ダム

2015-09-11 05:35:09 | 日記
 
県内南部には大雨注意予報で今日も朝から雨模様の天気。昨夜の強い雨内を流れる押し切り川の流れを見に行く。なかなか止まない雨、小降りを合い間を見て屋敷続きの畑を行く。葉摘みの終った昂林は大部青味は抜けて着色が始まっている。
 鳥害防止の糸張りはまだ葉摘み中なのでやっていないのでヒヨドリ等の野鳥に突かれているリンゴも見られる。雨空続きでまだ葉摘みの半端な園地、天気が良ければ葉摘みはこの園地は全部終っていたのにと思いながら濡れた葉っぱのしたを潜って行く。
 昨年の今の親父のブルグでは真夏日の厳しい残暑で酷い降雹被害果の葉摘みがはじまったばかりだった。気温が下がった夕方から仕事は捗るがこの酷い降雹被害果ではと精の出ない作業の文句が載っていた。
 今年は低温で雨続きだが中生種のりんごは日焼けも無く作業が遅れているだけで明日からお日様マークで葉摘みを急ぎ着色管理にがんばらなければと押し切り川の堤防の近くに行く。途中の王林の園地雨続きで葉っぱに付いた雨水の重さで枝は垂れ下がってちょっとの風でも折れそうだ。
 広い面積の果樹園で強風対策の支柱や枝吊りは出来ない。低温続きの天気で青い王林の青い実には黒星病の病斑が見える。異常気象なので通常の防除ではあまり発生しない病気だがこの雨、低温ではどうすう事も出来ない。天気の上がるのを待って再農薬散布の防除を考える。
 堤防の近くまで行くが濁流の音は無く静かだ。上って流れを見るとあんなに強い雨が降ったが水の汚れの酷く無く先日河川清掃で刈り払った河川の雑草は変色してそのまま倒れている。増水は少なく僅かに濁り水で安心する。上流の1昨年に完成した留め山川ダムの恩恵なのだろう。夏の旱魃時にも大分助かり恩恵を受けて助かって改めて有り難く思っている。