ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

善意に包まれて

2014-11-03 09:43:52 | 猫病気
みじめは夜も普通にすごし、

朝は順調に日向ぼっこ、



午後2時の排尿をしたあたりから呼吸苦があったので「これまでか」と酸素室に入れた。

(あとで先生に「排泄の時は血圧が変動するのですか?」質問すると、変動するし、特におう吐の時そうなって動物は急変して亡くなりやすいのだそうだ。弱っている動物を生かそうと思って無理に強制給餌も考え物だと思った。)
幸いテントから抜け出さないで何とか寝てくれていたが、「明日の受診は命がけだろう。」と覚悟していた。
私はお休み中で出かけられている先生が無事お戻りになって夜診察してくださるのは、三連休で道路が混んでいて難しいだろうと感じていたし、あまりにそのお話は申し訳なさすぎていた。
おりしもアメリカの11月1日に安楽死を決断していて、その後一時思いとどまった脳腫瘍の若い女性が死を選んだとのニュースがテレビで流れており、たかが猫の癌一つでも、もう完治どころか末期であり、その処し方で身につまされていた。

夕方電話が鳴ってみじめの先生が首都高からお電話をかけてくださった。
私は本当に約束を果たしてくださった事にびっくりしたし、事故らねばと思ったが、みじめの容態を先生は聞かれたので、今日は酸素室に入れたことを告げた。
先生「できるだけのことはしてやりたいと思います、またお電話します、9時にはつくと思いますが途中でご連絡します。」
私は家の猫ごときで事故など無いように、また休日のご家族にも申し訳ない気持ちで非常にいっぱいになった。
再び電話が鳴り「9時に病院へ」とのこと、本当はお待たせないで少し早く着くべきなのだが、猫を酸素室から出すのが怖く、病院には5分前についた。
すでに中で先生はエコー、三方活栓をセットした注射器、ステロイドの注射などすべてセットしてくださってあり、到着して数分でみじめの胸水は膿盆に排出され、みじめは楽々動き出した。
(伺うと、先生はお休み中も二日抜かないみじめの胸水で、猫が苦しんでいないか気になっていたようでした。)
先生は「こうなったらもう悔いの残らないように、最後までやれることはやってみましょう。」と暗闇の中、私とみじめを笑顔で送り出してくださった。

ただただ、ありがたかったです。


今晩は楽になったみじめ。



お知らせとお願い
習志野で猫が置き去りにされており、リンクの「おっとりおとなネコ里親募集」のhoneyさんhttp://honey-room.at.webry.info/がご協力されています。どの子もかわいい子たちです。

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