ミヤソノブログ

美味しいものと、趣味の演劇・美術鑑賞、
そして浪費コレクションの一部を公開。
たまに日記あり。

外食の喜びふたたび

2011年03月23日 | お外ご飯
地震から1週間たった21日。
相方の誕生日。
でも軒並みお店は閉まっていてプレゼントも買えない。
時期も時期だけれど、お祝いだし、外食して明るい気持ちにしたい。
というわけで、予約していた日本橋のメルヴェイユに。

空いているかと思いきや、満席ではないものの、結構お客さんが入っている。

私たちは前菜とお肉メニューが選べるBコースに。

メニューは

アミューズ:パルメザンチーズのブリュレ/クリームチーズのタルト

前菜:アナゴと新ごぼう、フォアグラのフリットカレー風味を
   シェリー酒で出来たソースで(なんだか味が蒲焼風!)

魚:金目鯛のグリル コンソメトマトソース

肉・ウズラのグリル(だったと思う。中にフォアグラが入ってます)

デザート:チョコバナナタルト
    (サクサクのサブレの上にチョコレートのガナッシュ、バナナピューレの
     混ざった生クリーム!こってるねえ。)

とても美味しく頂き、少しだけお酒を飲んで気持ちをゆるゆるにし、
本当に楽しい気持ちで食事をしました。

でもやはり、お野菜や調達できない食材もあったようで、
影響はたくさんあるようでした。

こんなに外食して、温かい、明るい気持ちになることの幸せをとても感じた3時間。


また、別の話。
少し場所をあけて隣の席。
男性・女性が食事をしている。

地震について、やはりお話していて、本当に大変だったとか、
その時間の職場の様子だとかを話していた。
でもなんとなく会話がぎこちなく感じた。

デザートに差し掛かるところで、男性プレゼント。
「ホワイトデーのお返しやで」

うーん、この緊張感・・・?

紙袋はデパートのものなのだけど、内側から、あの見慣れたエメラルドグリーンが見える。

開ける彼女。

やっぱり、やっぱり、のティファニー。
中には指輪。

「結婚してほしいんや・・・」

初めて、人のプロポーズ場面を垣間見ました。

女性の声が小さすぎて、なかなか結果が聞けず、
かつずっと男性が「考えとってや」と言っているので、
こりゃ、ダメだったのか、とドキドキしてましたが、
相方いわく、大丈夫だったけど、どうやら転勤するようで、それについてきて
もらえるか聞いていた様子。


やっぱり地震後のような本当の恐怖に合った時、
本当に大事なものがわかったり、
もう後悔したくないから告白しようという人が出たり、
逆にこの関係は本物じゃないと気付いてしまう人もいるだろうし、
淘汰されていると思う。

カップルが分かれたり、結ばれたり、こうして結婚を約束したり、するのは
多少地震も影響しているのではないかな。

私の周りもこれがきっかけではないかとしれないけど、
人生の岐路や転機が訪れている人が多い。
年齢?それだけではきっとない。

本当に大切な人・情報・状況を選ぶことができるように、
クリアな思考と状態に持っていくことが大切だろう。



当たり前の毎日は、当たり前ではない。

2011年03月22日 | 他愛ないこと
3月11日からかなり日にちが経ちました。

その日はちょうど会社にいて、嬉しく、でもドキドキするメールをもらったところ。
私の高揚感を他人に悟られまいとしていたところ。

社内は信じられないくらい揺れ、悲鳴もあがった。
驚きすぎて、ぼんやりしてしまう。
リアルに机の下に入ったのは初めてのこと。

私のドキドキがおさまらず、こっそりワンセグをつけて、
初めてその被害の大きさの一旦を知る。

怖かった。

結局その日は会社に深夜まで。
わが社は社内にとどまってもよいということで、
温かい部屋のソファーで過ごす。

同期との会話も、その部屋も、設備も、
すべて当たり前のものだったはずなのに、当たり前ではないということと
こんな形で知るなんて。

一週間経って、地震の事を忘れさせてくれる状況になったはずなのに、
やっぱり余震があるたびにドキドキがおさまらないのは
その時の衝撃が体に緊張感を与えているのですね。

毎日を感謝しながら。
でも、あくまで今までののんきに楽しんいた日々に戻れるように。




結婚式 ドレスについて

2011年03月07日 | 結婚式列伝
式場が決まって一番に探しにいったのは…そう、ドレスです。

子供のころから姫様みたいにドレスを着るのが夢だったんですもの。

花嫁特権、だけでなく、昔からドレスカタログやらドレス写真集を見るのが大好きだった私は
ゼ○シィやら○○ウエディングやら見るのはテンションの上がる作業。

ドレス決定するにあたり、重要視するポイントをあげてみた。
(最後はもちろん直観だけど、軸がぶれないようにね)

①自分に似合うこと
②トータルバランス
③式場に似合うこと
④後々見返しても「これでよい」と思えるもの

…こだわりぬいた割に、普通の解答?
いえいえ。

ドレス選びで私が間違えそうなこと。
それはすべて好きなもので盛り盛りにしてしまい、結局まとまりがなくなること。
それだけは避けたかったし、怖かった。
だって、せっかく吟味して選んだ意味がなくなってしまうではないか。

すべてはバランス。

となれば、ドレスは小物でいくらでもアレンジできるシンプルなもの、
ラインがきれいなことが重要。

あと、あとからみてもよいと思えるかは、「私の中でのスタンダードなもの」かどうか。
ずっと昔から自分が好きなものを選べるようにした。

そして最も私が気にしたのは、「素材」。

よく日本のドレスショップにあるアノ素材、
ワシワシとした手触りで、真っ白にオーロラがかった、アノ生地。
はっきり言うと、アノ生地が私は好きではない。

というか…。
なぜ日本のドレスショップはあの素材のものが大半なのですか!?と問いたい!(笑)

なにより、日焼け肌、むっちり体型の私にはどうも似合わない。

というわけで、シフォンならやわらかく、ハリある素材ならシャンパン寄りの白、など
素材が好みのところを探すことに。

そのすべてをかなえてくれるドレスショップに、
私は1件目で出会ったのだった。

それは、 LES NOCES さん。
実はホテル提携のドレスショップで一番最初に見学にいったお店。

こちらに決めた理由は、ショップの装飾もシンプルで好みだったこと。
シンプルで素材もよく、何より「どれも品が良かった」こと。

そして…
私の担当Sさんと趣味を共有しやすかったことです。

前にも書きましたが、
「信頼できるプロに出会う」ことが如何に重要か、今回ほど強く思うことはなかった。
最終的に自分が決めるし、私なんかは自分の決断じゃないと嫌、くらいなんですが(笑)
それでもやっぱり、信頼できるセンスをお持ちのプロの意見の裏付けがほしかったり、
プロのアレンジで格段によくなったり、
プロがいるからこそ安心して取り組めたりするものなのだ。

そしてやっぱりプロってすごい。
ちゃんとスペシャルにしてくれるんですから!


長々、しつこく語りますが、
実際選んだドレスについては、また次の話で。






久々ネックレス

2011年03月06日 | アクセサリーなど
ふらふらと銀座を。

セレクトが好きなクルーンアソングにウィンドウショッピング目当てで入る。
ふらふら。

するとストール探してたのに気付けばこちらのネックレスが気になる。

イニシャルネックレスって気になっている割に、
なんだか気恥ずかしくてつけられなかった。

なんというか、私のイニシャルはSなので、形としては綺麗だけど
RやAほどデザイン性のある「文字」じゃないし、
どれだけ自分アピールなんだよ、と自意識過剰この上ない感覚が邪魔をする。

ま、あとは流行りすぎているというのも気になる。

ですがこちらはクリスタルの上にイニシャルなのでかなりさりげない。
クリスタルだから肌馴染みよくてつけてますよ感も低い。
そしてなにより、値段が手頃だった。

ので、初のイニシャルネックレスを手に入れる。


が。
全然知らなかったんですが、これ、ダイアンヤンというブランドのものらしく、
セレブのだれそれが御用達だ、スタイリストだれそれさんが紹介だとか書いてある。
(私のデザインとは違うものですが)


万が一、これがものすごーく流行ったりしたら、やっぱり、ちょっと、嫌かもなあ…
でも、ああ、そうだよなあ、だって可愛いもん、と少し誇らしげな自分も。

女子特有の「私が見つけた特別感」と「でも誰かと趣味を共有したい気持ち」が一緒に。

好きなお店を共有したいけど、あんまり教えたくない気持ちと一緒。

でも結論、自分が気に入っている、というのが一番。