ミヤソノブログ

美味しいものと、趣味の演劇・美術鑑賞、
そして浪費コレクションの一部を公開。
たまに日記あり。

これ簡単、美味しい。

2009年09月25日 | おうちごはん
ブログにて、アイスネタを書き綴っていてふと気づく。

「これだけ甘いものを欲していて、毎日のように食している。
 これが家で作れたら、いつでも食べられるじゃないか。」

というわけで、友人のブログで紹介されていた、クックパッドレシピの牛乳プリンを作ってみる。

必要なものは、牛乳と砂糖とゼラチン(あればバニラエッセンス)だけ。
それだけなのに、なんだか素朴でおいしい!
そして経済的。たぶん、3つで120円くらいの計算じゃないかな。

これの牛乳の分量を半分とか、三分の一くらいを生クリームにしたら
もっとまったりした「濃い味」になるし、
アーモンドエッセンス入れたら杏仁豆腐ですね。

しかし…
なんで今まで「デザートを自分で作る」って思いつかなかったんだろう!!

私の実家では母が手作りデザートするのが結構日常的だったのに。
娘はそれに甘んじて(?)いまさら気づくという…。はは。

次はこんなのも作ってみよう♪

凝りだしたら、しばらく続けるのが私。
だいたい作るのが夜中なので、ぼんやりしていたのか黒糖入れちゃった。
黒糖牛乳プリンになりました。

…うーん、見た目考えると白いお砂糖のほうがよいかもしれません。

このプリンにイチゴとかフルーツのせたらちょっとお客さんにもいいよね。
ぜひ一度どうぞ。


妻有アートツアー

2009年09月21日 | 遊びごと
せっかくのシルバーウィークということで。
友人6人と新潟県 妻有へアートツアーにいってまいりました。

妻有は2000年からトリエンナーレが行われていて、
棚田にアートがたくさん置いてあります。
すでに夏のトリエンナーレは終わってましたが、たくさん置いてあるアートを
みようということで参戦。
(大地の芸術祭 秋版 はこちら)

もう、本当に行ってよかった!!!

金色に光る稲穂と、棚田。
景色がすでに最高なところにうまく共存しているアート。
天気もよかったこともあって、秋の自然の良さをすべて堪能しました。

300もの作品があるので(!)当然1泊二日じゃ見られないのですが、
その中でも体験できてよかった!と思える作品が多かったです。
(現代美術って好みがものすごく反映されるものだけど、
 今回は自然とうまく共存してたからか、みながよいと思える作品が多いのか、 
 「こ、これは…ないな…」というものが少なかったです)

自然を活かすことはアーティストも当然年頭にあるわけで。
タイヤでできたブランコやら、木登りをして楽しめる場所のアートもあり
アートだけでなく、自然遊びもたくさん行えました。
(異常にテンションあがって、木登りしちゃったワタクシ。
 川に足浸したり、かえるちゃんを探したり、久々無邪気に遊べた感が。)


そして、妻有はアーティストの作品である「家」に泊まれる場所としても注目です。
今回私たちは、学校をリノベーションした「三省ハウス」に宿泊したのですが、
本当に小学校の良さをそのままに、ちゃんと現代人にも過ごしやすい環境を作ってくれていて満足。
小学校の時につかっていた椅子で食べるごはんは
地元の「おかあちゃん」(と呼びたい)が作ってくれる食事が中心。
もちろん美味しい!当然お酒がすすみます。(笑)


他にも、作品でもあるジェームス・タレル「光の館」にも宿泊可能なので、
次回はこちらに泊まって堪能したいものです。
(こちら、時間の都合で見学ができなかったのです。残念)

自然とアートを存分に堪能できる。
交通の便などの不便さはたくさんあっても、
私たちが旅行で訪れた場合には、不便を感じさせない状態になっている。
(アート施設の御手洗いが基本的にきれいだった事に驚き)
2000年から9年続けてきた結果が、
今こうして観光客を呼べる状態にできている。

でも、これはきっと、「ようやくスタート」なのかもしれません。
これから、ずっとアート村として直島のようなブランド力をつけられるか。
維持し続けていけるか。
それでも自然や今まで暮らしていた人との共存をうまくできるか。
それが今後の課題なんでしょうね。
でも、とっても期待大。
こうした活性化されつつある村が増えるのが大事ですから。



・・・
そんな旅行、帰り際になったら、みんなと別れるのがさみしくなっちゃったりして。
東京駅降りて、さらに飲んじゃったりして。
こうゆう気持ちになるのも、よい旅だったという事よね。


金曜のコットンクラブ

2009年09月18日 | 観劇、感激
シルバーウィーク前日の金曜は当然ウキウキ。
同期のS氏、yao-minさんと3人でコットンクラブでのテリーキャリアのライブに。

開始が遅めだったので、tokia地下の居酒屋にて一杯。
ほろ酔い気分での、テリーキャリア。
席はなんとステージ真横。
テリーキャリアの横顔が堪能できました。(笑)

ライブは、渋いの一言につきます。
スローモーな動き、味わい深いボーカル、
バックバンドもいい味出してるおじ様ばかり。
でも、楽しそうなんです。

しっとりとした金曜の夜。

コットンクラブ、実は初めてだったのですが、
大人な空間をしっかり作り上げていて、素敵。
そして何より、どの席も客席が近いです。
ヴォーカル真下の一番前の席で、泣いちゃってる男性もいたくらい。


今度も来てみよう、とスケジュールをふとみると、MAZE。
あっ!ファンクもありなのね!!
ライブ映像みたら…すごい盛り上がってる。
実はファンク好きなのです。私。
こんなのいったら大変。勝手に盛り上がります。(笑)

今後はちゃんとチェックしなければ。

ザ・ダイバー

2009年09月16日 | 観劇、感激
本日は友人とノダマップ「ザ・ダイバー」を見る。
初顔合わせの方あり、ノダマップが始めての方あり。

私はお芝居好きなので、比較的どんなものでも見ていて楽しいけれど、
芝居にあまり触れていない方だと、
最初に見た芝居が好みでないと、その後芝居を見なくなるという傾向がある。

それをよくわかっているので、妙にドキドキ、
でも、ノダマップには妙な確信もあり。

皆さん、ぐったりしてましたが、「よかった」と言ってもらえて、ひとまず安心。
こちらもうれしくなる。
でも…そのあとの飲みでは、この話をドップリ…とはならず。
だって…ズシーンと重すぎるんだもの。

内容は能曲「海人」と「源氏物語」のエピソードを現代社会で起きた
事件にとりこみ…(中略)…犯罪者の精神分析という形をとりながら、
事件の核心に迫る構造はサスペンス的で…(HPより)。

その現代社会の事件が、もう重い。
ですが、色恋部分は女性なら感情移入しちゃいます。きっと。
なので、余計見ていて疲れるのです。(よい意味で。)

あまりに迫りくる、ぐったりする、鬼気迫る芝居は久し振りで興奮。
その興奮はライブに行ってウキウキの興奮ではなく、
「すごいもの見ちゃった…忘れない…忘れられない…。」と唸るもの。

※最高の賛辞のつもりです。

大竹しのぶという女優さんはすごすぎです。
あの芝居、しのぶさんじゃなきゃできません。
ロンドンの役者さんはもっと論理的に演じていたそうですが、
大竹しのぶの浮遊感や、ころころ変わる表情、何より目がその役になる。

松尾スズキさんの「女教師は2度抱かれる」でも思ったけれど、
可愛いけど、怖さは破壊力すら感じます。

野田さんという天才と、大竹しのぶさんという女優さんが
ぶつかり合って、寄り添って、出来た作品というのは
こんなに衝撃を与えるんだなあ。

大竹さんだけではなく、北村有起哉さんのもて男演技の素晴らしさや
(だって、私だって、源氏素敵って思っちゃったもんね!
 そしてそのあとの非道さや情けなさも最高に腹立ったしね!!)
渡辺いっけいさんの刑事がいてこその芝居だなーと。

これこそネタバレですが、野田さんの最後の叫び声も、
あまりにソレの声で、そんなことにもすごいと思ったりして。
(それは、「パンドラ」で古田さんが叫んだ「アーーー」=サイレン に近い)


私は野田さんファンなので、毎度熱くなってしまい、
野田さんと同じ時代に生きたことに感謝しちゃいますが、
今回も同じく。

ずっしりなこの芝居、見れてよかった。

酔っ払いついでに、暑苦しくてごめん。

年間販売、頼みます。

2009年09月14日 | アイスを愛、す。
基本的に、アイスは数個買って帰るミヤソノです。
特に夏は必須。
生菓子もいいけど、いつ食べてもいいスイーツというところが安心。(何が?)

しつこいようですが、私のキング オブ アイスは
森永の「チョコモナカジャンボ」なので、これは絶対購入するとして、
コンビニだったら、ガリガリくんやら、ハーゲンダッツ新作やら。
スーパーだったら、パピコやらサクレやらジャイアントコーンを購入します。

…一般同世代女子より、アイスを食してますね、間違いなく。

パピコといえば、私はホワイトサワー味。
チョコ味は、昔は食べてたのかもしれないけど、大人になった今は
シャーベットなのにチョコってなんか違和感あって。

ヨーグルトのような、ヤクルトのような、
なんともいえない「乳製品らしい酸味」と「シャリシャリしすぎないなめらかさ」
「まろやかさ」がよいんです。
パッケージも懐かしさ満点で好き♪

ところが、先日コンビニにて「パピコ バニラのジェラート」を発見。
ん?ホワイトサワーと見間違えるじゃないさ、と思っていたら。

な、なんと、ホワイトサワーって夏季限定なのね!?

ということは今年は食べおさめ、なのね!?


えー!!いやん!!!


みんなサワーっぽい味って、夏しか食べないの??
冬、チゲとか食べたあと、さっぱりしたい時、これ食べたら
すっきりするよ~!?どうでしょう?

年間販売、希望します。




夢の国の生き物

2009年09月08日 | アクセサリーなど
洋服などは、好みとその人のライフスタイルが反映する。

「ミヤソノさんの私服は…なんというか激しいね」などと
上司に言われていた過去が懐かしいくらい、
今はコンサバ大好き、でも外勤なので、かっちりめのワードローブです。
たまに個性的な洋服を合わせても、「激しく」逸脱はしてない…つもり。
(何より、激しい格好や個性的な格好に憧れてはいても、
 似合っているかと言われれば「???」だったからです)

ですが、洋服以外に
「ああ、この人、こうゆうの好きなんだ!」とわかるものがある。

それは「携帯ストラップ」。

洋服じゃトライできなくても、携帯だったらハズシもあり。
ギラギラしてても、キャラクターものでも、
全くこだわらなくても、なんでもあり。

厳しい顔したサラリーマンが、娘さんにもらったであろう「キティちゃん」つけてたら
なんだかほのぼのしませんか?
特に女性はわかりやすいような気がします。

私は、携帯もやっぱり「キラキラ」重視なのですが、
とうとう、ここまできました。(笑)

私がお世話になっているかかりつけセカンドオピニオンさんが
コラボで作っている「鯉ストラップ」。
その方は鯉の写真をライフワークで撮ってらっしゃるんですが、
その鯉が妖艶で、なんともいえずエロティックで素敵。
その様を江戸つまみ細工職人さんとのコラボで作成されているんです。

見た瞬間から一目ぼれ。予約でお願いしていたのがとうとう届きました!
可愛くて、可愛くて、テンションアーーーップ!!

赤やゴールド、プラチナ、ピンクなどあるのですが、
ちょっとお願いしてプラチナ+ピンクで作ってもらいました。
そしたら、色合いが夢の国の生き物のように出来上がっていて、
それもかなり好みです。

写真ではわかりづらいかもしれませんが、側面なんて、
もー、キラキラ×10!びっしりとラインストーンが付いてます。
ラインストーンは水をイメージされているそうです。

携帯に、でっかくて、キラキラひかる鯉をつけている人がいたら、
それは、私です。

ここからどんな人柄がわかるかって?
うーん。
派手好きな夢見る夢子。
ってとこでしょうか。



社会復帰

2009年09月07日 | 他愛ないこと
久々に社会復帰いたしました。
今週はゆっくりシャバになれることにします。(笑)

備忘録として。

・どこでも、小さな「日本の縮図」ができる。
・どこでも、口うるさいお局ちゃんはいる。(笑)
・仕事の仕方って大事だなあと思う。
 やっぱり、どんな仕事でも笑顔で、一生懸命ほこりをもって行う。
 だって、お金もらってればプロなんだもん。職種じゃないよー。
・あんなに「若いのに」「若いから」と言われることは、もうないと思う。(爆)

しかも、この1~2週間前に、不思議なことがたくさん起こって。
すべてにたいしての理由が自分自身でわかって、勝手に納得。
ま、私が勝手に理由づけてるだけかもしれないけれど。
すべては偶然じゃなく、必然。そう思うとつながる。

なんという、スピ話はこの辺で。

***

社会復帰するまでは時間がたくさんあったので、
本をゆっくり読めました。

女子本、セレブ本、エッセイ、久々マンガ など、
軽やかなジャンルのものを読んで、楽しめました。

ですが、私自身がセレクトした本が…
ちょっと元気な時にすればよかったと思うものばかりでした。(爆)

中では、好きな本谷有希子さんが岸田國士戯曲賞を受賞した、
『幸せ最高ありがとうマジで!』 、面白かったな。

彼女の芝居は結構前から見ていて、
今ほどちゃんとしたお話ではなかったけれど、
「同世代の演劇界を引っ張りそうな人、発見!」と思った。

個人的には、「殺伐とした、でもドロドロのエロ」表現がどうしても苦手で。
それに関してはものすごく小心者なので、ポツドールとか見れないし(笑)、
つい目をそむけがちになる。
(でも同世代劇作家の毛皮族は好き。エロが前向き、女性的エロだからかも。)

本谷さんですらも、私にとって結構ぎりぎりですが、
ドキドキしつつ、やっぱり好きです。

何より彼女の作品は、性格の悪い人 か 性格に欠落のある人 しか
出ていないのです。
特に女性。
ね、興味出てくるでしょ。(笑) 

本谷さん、毎回毎回岸田戯曲賞ノミネートされてて、
ようやくこちらで受賞されていて。
ずっとノミネートしていた芥川賞も受賞近い、か?