みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
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『オペラ座の怪人』はやはり凄い

2005年01月15日 | ミュージカル
約2年ぶりに四季『オペラ座の怪人』を観てきました。
東京公演、すなわち生オーケストラでのオペラ座は初めて見ましたが、
やはり、これは生オケで観るべき演目ですね。
でも、気のせいか音が少し小さい?!
開演前からのオーケストラのチューニングとかが好きなんですよ。
私の席は2階4列でしたが、2階は視界良好!!舞台全体が無理なく見渡せ良いです

やはり何度観ても、というかオーバーチュアの音楽とシャンデリアとで
一気にオペラ座の世界に引き込まれ、鳥肌が立ちます。
この為にも、オペラ座を見に来た甲斐があります。

今回は3度目の高井ファントム。お初の石丸ラウルに佐渡クリスを鑑賞しました。
2年ぶりに観るせいもあるとは思いますが、
高井ファントムは進化していました!!!!
開演したばかりだからでしょうか?!終始、歌声も安定していましたし、
何よりも表現が豊かになったのではないのか?と思いました。
静岡の頃より、京都、さらに観ていませんが福岡を経て、
なおかつ、他の役も経験して、かなりステップアップされたのでは?!と思いました。
より、クリスティーヌへの切ない愛、歪んだ心、切れ具合、そして色気も出ていました。
特に「ポイント・オブ・ノー・リターン」はかなり危険な香り漂うエロさでした(笑)
全身が黒のフードで覆われているのに、あのフェロモンの具合は何で???という。
手?歌?!いや、その両方ですね。
「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」も切ないのよね・・・。
特に♪私に触って欲しい、私に委ねてほしい・・・というところ・・・。
母の愛さえ受けることのなかった怪人の、精一杯の愛情表現が痛いのですよ・・・。

あと、今まで私はラウルにときめいたことはなかったのですが(笑)
石丸ラウルにときめきました
自分がクリスティーヌでもないのに、本気で怪人とラウルの間で揺れました(爆)
ちなみに、最後のシーンの罠にかかってしまった時、髪が乱れて前髪が垂れてしまうのですが、
それすら格好いい(笑)きっとそれは、石丸幹二だからなせる技ですね。(笑)
ラウルが男前だから、よけいに怪人が嫉妬しちゃうというのが分かりますね。

佐渡クリスティーヌは、大人っぽかったです。
メイクも声も。でも、私は嫌いじゃないですね。歌も上手いし。
ただ、やっぱり村田さん切望・・・・。

最後の怒濤の10分間は、いろんな感情が交錯し、私も彼らの感情を考え、
結局は怪人に感情移入してしまい泣いてしまうのですが・・・・
そして、奥が深いからこそ、何度みても飽きないのだと思います。
来月また見に行きま〜す