稲刈り

2015-09-21 05:31:36 | 日記


 長雨でまだ圃場の地には水溜りが出来ている。それでも稲の登熟は進んで刈り遅れになるので方々で大型機械のコンバインで稲刈りが始まる。小さい稲作経営の多い農家で大型コンバインは誰も持ってない。50町歩程の圃場を130名ほど農家でほそぼそと米作りをやっている。
 コスト削減から耕起、代掻き、防除の主力作業は全て農事組合山口組合でやっている。耕起、代掻き、畔塗り作業は組合員が互い協力してオペレータで出役している。通勤者の休日の出役の他割り当て日には専業農家や定年帰農者と交換して工面して何とかオペレータをやっている。
 昔から冷たい沢水の清流で土壌は砂利田で美味しい米の出来る所。地元の酒造会社の酒米として出荷していた。
 減反は4割程度実際の米作りする面積は37町歩程で飯米農家が多く出荷米は僅かな水田耕作。市内でも広い穀倉地の大型農家が稲刈り作業が始まる前に山間地の方にやって来て刈り取りをやっている。
 大型農家では機械の有効利用で機械の稼働面積が増えで米作りのコスト削減なる。俺達の農家も多額大型機械を購入する必要はなく稲刈りが出き、余った労力は果樹栽培に専念出来るので按配が良い。