Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

ケセラセラ

2012-09-03 18:38:09 | Weblog
 僕は他人から理屈っぽい奴だと見られることが多いけど、そう言われるにつけ「全然そんなことないのになぁ……」とやるせない気持ちになる。

 例えば、よくいるじゃん。歴史モノのドラマやアニメを観ながら、時代考証がどうだとかケチを付けちゃう奴。単純に自分が歴史に疎いからかもだけど、そういう人間とは仲良くなれる気はしないし、ぶっちゃけ面倒くさいと思ってしまう。

 むしろオレは筋が多少違っていようが、楽しければ何でもありだという考えだから。だってさ、もし黄門様がiPhoneを使ってたら逆に面白くね? 助さんと格さんにマップ系のアプリでお茶屋を探させたり、ツイッターで「印籠なう」とか呟いたりしたら最高じゃね? 「予定調和なんてぶっ壊してナンボ」というのが自分の一貫したスタンスだ。

 時々思うのは、オレって他にも誤解されてる部分がたくさんある気がする。「悪ぶってるけど本当は優しいよね」みたいなことを言う奴もいるけど、そんなことはないんだって。もしそう見えるとしたら、善人を装うことが自分にプラスに働くと判断したまでなんでさ。どんなお世話になった人だろうが恩を仇で返すことに躊躇はないし、場合によっては裏切ることさえも厭わない人間だ。

 ここに再三書いてきた、高校時代に友達の相談に乗ったという話だって同じ。恩を売っておけば何がしかの還元があると思って話を聞いたわけだけど、あいつがオレの期待に沿えるような人間じゃなかったから、最後はこっちが一方的に見限ってやった。それをイジメと呼ぶならイジメなんだろうし、上手いこと退学を免れてよかったと心から思う。

 それからオレが思慮深い人間だというのも勘違いだね。物事を突き詰めて考えることはまずないし、基本、細かいことで悩んだりもしない。だからこそ3年以上もニートを続けているわけで、もし少しでも考え込む性格だったら学生の間に然るべきアクションを起こしていただろう。当時も、そして今も、「まぁどうにかなるでしょ」という楽観的な思考が根底にある。

 この先、ホームレスになることがあっても、自分はそれを一切の葛藤もないままに受け入れるんじゃないかな。そもそも人間嫌いなオレにとって駅でのひとり暮らしなんて究極の理想なんでさ。傍から見れば寂しい人生に映るかも知れないけど、オレの人生はオレのものだから他人にどう見られようが関係ないし、気ままに生きた結果として火傷を負ったところで決して悔いたりはしない。

 オレはそんな風にこれまでを生きてきたし、そんな風にこれからを生きてゆくのだろう。所詮そんな人生だって。


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