秋晴れ

2015-09-23 04:38:25 | 日記


 この頃俄に朝の気温が下がって来た。強い朝露中バインダーの稲刈り準備の為朝食前に田んぼに出かけ角の稲刈りをする。田んぼの4隅バインダーが曲がる為に機械刈りが出ない。手鎌で1間四方程度刈り取りをして楽にUターンが出来るようにする。
 頭を垂れた稲穂は朝露の重さと登熟した稲穂の重さで傾いている。上下の雨ガッパを着って濡れるの防いで手鎌で角の稲刈りをする。イナゴはいっぱいいるが体が濡れているので飛び跳ねる事は出来ずジッーとしている。
 日中は飛び跳ねているイナゴはいっぱいいるがイナゴ獲りの人影は見当たらない。スタッフ達はりんごの玉廻しで忙しくイナゴを捕まえる余裕はない。豊富な食材でスーパー辺りでも店頭に並んでいるイナゴは少なくなって来た。
 俺と家内は美味しく食べるが子供達は全然見向くもしない。嫌な顔してなんで虫など食べるのか?と不思議がっている。美味しくイナゴを調理するのは時間が掛かるのでこの頃調理時間は無いので食べなくなる。
 母が生前中に稲刈りの手伝いに来ても稲刈り手伝いをそっちのけにしてイナゴ獲りにしていた。近くでも街場からのイネゴ獲りで賑わって田の畔なんかは足跡で崩れて壊れる程だった。

 里山の頂上から眩しい程の大きい太陽が上がって当たり一面明るくなって来る。今日秋晴れの天気で午前中は圃場に稲を刈り倒して乾燥している。家内はバインダー稲刈り俺は杭刺しで午後からの稲掛けの準備。日中は気温はあがるが時折り涼しい秋風で汗は出る事無く稲刈りには気持ちの良い秋空

稲刈り

2015-09-21 05:31:36 | 日記


 長雨でまだ圃場の地には水溜りが出来ている。それでも稲の登熟は進んで刈り遅れになるので方々で大型機械のコンバインで稲刈りが始まる。小さい稲作経営の多い農家で大型コンバインは誰も持ってない。50町歩程の圃場を130名ほど農家でほそぼそと米作りをやっている。
 コスト削減から耕起、代掻き、防除の主力作業は全て農事組合山口組合でやっている。耕起、代掻き、畔塗り作業は組合員が互い協力してオペレータで出役している。通勤者の休日の出役の他割り当て日には専業農家や定年帰農者と交換して工面して何とかオペレータをやっている。
 昔から冷たい沢水の清流で土壌は砂利田で美味しい米の出来る所。地元の酒造会社の酒米として出荷していた。
 減反は4割程度実際の米作りする面積は37町歩程で飯米農家が多く出荷米は僅かな水田耕作。市内でも広い穀倉地の大型農家が稲刈り作業が始まる前に山間地の方にやって来て刈り取りをやっている。
 大型農家では機械の有効利用で機械の稼働面積が増えで米作りのコスト削減なる。俺達の農家も多額大型機械を購入する必要はなく稲刈りが出き、余った労力は果樹栽培に専念出来るので按配が良い。

金木犀

2015-09-20 06:16:29 | 日記

 なかなか晴れ上がらない今年の秋空。今日も時折り小雨模様の中玉廻しに忙しい。家内は事務室で顧客にりんご、ラ、フランス等の注文のチラシ発送に忙しい。3人のスタッフ達も私用で1人だけで玉廻し。塾し始めて昂林には野鳥の突いたりんごは雨続きで腐れ初めている。
 そこに甘い香りに誘われていろんな昆虫類の虫が集まって来る。それを目掛けて食べる青蛙がジッ~と傷口周辺に待ち構えている。集まって来る虫を長い舌や大口を開けで瞬間的にパクッと食べている。玉廻しに手を休めて見ていると見事は虫の捕らえ方で退屈しない。
 朝から市議選最終日、各陣営の広報車が最後のお願いの連呼で賑わう。定員22名に24名の候補者で少数激戦でそれぞれ選挙カーが鉢合わせで互い相手候補者の健闘をたたえている。市内でも地元候補者数の多い地区なので最後お願いで賑やか。
 支援する候補者の選挙車が此方に向って来るようなスピーカーからの連呼の声。玉廻しを止めて沿道で待っていると側まで来て交差点で別の方向に向って行き去る。毎年今の時期は庭の金木犀が開花してそこら中が好い香り。
 黄色の小粒の花がいっぱい香りを放っていて庭に咲く初夏の山百合の強い香りのようで季節感を感じる。

玉廻し

2015-09-19 05:57:21 | 日記


 昨夜の雨で葉っぱはダラダラ濡れていて葉摘みは出来ないようだ。雨ガッパを着ってするのも摘んだ葉っぱが別のりんごに付いてなかなか落ちない。葉っぱの付いた所は着色しないので葉っぱ摘みの意味が無くなる。午後からは降水確立は下がる予報で雨は止むようだ。
 スタッフ達からはなんの連絡も来ないので多分午後から来るだろうと暢気に家内と朝茶を飲んでいる。雲の間から青空が見えて来て明るくなって来た。早く葉っぱ摘みを終して玉廻しを急がなければと雨ガッパズボンだけ履いてラ・フランスの支柱立てに行く。連日の雨降りで玉伸びが良く枝が折れそうな所も随所に見られる。
 家内は事務室でりんご、ラ・フランス、米の顧客に注文用紙のチラシ作りをする。何時もより遅いチラシ発送だが今年は雹害等の自然災害が無く安心して注文が受けられる。パソコン操作はお手の物でカラー写真付きで見事な出来栄えの注文用紙。
 相当数の枚数なので俺は1人だけで畑作業。天気が悪くスタッフ達は休んで来ないだろうと畑に行ったらスタッフ達車が園地に駐車してある。遠方から葉摘みに来ていて来る時には天気は晴れ上がり青空だったが此方は雨でビックリしていた。
 僅かに残っていた葉摘みでこれで半日程度で終り玉廻しに掛かれるようだ。俺だけでの仕事だったので休憩時のお茶道具は持たないで来た。携帯電話で家にいる家内にお湯沸かし等の連絡して急いで茶道具を取りに家に戻る。
 途中の農道沿いの園地りんご赤く色付きが始まって美しい。天気も上がり暖かくなり秋晴れ下コンテナにお尻を付いて賑やかに休憩をする。

2015-09-18 05:31:07 | 日記

 午後から降水確率は高くやっと乾いた田んぼ稲刈りをしたいが取り止めにする。昨年の親父のブルグでは今の時期は葉摘み作業は終り玉廻しをやっていた。8月22日経験の無い大粒の降雹で傷だらけの雹害りんご。降雹から日数の経っているので酷いりんごは傷口の雨水が溜まり腐れている。
 押し傷、切り傷等障害果だらけで下から見ると正常果に見えるが上部から見ると9割程度の傷果だった。販売するのどうしたら良いのか名案は無く販売価格も検討がつかない。それでも葉摘み、玉廻しをやり正常果のような着色管理、防除で経費が掛かかっている。スタッフ達も話す言葉は少なく静で精のない仕事だった。
 顧客からは注文のチラシがまだ来ないので催促のメールや電話。雹害の訳を説明して正常果の販売は中止して障害果だけの販売だけで注文を取った。毎年いろんな思いのある農業で今年も各地で異常気象等の災害で販売して見ないとどうなるのか分からない。
 午後から農業近代化協議会の事業で農作業事故防止の市内各地巡回広報活動に参加しなければならない。各自昼食は家で済まし1時に市農業センター集合する。各組織からそれぞれ参加して車2台に分乗してスピーカーで広報、各事業事務所JA支所によりポスターの掲示の配布をお願いする。
 市内では大小の農作業事故が発生してなかなか減らない。高齢者ばかりでは無く年齢を問わず様々な事故が発生している。年2回の巡回広報の他昨年より事故防止用の幟旗を各地区、事業所に立てて啓発をやっている。
 午後から雨が降らなければ今日1日で葉摘みも終り明日から玉廻しが出来るようだ。巡回広報途中に雨降りでスタッフ達も早目に作業を止めて帰宅してまだ葉摘みは僅だが残ってしまう。今年はお盆頃から連日の雨降りで参ってしまう。