Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

漫才32~2007年総括~

2007-12-31 12:23:58 | 漫才
「今年も残り僅か。忘年会シーズン真っ盛りだな」
「そうだね。お酒を飲んで、1年の嫌なことを吹き飛ばしたいね」
「オレもカラオケに誘われたりするけどさ、毎回、歌える曲が少なくて苦労するんだよな」
「お前は最近の歌に疎いからな」
「“おふくろさん”も歌えなくなっちゃったしね」
「森進一か! のっけからくだらないよ!」
「しかし、2007年もホントに色々あったな」
「激動の1年だったね」
「個人的に印象的だったのはメガ○○ブーム」
「ああ、マクドナルドのメガてりやきバーガーとか」
「それからメガ牛丼とかね」
「うんうん」
「あとはメガペニスとかね」
「それは言わないよ!」
「揚げ句にゃメガヴァギナなんて。ガバガバで気持ち良くないってのよな」
「訳が分からないよ!」
「ちなみにオレの下半身は、よく“メガクリトリス”なんて言われるけど」
「それは暗に小さいって言われてるんだよ!」
「今年の世相を表す漢字には“偽”が選ばれたけど、食品偽装も話題になったな」
「そうだね。不二家から始まって、ミートホープ、赤福、比内地鶏、吉兆と次々飛び火した」
「はっきり言えば、それだってまだ氷山の一角なわけだろ?」
「まぁその可能性は高いかもね」
「不祥事を抱える会社の割合は、ホンジャマカのエアホッケーの勝率くらいらしいぜ」
「それじゃあほとんどじゃねぇか! いくら何でもそこまで多くないよ!」
「じゃあ女性ゲストが2人の時に、ホッケーの相手に石塚が指名される確率くらいか」
「よく分からないよ!」
「しかしね、ホントに偽装は多いからね。オレも、この間スーパーに行ったら、食品のラベルが改竄されているのを見つけたし」
「お前、見ただけで分かるのかよ」
「中国産のアジのラベルに、中国産マグロと書いてあった」
「産地じゃなくて、そっちの偽装か! 見りゃ間違いに気付くからどうでもいいよ!」
「それから中国製のトレーナーに“アジデス”てのもあった」
「それは観光地でよく売ってるアディダスのパロディじゃねぇか!」
「しかし今年も多くの著名人がこの世を去ったね」
「ああ、黒川紀章とか阿久悠とかね」
「それから西鉄ライオンズの稲尾投手とか」
「はいはい」
「あとは何と言っても、オレ」
「唐突にツッコミづらいことを言うなよ!」
「毎年、今年こそは死ぬか、あるいはクスリをやろうと思うんだけど。なかなかきっかけがなくてね」
「きっかけがあったらマズイだろ!」
「しかし、一番の衝撃を受けたのはZARDの坂井さんだな」
「入院していることすら公表されていなかったしね」
「ファンのための追悼式もやってたけど、すごい人数だったね」
「ヒット曲もたくさんあるし、容姿も端麗だったから、多くの人に愛されていたんだろうね」
「で、その追悼式ではグッズの販売もあったけど、中にはバカ野郎がいてね、値切ろうとする奴がいたらしい」
「そうなの」
「あまりにしつこいんで、終いにゃ売ってる人もキレたそうだよ」
「へぇ」
「『まけないで!』って」
「それが言いたかっただけだろ! 長々と作り話をするなよ!」
「最後に、これは最近の話題だけど、叶姉妹の姉、恭子のお父さん逮捕されたらしいね」
「そうそう。お金を貸してくれなかったことに激昂して、傘で娘を殴打したんだね」
「あれだけリッチな身なりをしてるんだからさ、少しくらい貸してやりゃあいいじゃねぇかよな」
「まぁねぇ……」
「膿の親なんだしさ」
「それを言うなら産みの親だろ! 何だよ、膿って」
「化膿姉妹だけに」
「いい加減にしろ!」


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