みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

佐野美術館のひなまつり展と能面展

2005年02月11日 | アート・イベント
 映画を見た後、三島の佐野美術館へ行きました。
目的はひなまつり展と併設展の能面展です。ここの美術館は刀剣コレクションで有名なのですが、能面も所蔵しているそうです。そして、昨日の新聞で、地元中学生が体験学習の一環で、展示を企画したという記事をみて、この展示があることを知り、せっかく近くだしということで行って来ました。

 ひなまつり展も、古いものばかりで、今あるような雛人形とはちょっと違っていて、かなり面白かったです。段飾りじゃなくって、寝殿造りの屋敷に飾ってあったり・・・大きめのお雛様も素敵でしたね。
 鼓を始めるようになってから、雛人形ではやたらと五人囃子が気になるようになってしまって、我が家の五人囃子、謡・笛・大鼓・小鼓・太鼓なんですけど、昔のは雅楽の楽器を持っているのが多いと思いました。

 能面展ですが、展示品は「喜怒哀楽と変化」に分かれて展示してありました。小面と中将の面は上と下から見てみようと、いうコーナーになっていました。能面も角度によって表情が違いますから、そういった企画でした。これはなかなか面白かった。私が見ている限り、みなさんかがんで見ていたりしてましたよ。今回の展示でも見て思いましたが、やはり能面は面白いなと思いました。同じ女面でも全然違うし、いろんな表情がありますからね。
 美術館の所蔵面の冊子(画像)を買ったので、じっくり読んでみようと思います。

佐野美術館HP

映画『オペラ座の怪人』二度目

2005年02月11日 | 映画(DVD含む)
地元の映画館では、金曜日がレディースデイ。
朝一番の回(9時から。)に行こうと思い、映画館に向かいました。
人が少ないのかと思いきや・・・そんな物好きな方はたくさんで(笑)
席を選ぶのに苦労いたしました・・・。

二度目ともなると、展開も分かるのですが、やっぱりどうしても観たくて・・・。
舞台が一番良いけれど、舞台と違う箇所を観たくなってしまったのです。
最後の老ラウルのところとか・・・。
(これはあまりにもネタばれなので、書きたくても書けない・・・・。)

観ながら思いましたが、やっぱりファントムは良い男すぎます(笑)
仮面を取った素顔も、舞台よりは全然怖いという感覚がない。
やっぱりむしろ、模型とか作っちゃう方が怖いよっていう・・・
でも手紙とか、バラに黒いリボンつけたり、マメったいですよね。
それと、前述の模型とかなんですけど、ちょいと「説明くさい」とも思うのです。
映画ならではのシーンとか、もちろんよかったんだけれども、(墓場やマダムの回想場面)
映画では省かれているシーンがないのが、ちょっと説明不足のところだったりもする。
特に『ドン・ファンの勝利』の開幕前のところとか・・・。
ラウルが「その時がきたら、発砲しろ」というようなところとか。
「ここだ、ファントムがいるぞ〜」というところとかないのがね、、、、。
あと、リハーサルのシーンとかも・・・・。
挙げたらキリがないのだけど・・・

最後の隠れ家の場面ですが、三重唱なのに、字幕で追われていない部分もあり
ちょっと残念。私の頭の中は四季版とロンドン版の歌詞がベースにあるので、
自動変換していましたが・・・・(笑)

そんな事を考えながらも、やっぱり「オペラ座の怪人」はいいな〜と思います。
怪人が猿のオルゴールに向かって歌い出すところから号泣していましたからね・・・。
やっぱり魅力溢れる作品ですね