今年も手に入った大量の甘夏みかん。
本日はこどもの日。
長く使われてきた道具への愛しさ、
作り手がそのお菓子を作ることを愛しているからだと思う。
早くて便利な風潮で、どんなに量産を望まれても、
一枚一枚思いを込めながら作るものには作れる限度がある
それで、私は満たされるのか。
私はお菓子作りを愛しているし、そんなおいしいお菓子を愛している。

苺全盛期!スーパーでも苺がリーズナブルに手に入る時期ですね。
幼いお子さんやお孫さんのいる家庭では 特にこの時期
苺を食べる機会が多いのではないでしょうか?
そんな時期だからこそ教えたい、ケーキ屋さんの知恵袋をひとつ。
美味しい苺の見分け方です。
これを知っておけば、せっかく買った苺が酸っぱいなんてこともないかもしれません。
そのポイントとは!
苺の葉の生えている辺りがパリッと裂けていること。
糖度が充分に上がり熟したサインだそうです。
乾燥して裂けているわけではないのポイント、覚えておく価値ありですね。
4月に入って三田風月堂を離れ、子どもの慣らし保育に翻弄していた私(妹)ですが
慣らされ中の二歳の娘が 保育園で絶好調なので、私はまたちょっとずつ出勤できるようになりました。
お店に戻ってみると、消費税が8%になる前 不安と恐怖で悪夢続きだったのも嘘のように
非常に忙しそうにしている店主を見て、変わらずご愛顧してくださっている皆さまに
ありがたいなぁと思いつつ、店主もよくまぁこれだけの仕事をこなしているもんだ、
と口をあんぐりさせてしまいます。
そろそろ完全復活できそうなので、張り切って巻き返さねば。。
さて、そうやって私が自宅と保育園を行き来している間に、
すっかり春も濃くなって 空気が温度をふくみ、桜も終わり、
活き活きと春の花々が咲き誇っていますね~。
もう少ししたら、こどもの日に母の日。そして初夏のイベントに向けて
お店のギフトも充実させていこうと思います。
季節に沿った新作のケーキもどんどん出していきますので、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
道の駅舞ロードで三田風月堂の春シフォンどら焼き販売始まりました。


4月に道の駅『きたひろ市場』で 期間限定出店が決まして、
せっかく暖かな季節が始まることだし~
近くにはお花見スポットとして有名な土師ダムもあることだし~
山の花々も咲き乱れる季節ですし~
ってわけで、春らしい『どら焼』をご提供しようじゃあないか!という話になりまして。
試作中です。
和風の“純”どら焼よりも もっとふわっとしていて、桜風味のクリームがサンドされていて・・
満開の桜を ふっかふかの羽毛布団 にくるまって眺めている・・みたいなふかふか春どら焼。
いろーーーんなレシピでいろーんな種類の生地を作り、
さて、どのマリアージュNO.1だろか?と試作を重ねます。
花見の美味しいお供ができるよう、引き続き試作にはげみます-!
※ 道の駅舞ロードでの 期間限定出店は4月1日~4月20日頃を予定しております。
焼き菓子の包装後の仕上げ、リボンで結んだり、テープで止めたり、という簡単な(だけどなかなかに手間のかかる)作業は
できるだけ93歳の祖母にやってもらうようにしています。
もちろん、ずっと元気で活躍してもらうリハビリ的な目的もあるのですが、それよりなにより
昔から仕事をやり続けてきた人だから、彼女自身が 誰かのためになるこういう内職をするのが大好きなんです。
今日も山積みのマシュマロのリボンを結んでくれました。
結んだ後、四方にキュッとリボンを整えるのが彼女のこだわり。
今日も立派にやりきってくれて、本当に本当に助かりました。
いつもお世話になりっぱなしです。
テレビを見ていた母に「祥子、仙台がえらいことなってる!」と言われて、
あの時、日本中の人がそうだったように思う。
それでも毎日朝が来て、私は仕事に向かう。ラジオからはずっと安否情報が流れてた。
「私はこんな時に何をすれば…」と、思う端から、
「おい!元気出してお菓子作らんかいっ!目の前にホワイトデーあるじゃろがい!できることしかできんじゃろが!」
と、もう一人の私に発破をかけられて、
「そうか。そうだ。できることしかできんけど、とにかく目の前にあること精一杯やってたら、うまくいく。
そう思って、いつもよ...りもカラフルで華やかなお菓子を一生懸命作ったことを、今日一日ずっと思い出していた。
「あぁ。きれいだねぇ。元気になるねぇ。」と、ホッとしたように微笑んでくれたことが私をどれだけ勇気づけてくれたことか。
「できることがある」ということのありがたさ。
人の笑顔のありがたさ。
気も想いも込めれば伝わり、そして巡る。
日記を小出しに混ぜこんで、どうもすみません。笑
うちのばぁばぁ、こと、三田 操子93歳は、三田風月堂を立ち上げた70年以上前から
うちの看板娘として頑張ってきたおばあさんなんですが、
「おばあさん」といっても もの凄い元気で、毎週体操教室に通って身体をしなやかに保っています。
その彼女は、今日その体操団体の全国大会に出場するために、早朝から広島グリーンアリーナへ。
どうやら、今日は元気なお年寄りが全国から600人も集まっての全国大会が開催されたようで、
考えただけで、ぞわぞわ・・わくわくします。
(会場のイメージ画?がありました。こんな感じ ↓ )
600人の元気なお年寄り。
そこらへんの若者より、ずっと鍛錬を積んでしゃっきりされていることでしょうね~。
さきほど、温泉あがりのように頬を桃色に染めて帰宅しました。
お疲れでしょう、夕食ではおつかれさま会をしてあげようと思います。