体経済の向上と、幸福こそ追求されるべきです。
視察は福井市の「ふれ愛園」を西村公子、鈴木正樹両市議とともにたずねました。
今村園長、黒田副園長らにご説明と施設案内をしていただきました。ありがとうございました。
施設は養護老人ホームと児童養護施設が併設されています。養護老人ホームは定員100人で65歳~93歳の71名が入所、児童養護施設は40人定員で2歳~18歳までの17名の入所です。
こどもさんの入所理由で一番多いのは「虐待」ということで胸がいたみます。施設見学の際には元気な笑顔に出会うことができましたが、一日もはやく家族で暮らせる日を、と願います。
施設職員のみなさんも親御さんとの関係など緊張する場面もあるとおもいます。県の総合福祉相談所などとの連携で取り組まれていますが、いっそうの体制充実も求められているのではないでしょうか。
また、子ども達の施設が「耐震C」ということで2000万かけて耐震工事がおこなわれた内容も視察させていただきました。「今朝も地震がありましたので、工事がおわって安心です」とおっしゃられていましたが、ほんとにそうですね。
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日銀が無制限の金融緩和政策にふみだし、家計や地方財政への影響も懸念されます。
日銀が購入する国債の量に上限がなくなり、政府がすすめる新幹線やダムなど不要不急の大型公共事業推進を後押しするとなれば、国債下落と金融システムの不安定化につながる危険が指摘されています。また、マネー供給を増やしても、国民は消化できず、バブル投機資金となり、国民の生活実体はよくならないまま、物価は上昇をつづけ、結果として生活実態は悪化する、と指摘されています。
慶応大学の金子勝教授は、「日銀が長期国債や株価指数連動型上場投信等の買入れ増加を決めマネタリーベースを倍にするとし円安・株高が進んだ。黒田日銀総裁は99~03年に財務官3年半務め、内閣官房参与もやり金融緩和で円安・株高を演出した。ますます小泉時代とそっくりに。だが、日銀が金融緩和しても銀行から先にお金が回らず、日銀に約50兆円近くがブタ積みになっています。米国経済の回復も鈍い。バブルを作りだして金を回すつもりでしょうか?円安・株高に酔っているうちに、日本社会が壊れた小泉時代の再来かも?小泉「構造改革」期に、円安・株高で企業決算が表面上黒字化したが、企業は内部留保をため込み、技術開発投資・設備投資をせず、スパコンや半導体から各種電機製品に至るまで、日本製品は世界シェアを急速に落とし、規制緩和中心の「成長」路線で格差と貧困は深刻化し「失われた20年」になった」と、懸念しています。
いま、求められるのは「株価があがった!」云々というマネーゲームと消費税大増税・国民負担増というかつて日本経済と国民生活を沈没させた政策の蒸し返しではなく、国民・中小企業の実体経済の向上と、幸福こそ追求されるべきです。