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甘夏合戦

2014年05月15日 | 日記


今年も手に入った大量の甘夏みかん。

山口県で丹念に育てられた無農薬の甘夏です。
 
しっかりとした甘みのあるこの甘夏は、
ケーキにも焼き菓子にもよく合うのでとても重宝してます。
 
ってことで、今日はお店のスタッフ勢ぞろいで下処理。
(といっても総勢3名ですが。)
 
大きな大きな甘夏の皮をー
剥くべし!剥くべし!剥くべし!剥くべし!
 
そして皮を
擦って切って擦って切って…
 
中の実も皮からはがして種を取ってー…
 
を段ボール箱3箱分…
 
ふぅ、、やってもやっても“今からスタートですか?”と
言われそうなくらい山積みの甘夏。。
 
その内 私は帰宅の時間に。
腕はガクガク…身体はヘロヘロ。
 
他の戦友は、その後、大丈夫だったのだろうか??
 
明日の出勤が 怖くてなりません…

こどもの日

2014年05月05日 | 日記

本日はこどもの日。

子供たちの元気な成長を祝って、
いつもより30%増でこどもと過ごせる日々を幸せだと
思って過ごせたら、この上ないなー。と思っております。
 
三田風月堂は今日も営業しております。
こどもの日のホールケーキも数量限定で販売します。
早い者勝ち。
是非どうぞ!

お煎餅という郷土菓子への想い

2014年04月25日 | 日記
三田風月堂もリニューアルして、おかげさまで今年10周年を迎えます。
祖父が始めた頃から数えると75年程経ちます。
 
地元の銘菓であるお煎餅とお饅頭を作っていた祖父の時代。
そして、もともと洋菓子職人だった店主が、祖父の下に入り和菓子を引き継いだ今。
 
10年も経つと、だいぶん地元の皆さんに馴染んだということでしょうか、
洋菓子も和菓子も同じくらいの需要があって、
だけど、洋菓子のように華のあるイベントがそんなにない和菓子は仕込みが洋菓子ほどできなくて、という日々。
ようやく作った和菓子は飛ぶように売れていき、また和菓子のショーケースは空っぽ。
そんな感じです。
「お煎餅やお饅頭をする気がなくなったのではないのか?」と思われてもおかしくない品薄状態が続く中、
自分たちの方向性。自分たちが考えているお菓子作りへの想いについて昨日じっくり話し合ったのでした。
 
これだけある和・洋菓子の商品のほとんど全てを店主ひとりで手作りしていくことについて。
働けども働けども 金銭的に裕福になる訳ではないこのやり方をこれからも貫いていくのか?
手間と労力のかかる千代田煎餅を、これからも時間のない中で続けていくのか?
お菓子に対する店主の想い。
 
すると、珍しく店主が自分の想いをナチュラルに文章にまとめたので そのまま転記させていただきます。
以下、店主の文章です。
 
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フランスの地方菓子ファーブルトン、ガレットブルトンヌ、カヌレ、
チェコの郷土菓子コラーチ、などなど
わたしが、その地方に伝わっていて今も昔も愛されているお菓子を作るのが好きなのは、
きっと私の芯に千代田せんべいがあるからだろう。
キャラメルのような香ばしい味と少し焦げるお菓子の匂い
長く使われてきた道具への愛しさ、
作ることを通して昔が今に生きて、これからに続いていく
愛されるのは味がいいから?それだけじゃないと思う。...
作り手がそのお菓子を作ることを愛しているからだと思う。
時代はどんどん進歩しても、人は何も変われない
早くて便利な風潮で、どんなに量産を望まれても、
一枚一枚思いを込めながら作るものには作れる限度がある
そんなことして何の意味があるの?
もっと、楽してたくさん作れば、多くの人が喜ぶし、
お金にもなるし。人雇って、機械入れればいい。っていう人も多い。
 
けど、
それで、私は満たされるのか。
手作りはただの自己満足?
でも、やっぱり、手作りしながらお菓子に気を込めたいのだ。
私はお菓子作りを愛しているし、そんなおいしいお菓子を愛している。

美味しい苺の見分け方講座

2014年04月24日 | 日記

苺全盛期!スーパーでも苺がリーズナブルに手に入る時期ですね。

幼いお子さんやお孫さんのいる家庭では 特にこの時期

苺を食べる機会が多いのではないでしょうか?

そんな時期だからこそ教えたい、ケーキ屋さんの知恵袋をひとつ。

美味しい苺の見分け方です。

これを知っておけば、せっかく買った苺が酸っぱいなんてこともないかもしれません。

そのポイントとは!

苺の葉の生えている辺りがパリッと裂けていること。

糖度が充分に上がり熟したサインだそうです。

乾燥して裂けているわけではないのポイント、覚えておく価値ありですね。

 

 


風光る春。

2014年04月19日 | 日記

4月に入って三田風月堂を離れ、子どもの慣らし保育に翻弄していた私(妹)ですが

慣らされ中の二歳の娘が 保育園で絶好調なので、私はまたちょっとずつ出勤できるようになりました。

お店に戻ってみると、消費税が8%になる前 不安と恐怖で悪夢続きだったのも嘘のように

非常に忙しそうにしている店主を見て、変わらずご愛顧してくださっている皆さまに

ありがたいなぁと思いつつ、店主もよくまぁこれだけの仕事をこなしているもんだ、

と口をあんぐりさせてしまいます。

そろそろ完全復活できそうなので、張り切って巻き返さねば。。

 

さて、そうやって私が自宅と保育園を行き来している間に、

すっかり春も濃くなって 空気が温度をふくみ、桜も終わり、

活き活きと春の花々が咲き誇っていますね~。

もう少ししたら、こどもの日に母の日。そして初夏のイベントに向けて

お店のギフトも充実させていこうと思います。

季節に沿った新作のケーキもどんどん出していきますので、

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


きたひろ市場にて春どら焼き販売始まりました。

2014年04月02日 | 日記

道の駅舞ロードで三田風月堂の春シフォンどら焼き販売始まりました。

 

春シフォンどら焼きには、桜味と抹茶味があります。
どちらの生地も、千代田の川井で丁寧に育てられた
小田養鶏場の卵を、ふんだんに使用した
きめ細やかなしっとりふわっふわ生地。
 
桜味は、桜の葉から抽出した桜エキスを北広島町産の小豆と
北海道生クリームでふくよかに混ぜ合わせた桜生クリーム。
抹茶は、上質な抹茶に北広島町産の小豆と
北海道生クリームを合わせた抹茶生クリームです。
北海道生クリームがとても上質で繊細な美味しさを持った優秀生なんですが、
そのぶん安定剤や添加物が全く入っていないので、
できるだけ10℃以下の保存が必要です。
 
一個¥250に消費税‼
…と、言ったらなんだか面白くないので
 な、な、なんと今なら!
¥250ぽっきりのこのお値段‼にします!!!
(“今なら!”なんて言っておきながら4月20日までの
期間限定 道の駅販売なので、ちょっとの間ですがご愛顧くださいませー。)
ちなみに、各2個ずつ 計4個入った“お花見パック”も販売してます。
半透明のオサレバッグに入って花見客をお待ちしております。
 
 
 
売り場の場所なんですが、春どら焼きの売り場が、きたひろ市場売り場フロアのいーーーーーっちばん奥、
突き当たりの冷蔵コーナーとなっています。
芸北高原豚の、元気なのぼりのお隣りに やっとこさ貼り付けた
三田風月堂の呼び込みポスターを頼りにいらしてくださいませ。
優しい副駅長さんを遅くまで引き止めて、汗だくで貼りました…
 
みなさま、この桜満開の時期にお花見用に作った
期間限定スウィーツを、ぜひお楽しみくださいませ!
 
 

春ドラ!

2014年03月26日 | 日記

4月に道の駅『きたひろ市場』で 期間限定出店が決まして、

せっかく暖かな季節が始まることだし~

近くにはお花見スポットとして有名な土師ダムもあることだし~

山の花々も咲き乱れる季節ですし~

 

ってわけで、春らしい『どら焼』をご提供しようじゃあないか!という話になりまして。

試作中です。

和風の“純”どら焼よりも もっとふわっとしていて、桜風味のクリームがサンドされていて・・

満開の桜を ふっかふかの羽毛布団 にくるまって眺めている・・みたいなふかふか春どら焼。

いろーーーんなレシピでいろーんな種類の生地を作り、

さて、どのマリアージュNO.1だろか?と試作を重ねます。

花見の美味しいお供ができるよう、引き続き試作にはげみます-!

 

※ 道の駅舞ロードでの 期間限定出店は4月1日~4月20日頃を予定しております。


ひーばーばー’S WORK

2014年03月14日 | 日記

焼き菓子の包装後の仕上げ、リボンで結んだり、テープで止めたり、という簡単な(だけどなかなかに手間のかかる)作業は

できるだけ93歳の祖母にやってもらうようにしています。

もちろん、ずっと元気で活躍してもらうリハビリ的な目的もあるのですが、それよりなにより

昔から仕事をやり続けてきた人だから、彼女自身が 誰かのためになるこういう内職をするのが大好きなんです。

今日も山積みのマシュマロのリボンを結んでくれました。

結んだ後、四方にキュッとリボンを整えるのが彼女のこだわり。

今日も立派にやりきってくれて、本当に本当に助かりました。

    いつもお世話になりっぱなしです。


3年前のあの日のこと。

2014年03月12日 | 日記
3年前の今日も忙しくお菓子を仕込んでた。
テレビを見ていた母に「祥子、仙台がえらいことなってる!」と言われて、
テレビ中継を見て事の状況がつかめずに唖然としたのをよく覚えている。
あまりにショッキングな事実に驚き、怯え、自分自身は何も被害を受けていないのに、何をしていいか見失いかけた。
あの時、日本中の人がそうだったように思う。

それでも毎日朝が来て、私は仕事に向かう。ラジオからはずっと安否情報が流れてた。
「私はこんな時に何をすれば…」と、思う端から、
「おい!元気出してお菓子作らんかいっ!目の前にホワイトデーあるじゃろがい!できることしかできんじゃろが!」
と、もう一人の私に発破をかけられて、
「そうか。そうだ。できることしかできんけど、とにかく目の前にあること精一杯やってたら、うまくいく。
私は元気なんだから、元気に仕事をすればいい。そうしたら気が巡り巡って役に立つ」
そう思って、いつもよ...りもカラフルで華やかなお菓子を一生懸命作ったことを、今日一日ずっと思い出していた。
あの時、ニュースにショックを受けたお客さんがみんな青い顔して店に入ってきて、私の作ったケーキを見て
「あぁ。きれいだねぇ。元気になるねぇ。」と、ホッとしたように微笑んでくれたことが私をどれだけ勇気づけてくれたことか。
「できることがある」ということのありがたさ。
人の笑顔のありがたさ。
気も想いも込めれば伝わり、そして巡る。
多くの方のご冥福を祈りながら、生きとし生けるものたちの幸せを想う。     ( 店主 )
 
 
東日本大震災により、お亡くなりになられました方々のご冥福をあらためてお祈り申し上げますとともに、
被災された皆様に対しまして お見舞い申し上げます。
なかなか復興が進まず腹立たしい想いを抱える中でも、希望は捨てずにともに一歩一歩進んでいきましょう。
被災地の一日も早い復興と、みなさまの心が安らかになることを 心よりお祈り申し上げます。


うちのばぁばぁさんのこと

2014年03月07日 | 日記

日記を小出しに混ぜこんで、どうもすみません。笑

 

うちのばぁばぁ、こと、三田 操子93歳は、三田風月堂を立ち上げた70年以上前から

うちの看板娘として頑張ってきたおばあさんなんですが、

「おばあさん」といっても もの凄い元気で、毎週体操教室に通って身体をしなやかに保っています。

その彼女は、今日その体操団体の全国大会に出場するために、早朝から広島グリーンアリーナへ。

どうやら、今日は元気なお年寄りが全国から600人も集まっての全国大会が開催されたようで、

考えただけで、ぞわぞわ・・わくわくします。

(会場のイメージ画?がありました。こんな感じ ↓ )

600人の元気なお年寄り。

そこらへんの若者より、ずっと鍛錬を積んでしゃっきりされていることでしょうね~。

さきほど、温泉あがりのように頬を桃色に染めて帰宅しました。

お疲れでしょう、夕食ではおつかれさま会をしてあげようと思います。