田熊みうま会 尾道市因島から発信中

昭和40年度生まれで 田熊小学校・田熊中学校に通った人のブログ

田熊幼稚園・保育所 カラー化してみた

2021年12月31日 | 令和3年因島・田熊・仲間の話題
今年もたくさんのご訪問ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
今年最後のネタは、以前アップした幼稚園(2枚)と保育所(1枚)の集合写真をカラー化してみました。もの忘れが気になりだした年頃ですが、カラー化するとより色んな事が思い出せるような気がします(笑)。
それではみなさん、良いお年を!
田熊幼稚園ばら組(平成26年10月1日記事)


田熊幼稚園 その2(平成26年10月2日記事)


田熊保育所組参上(平成28年11月16日記事)
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因島・田熊の方言・慣用句(47)「のおくり」「のおくる」

2021年12月28日 | 因島・田熊の方言・慣用句
今年最後の方言ネタは「のおくり」と「のおくる」です。
「のおくり」名詞で「怠け者」「面倒くさがり」
「のおくる」動詞で「先送りにする」「順送りにする」
似て非なる言葉です。

由来は
「怠けをくる人物」→「のおくり」
「納期を遅らせる」→「のおくる」
かと想像してみましたが、ちょっと強引ですかね。。。


役員「そろそろ町内会の会費を上げんといけんのじゃないかのぉ?」
(そろそろ町内会の会費を上げないといけないのではないですか?)
会長「そりゃワシが会長の時にせんでもえかろうが」
(そういうことは私が会長の時にしなくても良いでしょう)
役員「"のおくる"いうことかのぉ?」
("先送りにする"ということですか?)
会長「ほうよ。ワシが"のおくり"なんは、よう知っとろうが」
(そうです。私が"面倒くさがり"だということは、良くご存じでしょう)
完全に開き直ってますね(笑)

今年2月1日から始めた方言・慣用句コラムも今回で47回を数えました。
「のおくり」の私にしては良く続いたと思います。ということで、次回は来年に「のおくる」ことにします。

「のおくり」
島内での常用度★★☆☆☆(少な目か)
島外での難解度★★★★☆(怪しい)

「のおくる」
島内での常用度★★★★☆(それなり)
島外での難解度★★★★☆(微妙ですが三原では通じました)

ではまた次回
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因島・田熊の方言・慣用句(46)「じゅんならん」「いちぎゃあ」

2021年12月22日 | 因島・田熊の方言・慣用句
「従順でない」→「順ならん」→「じゅんならん」と変化したと考えられ、さらに意味が拡大して「言う事を聞かない」「扱いにくい」「手に負えない」等の意で使われます。

「ウチの孫はすな言う手も、イタズラばぁして、よいよ"じゅんならん"」
(ウチの孫はするなと注意しても、イタズラばかりして、とても"言う事を聞きません")

「先代の爺さんは"じゅんならん"人じゃったそうな」
(先代の祖父は"扱いにくい"人だったらしいです)

主に人物に対して使われる言葉ですが、物に対しても使われます。
「ウチの草刈り機は、ほんま"じゅんならん"。いっつもエンジンがかからんのじゃ」
(ウチの草刈り機は、本当に"扱いにくい"です。いつもエンジンがかかりにくくなります)
てな感じですね。

強情、頑固者を意味する「いちぎゃぁ(一概いちがい)」と組み合わせると最強です笑
「こんなぁ、"いちぎゃぁ"じゃけ、言い出したら聞かんのじゃ。ホンマ"じゅんならん"で」
(彼は"頑固"ですから、言い出したら聞きません。本当に"手に負えません")

因みにこの場合の「いちぎゃぁ(一概いちがい)」は名詞・形容動詞で、「一概には言えない」の「一概に」は副詞となり区別して扱われます。
誰しも「いちぎゃぁ」なところはありますよね。。。笑

「じゅんならん」
島内での常用度★★★☆☆(それなりに登場)
島外での難解度★★☆☆☆(ニュアンス勝負)

「いちぎゃぁ」
島内での常用度★★★★★(常用語でしょ)
島外での難解度★★☆☆☆(伝わるはず)

ではまた次回
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田熊小学校児童会「みやま会」の印

2021年12月20日 | 令和3年因島・田熊・仲間の話題
旧田熊小学校の校舎解体の前に、教室内に保管してあった文化財の譲渡会(2015年8月7日記事)の際、引き上げたものを、知り合いのお爺ちゃんが託してくれました。
児童会としての「みやま会」がいつから存在していたか判りませんが、昭和34年から39年にかけて第14代校長を務めた杉原先生が「みやま会のうた」(2015年1月29日記事)を作られた経緯から想像すると、長い間使用されてきたものと思います。
歴代の児童会長や役員が書類などに押印してきた歴史ある印ですが、不敬にも試し押ししてみました。。。
現在は田熊公民館に田熊町文化財協会の部屋がありますので、折を見て寄贈できればと考えています。







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忘年会開催しました

2021年12月18日 | 令和3年因島・田熊・仲間の話題
忘年会を開催しました(12月6日既報)。
がっさんの工夫でナベではなく豪華な御膳を用意してくれました。さらにビール、各地の赤・白ワイン、とか、なんとかかんとかの飲み物が勢ぞろいし(笑)、楽しい食事となりました。チャンポンしたので酔っ払いましたが。。。
一昨年は翌正月の同窓会が近いため忘年会を取りやめ、昨年はコロナ騒動で中止したので3年ぶりの忘年会となりました。まだまだ不透明な状況でみんなのマインドもなかなか戻りませんが、来年こそは事態が改善することを祈って散会しました。

例によって素顔はコチラからパスワードを入力してご覧下さい。












挨拶をかます管理人

◆過去の様子
2020年はコロナ禍の為、中止しました。
2019年2月16日(新年会)の様子はコチラからどうぞ
2018年は事情により中止。翌年新年会を開催しました。
2017年12月16日の様子はこちらからどうぞ
2016年12月17日の様子はこちらからどうぞ
2014年11月22日の様子はこちらからどうぞ
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因島・田熊の方言・慣用句(45)「さでこむ」「さですてる」etc

2021年12月16日 | 因島・田熊の方言・慣用句
「さで」とは、さで網のことで、たも網、すくい網とも言われています。袋状の網地の口縁を木、竹及び金具等で、三角形、円形、楕円形、半円形等の様々な形状の枠に結び付け、水産動植物などをすくい取る道具(漁具)をいいます。
なので「さでる」(さらに訛って「さぜる」も)とは、「さで」を使ってかき寄せるという意味になります。
因みに、以前掲載した"蓄える""保存する"を意味する「たもう(たもる)」(2021年3月4日記事)は"たも網"が由縁でしょう。

豪快に「さで」を扱う様子から、動詞がくっつくと
「さでこむ」大雑把に放り込む
「さですてる」荒々しく放り出す(捨てる)
さらに
「さでくり落ちる」もんどりうって転げ落ちる
などと派生していきます。
「さでこむ」などはさらに意味が拡大して、ゲンコツ「さでこむ」みたいな使い方もしますね。
他に「さでまわす(さでくりまわす)」ぶっとばす、いじりまわす
などもあり、いつの間にか「さで」=「ぶち」的な意味合いになっているかもです。。。
このまま残れば「さでたいぎぃ」みたいな使われ方をされる時代がくるかも。。。

社員「監督~、工事で出てきた土砂をどうしょうか~?」
現場監督「そこらの見えんとこへでも"さですて"とけ !」
近い将来問題になります笑

島内での常用度★★★★☆(現役維持)
島外での難解度★★★☆☆(なんとなく伝わりそう)
ではまた次回
インデックスはコチラから






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各区のともだち カラー化してみた

2021年12月14日 | 令和3年因島・田熊・仲間の話題
「各区のともだち」(2014年11月10日記事)をカラー化してみました。
富士フィルムによるとカラー写真(フィルム)の普及率は、昭和40年には約10%でしたが、昭和48年には70%を超えています。私たちの卒業アルバムも小学校(昭和53年3月)は校舎の全景などを除いて全て白黒、中学校(昭和56年3月)は全てカラーです。普及率と比べて小学校のアルバムが白黒なのは、価格やプリント技術などの制約があったのかもしれませんね。因みに中学校のアルバムは私たちの前年からカラー化しています。
気力が充実していいれば(笑)随時その他のカラー化写真もアップしていこうと思います。
それではカラー化で凛々しさが増した(♪)各区の友達をどうぞ


金山区と西区


本町区と西浜区


竹長区と中区


中央区と東区


港区と須鼻区
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因島・田熊の方言・慣用句(44)「すける」「のすける」

2021年12月10日 | 因島・田熊の方言・慣用句
「すける」は「据える」が訛ったもので、「のすける」は「載せて・据える」のハイブリッドでしょう。

例1
A「鏡餅の飾り方はどうするんじゃったかのぉ?」
B「三方(さんぽう)いう折敷に台がついた器に、まず四方紅の和紙を"すける"んじゃ。それからその上に紙垂(しで)を"すけて"、裏白を"すけて"、さらに譲り葉を"すけた"上に鏡餅を"のすけて"、そのまた上に橙を"のすける"んじゃ」
A「ようけ"のすける"んじゃのぉ。ほんでどこに置いたらええんね?」
B「神棚に"すけて"もええし、床の間に"すけて"もええし、玄関でもええんじゃ。要するに年神様に来てほしい所に飾りゃええんよ」

鏡餅の飾り方は地方や家によっても異なるので、つっこみはご遠慮ください(笑)

例2
サービスマン「社長、故障品の回収に来ました」
社長「そこの棚に"すけとる"」)
サービスマン「透ける? ショーケースでもあるんですか?」
社長「???」

実話です。。。

島内での常用度★★★★☆(多用されてます)
島外での難解度★★★☆☆(なんとか伝わる)
ではまた次回
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お菓子な話「昭和40年生まれ」

2021年12月08日 | 令和3年因島・田熊・仲間の話題
「明治のチョコベビー」に「日清シスコのココナッツサブレ」「ブルボンのホワイトロリータ」
私たちが生まれた昭和40年(早生まれの人は41年ですが)に誕生したお菓子たちです。

「チョコベビー」
小粒な円柱上状の粒チョコで、大事に一つずつ食べるか、思い切って何粒かまとめて食べるかが、重要な問題でした(笑)。CMで転がる粒チョコの様子を真似しようとしたこともありました(←覚えてますかね)。

「ココナッツサブレ」
砂糖がまぶしてあり高級感がありました。
チョコベビーと一緒に写っているのは第5回ブラタクマの折、なこちんが持ってきてくれたもので、"56th HAPPY BIRTHDAY"と印刷されてます。「私たちと同い年よ~♪」




「ホワイトロリータ」
甘いビスケットに甘いホワイトクリーム。甘いのW攻撃です(笑)。
メーカーによると、ロータリー式と呼ばれる機械で製造することから、ロータリーをもじってロリータにしたとのこと。いわゆる"ロリータ"とは関係ないみたいです・・・


因みに、"銀なら5枚、金なら1枚"で有名な「チョコボール」も原型は昭和40年生まれですが、現在の様なパッケージになったのはもう少し後の事。「チョコボール」については機会があればまた。。。


令和3年12月9日 加筆修正しました




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忘年会のお知らせ

2021年12月06日 | 令和3年因島・田熊・仲間の話題
今年は忘年会を開催します。少人数でも工夫しながら少しずつ日常を取り戻していきたいと思っています。
●場所 がっさんのお店
●日時 12月18日(土) 19時00分~
●内容 考え中。持ち込み歓迎。
    手指消毒、体温測定を徹底。マスクお忘れなく。
●予算 3000円くらい。飲食変動相場制を採用しています。
●配車 出席状況によって考えます。
●出席連絡は12月15日頃までに管理人又はなこちんまで(電話、このブログのメッセージ、メールなどで。LINEはグループに投稿せずに直接連絡してください)
●島外の人は、それぞれ直接行動してください。迎えに行ったりしません m(o)m

◆過去の様子
2020年はコロナ禍の為、中止しました。
2019年2月16日(新年会)の様子はコチラからどうぞ
2018年は事情により中止。翌年新年会を開催しました。
2017年12月16日の様子はこちらからどうぞ
2016年12月17日の様子はこちらからどうぞ
2014年11月22日の様子はこちらからどうぞ

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因島・田熊の方言・慣用句(43)「つつく」

2021年12月02日 | 因島・田熊の方言・慣用句
元々は「突く(つつく)」で、物をこつこつと、或いは小刻みに「つつく」様子を表します。「突っ突く(つっつく)」もほぼ同意で、鳥がエサを突っ突くなんて言いますね。
このような意味以外にも、因島ではもう少しスケールが大きくなり、家や庭、道路なとを修理したり改善したりする意味にも使います。

例1
「いま家を"つつい"とるんよ。あちこち傷んできたけぇのぉ」
(いま家を修理しているんです。あちこち傷んできたので)
「次はは庭を"つつく"んよ」
(次は庭に手を入れようと思っています)
「"おおがっそう"になったクロガネモチとキンモクセイを剪定するんじゃ」
("茂った"クロガネモチとキンモクセイを剪定するんです)
てな感じで使います。

例2
「頭"つつい"たんか。 男前になったのぉ」
(散髪したのですね。男前になりましたね)
みたいな感じでも使えます。

「つつきめぐ」という言い方もあります。
「手を入れた結果、壊してしまう」という意味ですが、この場合の"つつく"
は本来の意味合いが強そうです。

A「草刈り機の調子が悪いけぇ、"つついた"ら、余計おかしゅうなってのぉ」
("修理"しようと思ったらもかえって調子が悪くなってしまいました)
B「"つつきめいで"しもうたんじゃの~(笑)」
("結果的に壊して")しまったのですね(笑)

よくある事です。。。

島内での常用度★★★★☆(結構な頻度)
島外での難解度★★☆☆☆(ニュアンスは伝わる)
ではまた次回
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