ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

キジバトの受難。

2015-12-10 10:35:14 | 家庭内野良荒鳥
曇り。

気温が低く、ほとんどがスズメだが、
ようやく人家にメジロ、シジュウカラが遊びに来るようになった。
そのうちに写真に撮れるくらい一日いるであろう。

えらく寒いにかかわらず、旧ちゃん新ちゃんは元気に水浴び。


ぬれねずみな新ちゃん。

あたち達も猫みたいにシンクロするの。





身づくろいに余念のないマメ女子。

今日はカリフラワーの外葉をあげてみる。



雄同士でラブラブ。

昨日何十年とともに暮らし、何回も修繕した鳩時計を2つ泣く泣く捨てたせいか???
いつも被写体になっていてくれていたキジバトさんが、
午前中11時、さっきまで庭で餌をついばんでいたのに、
正午に、生ごみをコンポストに空けに行くと、庭で猫にやられてうずくまっており、
左の羽が完全にダメ、→慌ててとっさに金魚用の網で捕獲、
我が家に保護されているが、生きるかどうか。

少しずつ庭を整理して、敵が解る様に、見晴らし良くしていた途中なのだが、
見晴らしが良くても、逆に猫も襲いやすいのか。
(金魚の池に関して直径2mの枠が付けられずに、隠れられるように表面を梅花藻だらけにしている。)
よく「小鳥を猫から取り上げて、生きて放してあげて良かったー」というが、
それでも大概の鳥は生き延びられない。
我々でも猫に引っかかれると化膿したり、重篤になる様に、
小鳥は、猫に噛まれて傷口に菌が付いた時点で、菌が廻り危機なのだから。

とにかく薄暗く安静にし、ひたすら基本の基で温めている。
助かるとは思えないが、
ウズラの色と似ているので、自分の仲間だと思って、安心してくれると嬉しいのだが。
運よく生きられれば、我が家にウンコ製造機という生命が一つ増えるだけだ。
(猫6匹、鳥9匹)
その製造機の拭き掃除のためにも(特にきーじ)、頼んでいたB級品トイレットペーパーが今日どっさり到着。


キジバトはことわざどおりの豆鉄砲を食らったような瞳で我が家の8匹の鳥達を眺め、

殆ど動かず、

自分を慰めるようにグーグー時たま鳴く。
鳩の記憶力は素晴らしいので多分顔見知り?ではあるが、野鳥が私に慣れているわけではない。
生まれて初めて、カゴやらプラスチックや、ペットシーツなどの人工物、
慣れない物と音に囲まれて、心理的には怖くてたまらないと思う。
また、飛べないだけでも、いつもの庭であっても、パニックになっていた。
明日から大雨になるという、
せめてもの慰めが、同じ死ぬにも、傷つきながら冷たい冬の雨に打たれなくて済む、
身体的苦痛は少ないだろうと言う事だ。
ちょっとのタイミングで保護出来てよかった。
(あと数分早ければ襲われず、ゴミ捨てが遅ければ、鳩に気が付かずに死んでいるというところか。)
猫ボラは無理だが、自分はいずれ野鳥のボラになりたい、年齢を重ねるにつれ、そう思うようになった。
でも、今回は鳥だが、庭で大病をしているのが猫であっても、今まで通りに拾う。

野良猫を拾い、去勢してどんどん家の猫にしてきた、
子猫は多分可愛いだろうが、自分の猫から産ませるなんて一度もなかった。
少ない飼い主の席を自分が奪ってはいけないと思う。
猫は大好きである。
猫が公園猫やら、地域猫はかまわない、危害を与えられたニュースに怒りを感じる方だ。
だけれども、小動物がいる場所が、
無責任に飼われている猫、捨てられた猫だらけで、追われて無くなるのは嫌だ。

そういう意味でも、野良猫→せめて、さくらねこにし、一代限りにしてくれる活動はありがたい。
地域猫の去勢、不妊に頑張っている関係者様、先輩方、本当にありがとうございます。
コメント
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