畑に茂ったどくだみを収穫し、干しました。
どくだみ草といえば、老廃物や毒素を体外へ排出するデトックス作用を始め
美容健康のために必要な効能をたくさんもったミラクルハーブです。
夏になると、どくだみの癖のある匂いがムワっと立ち込めるイメージがありますが、
この時期に乾燥させてお茶にすると、甘くて香り豊かなお茶になります。
と、いいつつこうなったら、どくだみ草の「厨房ジャック」です・・
ちなみに、私はどくだみの花の甘い香りが好きです。
畑に茂ったどくだみを収穫し、干しました。
どくだみ草といえば、老廃物や毒素を体外へ排出するデトックス作用を始め
美容健康のために必要な効能をたくさんもったミラクルハーブです。
夏になると、どくだみの癖のある匂いがムワっと立ち込めるイメージがありますが、
この時期に乾燥させてお茶にすると、甘くて香り豊かなお茶になります。
と、いいつつこうなったら、どくだみ草の「厨房ジャック」です・・
ちなみに、私はどくだみの花の甘い香りが好きです。
厨房の冷蔵庫を開くと、今回 焼いた甘夏みかんのバターケーキが、
上のジュレ部分も完了し冷蔵庫でひと休みしていました。
透明な甘夏みかんのプールみたいで、涼しそう。
円筒ギフト箱で販売中の甘夏みかんバターケーキはとても人気モノです。
夏のギフトにもおすすめです。
¥1,800(tax in)
※ 上の層(約1cm厚)が甘夏みかんのジュレ、下の層(約3.5cm)が甘夏みかんのバターケーキになっております。
この春も楽しませてくれた いちご。
やっぱりいちごは 日本ではケーキに合わせるナンバーワンフルーツだなぁ、と
今シーズンも感心させてもらいました。
さて、いちごの思い出話になりますが、
(そうはいってもまだスーパーでいちごが売ってあるのに、思い出にしてしまうのは気が早いですが。)
毎朝のケーキ作りの時に、厨房の作業台にはこのパックが度々置かれていて、
私たち姉妹はケーキを作りながら
「あ~リカちゃん、可愛いなぁ~・・」
「リカちゃん、可愛いなぁ~。透き通るような肌してんな~・・」
と、チラチラ リカちゃんに目が行き、、
その内ふたりでリカちゃんに(ではなく、いちごのパックに、かな?)顔を近づけて
「なんだろうね~リカちゃんのこの可愛らしさはー。日本人好みの顔してるよね~」と
リカちゃん話でひとしきり盛り上がる。そんな日々を過ごしました。
人形とはわかっていても、魅力的な子です。
日本のおもちゃ屋さん、この子を作った人たちに尊敬の念が止みません。
さて、いちごの季節はそろそろ終わりますが、三田風月堂では年中販売しているいちごの商品もあります。
ドライのいちごとパリパリのチョコレートが入った いちごチョコ味のメレンゲ菓子「フェッテ」です。
サクサクで食べ応えもあって 可愛らしいので、人気モノです。
いちごの季節が終わっても、フェッテをぜひどうぞー。
(宣伝で終わるとは!商売人のブログっぽいですね~我ながら。。笑)
三田風月堂が創業以来焼き続けている『千代田せんべい』は
70年経っても変わらない道具、変わらない製法で一枚一枚焼いています。
今の店主がお店を引き継ぐにあたり、祖父から引き継いだガス台をガス屋さんにメンテナンスしてもらい
そのままの変わらない風味のおせんべいを、一枚ずつ 気持ちをこめて焼き続けていこう、と決意を固めたのでした。
『手焼き』と謳っていても、実際はオートメーションで作られている焼き菓子が
世の中には多く出回っている中で、うちのはまるっきりの手焼き。
40度以上にもなるガス台の前で2時間、熱くて重い鉄の焼型をひっくり返しながら焼いていき、
焼けた頃になると焼型を取り出し、焼型を開いたら素手で焼けたおせんべいを
(写真左端の)丸太みたいな台の上に置き成形する。
ちょっとでもタイミングが合わないと次々に焼いているおせんべいが全部焦げてしまう、
型に乗せる生地の量が多すぎても少なすぎても、焼きすぎても焼が甘すぎても商品にならない
まさに感覚と焼くリズムで作られているおせんべいなのです。
そして、手焼きだから、焼きムラがあります。
その焼きムラの、色が濃すぎるものは食べると苦いので商品からは外しますが、
じんわりこげ茶色のものは、昔から愛されてきた風味があるので商品にしています。
(写真下側のような焼き色は風味が香ばしいと言われ、愛されてきた色です。)
ですが、このところ、その焼き色に苦情がくることもあります。
焼きムラがある時点で「そんなもの商品にすべきではない」とおっしゃる方もいます。
私には これこそが手焼きの色だし、味だし、貫くべきなのではないかと思っているので
焼きムラができるからといって 手焼きはもうやめましょう、という気にもなれません。
そして、苦情がくる反面、あの焦げ味が懐かしくて大好きなんだ、
と言ってお土産にされる方もいらっしゃいます。
店主は「苦情が出るからには、これからどうやっていくか向き合うのが私たちの仕事」といって
日々考えているわけですが、、、。
スーパーの野菜ですら、土も虫も不揃いな形すら許されなくなったこの時代。
何もかもオートメーション、既製品があふれるこの世の中で、昔ながらの完全な手作りのものを
作るということの難しさにぶつかっている10年目の三田風月堂。
購入された方 すべての人が 笑顔になってもらえる商品を作っていくことと
深く向き合えるチャンスでもあり、時代と志とをどのように沿わせいくか考えるターニングポイントでもある。
そんな今日この頃です。
私たちは「テスト前日に徹夜するタイプ」なんだろうなーと、ただ今痛感しているわけであります。
花田植2日前までは甘夏みかんを相変わらず大量に皮をむいたり仕込んだりして
花田植の準備は大丈夫なのだろうか?とうすうす思っていたのですが・・この前日の深夜に猛烈な巻き返し。
「明日は晴れるでよ~!」「のどがかわくでよ~!!」
と、店主が仕込みましたメニューは
*マンゴープリン
*カフェジュレ
*杏仁プリン
*甘夏ジュレ
*ぶどうのコンポートジュレ
そして、ぷるぷるのわらび餅もついでに。
(写真は前年のものなので、今年の器とは違うことがあります。)
そしてこれまた ひとつひとつの素材のこだわりがすごいんです。
たとえば、甘夏ジュレの甘夏はこないだから耳ならぬ、手にタコができるくらい仕込んでいる
山口県の無農薬甘夏。店主が収穫してきた元気な素材です。
そしてぶどうのコンポートジュレのぶどうは、この地域で丁寧に作られた方からわけていただいたぶどうです。
わらび餅も本わらび粉に 世羅町産の香ばしい黄な粉を使っております・・・といった感じで、
素材のエネルギーが暑苦しくさえ思えてくる・・ぃゃ素晴らしい逸品揃いなわけです。
明日、こけずにショーケースに運んで、無事みなさまにお届けできるよう早く寝なくては・・・!!
ちなみに明日、三田風月堂でケーキを購入された方は、
道路向かいの“ヨシジイの豆挽きコーヒー”が50円オフになる特典があります。
一応、こちらからお渡しするチケットが必要となりますので、ケーキを買ってコーヒーを飲みながらお茶したい方は
お気軽にお声をかけてくださいね~。
では、よい一日を。
花田植の準備のことで精一杯!のはずの店主と私、
なのですが、実際は羽が生えて飛んでいってる状態。
急に私たちに到来した『素材をまるごと 味わう究極』に夢中です。
地元でとれる食べ物、国内でとれる作物を使って、あんなお菓子も作りたい、
こんなお菓子はどうやったらできるのだろう、と大忙しです。
今日は『映画を見ながら食べるお菓子は?』という題材で盛り上がり、
試作してみたら大成功した、これ。ドライフルーツ。
おつまみとしても非常にいい。市販のものより断然味わい深く、そして安全。糖分も高すぎない。
夜中に 家事がひと段落して急にお茶でもしたくなったとき、ボリボリおやつを食べるのもなー・・
そんな時はこのドライフルーツを食べる!
ひと切れ食べるのに結構な時間がかかるので 口さみしい時にも良い! 好い!!
そうやって毎日、姉妹でいろんな事に妄想と情熱を注いで開拓する世界は、
夢みたいに楽しいものです。