私ども新政みえは7月10日~12日まで、会派研修会を実施。その一環として三重県が受け入れを検討している「災害ガレキ処理施設」の視察を行いました。
11日の朝、東京を発って一路、仙台に。仙台からバスで女川町へと入りました。女川町ではまず地域医療センターにある慰霊碑に参拝。
その後、女川町災害廃棄物処理施設を訪問。宮城県の担当の方や環境省の担当官から施設の概要やガレキ処理の現状などについて詳しく説明を受けました。
その中で災害廃棄物処理対象量は県が処理する分として当初予想の1107万tから676万tへと減少し、県内処理量の拡大(最大95万t)に努力しているものの、広域処理をしなければならないものが127万tあること、処理施設では厳密に放射線の測定などを実施していることなどの説明をうけました。
つづいて施設の視察をさせていただき地上1メートルのところで1時間ごとに空間放射線の測定をしていること
ストックヤードから抽出した試料を遮蔽体内で遮蔽線量率の測定をしていること
さらにはコンテナ積み込み後の空間線量率の測定も厳密に行っていること
などの説明をうけました。
そして処理施設での最終工程は人間による手作業で分別を行い、異物の除去などの徹底を行っていること
など実際にこの目で視察をさせていただいたところです。
一通りの視察が終わった後、意見交換会あり、視察団を代表して私から女川町はじめ関係当局のご努力に敬意と感謝を申し上げました。
女川町から石巻の処理施設へ。石巻は女川町とは比べ物にならないくらいの大規模なもの。被災地から運び込まれる災害廃棄物の一次仮置き場での粗選別、粗破砕から始まり二次仮置き場での機械破砕、焼却などの作業を経たものの搬出までを行っています。
58ヘクタールの広大な埋め立て用地は見渡す限りの災害ガレキの山。巨大な焼却炉だけでもストーカー炉が3基、ロータリーキルン炉が2基と威容を誇っていますが、これらを合わせた宮城県内全29基の仮設炉をたとえフル操業しても4500t/日で、とても早期の全量処理の目途が立たないのが現状です。
(写真はロータリーキルン炉)
広域処理には不安やご心配があるのは承知していますが、ぜひ一度、宮城なり岩手に行かれて自分自身の目で確かめられることをお勧めします。そうすれば、いかに安全に配慮した処理がなされているか?もうすでに仮設の焼却炉を新たに設置する場所がなくなっているか?などなどがよく分かると思います。
宮城、岩手の復旧・復興を一日も早く成し遂げるためにも、災害ガレキの県内受け入れを促進していかなければならない!・・・その思いを新たにしたところです。
11日の朝、東京を発って一路、仙台に。仙台からバスで女川町へと入りました。女川町ではまず地域医療センターにある慰霊碑に参拝。
その後、女川町災害廃棄物処理施設を訪問。宮城県の担当の方や環境省の担当官から施設の概要やガレキ処理の現状などについて詳しく説明を受けました。
その中で災害廃棄物処理対象量は県が処理する分として当初予想の1107万tから676万tへと減少し、県内処理量の拡大(最大95万t)に努力しているものの、広域処理をしなければならないものが127万tあること、処理施設では厳密に放射線の測定などを実施していることなどの説明をうけました。
つづいて施設の視察をさせていただき地上1メートルのところで1時間ごとに空間放射線の測定をしていること
ストックヤードから抽出した試料を遮蔽体内で遮蔽線量率の測定をしていること
さらにはコンテナ積み込み後の空間線量率の測定も厳密に行っていること
などの説明をうけました。
そして処理施設での最終工程は人間による手作業で分別を行い、異物の除去などの徹底を行っていること
など実際にこの目で視察をさせていただいたところです。
一通りの視察が終わった後、意見交換会あり、視察団を代表して私から女川町はじめ関係当局のご努力に敬意と感謝を申し上げました。
女川町から石巻の処理施設へ。石巻は女川町とは比べ物にならないくらいの大規模なもの。被災地から運び込まれる災害廃棄物の一次仮置き場での粗選別、粗破砕から始まり二次仮置き場での機械破砕、焼却などの作業を経たものの搬出までを行っています。
58ヘクタールの広大な埋め立て用地は見渡す限りの災害ガレキの山。巨大な焼却炉だけでもストーカー炉が3基、ロータリーキルン炉が2基と威容を誇っていますが、これらを合わせた宮城県内全29基の仮設炉をたとえフル操業しても4500t/日で、とても早期の全量処理の目途が立たないのが現状です。
(写真はロータリーキルン炉)
広域処理には不安やご心配があるのは承知していますが、ぜひ一度、宮城なり岩手に行かれて自分自身の目で確かめられることをお勧めします。そうすれば、いかに安全に配慮した処理がなされているか?もうすでに仮設の焼却炉を新たに設置する場所がなくなっているか?などなどがよく分かると思います。
宮城、岩手の復旧・復興を一日も早く成し遂げるためにも、災害ガレキの県内受け入れを促進していかなければならない!・・・その思いを新たにしたところです。
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