三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

政治の本質とは??

2007年08月04日 10時35分28秒 | 社会、政治、三重県、議員
 台風5号の影響なのか?突風?強風で荒れ狂う天候をもモノトモセズ、湿度100%の蒸し暑さで滴り落ちてくる汗を拭いながら、朝からご無沙汰がちのナゴヤの企業廻り。ドウ言う訳か?留守が多い。
 そんな企業廻りのその足で、一路、議会へと向かう。埼玉県議会の民主党の皆さんが「議会改革」「議会基本条例」の調査に来られるのだ。
 2時過ぎに控え室に入り、ソロソロかな?と思っていると、2時半キッチリに「来られました」と事務局から連絡が入った。友遠方より来る!・・・「友」と言っても初対面の方ばかりだが、何はともあれ「改革志向」の方はミンナ我が同志、友人である。
 総勢10人ほど。女性の方も2名居られる。お互いに名刺の交換や挨拶を交わしていよいよ「勉強会」の始まりである。
 マズ最初に私の方から三重県議会の今日までの「議会改革」の流れや「議会基本条例」の中身、そしてこれからどの様な取り組みを考えているか?について凡そ30分ほど報告をさせていただき、質疑応答に移った。 
 マア、質問が出るわ!出るわ!極めて具体的なお話にタジタジになりながら、それこそ冷や汗をかきながら、答弁コレに勤めたのであります。
 そんな議論に夢中になっていて、フト時計を見ると3時半!予定の1時間が知らない間に経ってしまった。大急ぎで地元に戻らなければならないのだ。
 ナゼ、戻らなければならないか?と申しますと、地元の某直轄河川が先の4号台風の折の増水で「住民の避難勧告」寸前までいった。ついては現場を一度、見に来るようにと地元自治会から要請を受けており、ソノ約束の時刻が午後5時なのである。
 大慌てで車を飛ばして待ち合わせ場所に到着すると、既に連合自治会長さんをはじめとする自治会関係者の皆さん、国交省、県、市のご担当の方々十数名が集まっておられる。
 図面で簡単な説明を受けた後、イザ、現場へ。

 ドコまで水が上がってきたか?今でも一目で判るほと当時の凄まじい増水の痕跡がクッキリと刻み込まれている。国交省の担当者と今後の対策や現在の堤防の状況をアアでもない、コウでもないと現地で議論をしていると、「何事か?」と覗きにこられた地元の70幾つのご住職が横合いから一言・・・「住民の不安を取り除くのが政治でしょう」
 なるほど政治の制度論も大切だが、政治の本質はまさにこの事か?マダマダ修行が足りないか???

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