2015-09-18 05:31:07 | 日記

 午後から降水確率は高くやっと乾いた田んぼ稲刈りをしたいが取り止めにする。昨年の親父のブルグでは今の時期は葉摘み作業は終り玉廻しをやっていた。8月22日経験の無い大粒の降雹で傷だらけの雹害りんご。降雹から日数の経っているので酷いりんごは傷口の雨水が溜まり腐れている。
 押し傷、切り傷等障害果だらけで下から見ると正常果に見えるが上部から見ると9割程度の傷果だった。販売するのどうしたら良いのか名案は無く販売価格も検討がつかない。それでも葉摘み、玉廻しをやり正常果のような着色管理、防除で経費が掛かかっている。スタッフ達も話す言葉は少なく静で精のない仕事だった。
 顧客からは注文のチラシがまだ来ないので催促のメールや電話。雹害の訳を説明して正常果の販売は中止して障害果だけの販売だけで注文を取った。毎年いろんな思いのある農業で今年も各地で異常気象等の災害で販売して見ないとどうなるのか分からない。
 午後から農業近代化協議会の事業で農作業事故防止の市内各地巡回広報活動に参加しなければならない。各自昼食は家で済まし1時に市農業センター集合する。各組織からそれぞれ参加して車2台に分乗してスピーカーで広報、各事業事務所JA支所によりポスターの掲示の配布をお願いする。
 市内では大小の農作業事故が発生してなかなか減らない。高齢者ばかりでは無く年齢を問わず様々な事故が発生している。年2回の巡回広報の他昨年より事故防止用の幟旗を各地区、事業所に立てて啓発をやっている。
 午後から雨が降らなければ今日1日で葉摘みも終り明日から玉廻しが出来るようだ。巡回広報途中に雨降りでスタッフ達も早目に作業を止めて帰宅してまだ葉摘みは僅だが残ってしまう。今年はお盆頃から連日の雨降りで参ってしまう。