小さい我が家が世界の私

　　一人では何処へも出かけられ無い私。活動していた頃は青森の全国大会や北九州の
　日本女性会議・長野とか尼崎その他出掛けたが今は昔、今日息子に行きは送ってもらって
　帰りはごろごろを押して帰ることにした。ゲンキの前を通って帰って来たがどうにも
　ゲンキにはよれなかった。足がもつれて漸く帰って来た。
　そんな思いでクリニックへ行って来たのに聞こえない夫はそれで何でも出来ると思うようで
　クリニックより遠いところまで買い物に行って来いと言う。行けないので野菜を刻んだのを
　ごまドレッシングに合えトマトとキュウリこのキュウリはとても綺麗なもので美味しそう。
　と思って居たのに今日になったらもう中が黄色くなっていて食べられずに捨てた。
　タマネギのおみお汁と漬け物キムチ漬けが出ていたがそれだけで実に淋しい夕ご飯だった。
　包丁が使いにくいため何にも出来ない。
　箸使いがづらくてご飯をつまんでいるが頭の中では何でも出来るのにやろうとしたら何にも
　出来ない。情け無いが今の私はこれが限度である。
　これでも頭の中では暖かくなったら日帰りでいいから旅をしたいと思うがケアセンターの
　お花見さえ出来るかどうか？歩いては行けそうにない。車椅子に乗せて貰っていくのもなあと
　思って居る。私だけなら食事にしてもお休みに息子に買ってきて貰ってと思うが
　男の人は中々である。ヘルパーさんをと言ってもがんとして駄目だと言いその時は家の
　ことはすると言いながら流しの掃除をしたのが気に入らなかったのだと思うがまだ終わった
　わけではない人様に見せられない。見ないようにしていようも限界である。
　主婦がこんな状態になると大変だと思う。世の旦那様方奥さんを元気にいて貰うように日頃から　お手伝いをなさって下さいと言いたい。勿論ご自分のために・・・