Ring☆Rang☆Rung!

ばかわいらしいもの・お人形・手作りetc.…そこはかとなく綴っています…

忍び寄る魔の手

2008-09-09 11:29:53 | オートバイ

 さて、昨日予告(?)した “ 夫と私に忍び寄る魔の手 ” のお話…。

 ぐるり~っと回り道を愉しんだ後、いつものコースを辿って お家へと向かいました。

 途中、海老名市の辺りでは、雨が降った跡がありましたので、 この辺はだいぶ降ったんだねぇ。 タイミングが良かったね。 などと話しながら、順調に帰り道を進みました。

 お家へ続く長い一本道まで来た時、急に 前方の空が 不気味に暗くなってきました。

  うわぁ…SF映画みたい…。

 前を走る夫の姿が、不気味な暗い雲へと向かってゆくヒーローみたいに思えます。

 こんな時でも、想像力を膨らませて 楽しんでしまう お馬鹿な私…。

 そう…まだこの時は、“ 魔の手 ” の恐ろしさに気付いていなかったのです…。

 毎回 ツーリングに出かけた後は、お家へ帰る前に ガソリンを満タンにしてから帰ります。 

 昨日も 駅近くのガソリンスタンドに寄り、 さあ、お家へ帰りましょう♪ と思った瞬間…大きな雨粒が落ちてきました。

  え…?

 ゴロゴロゴロゴロゴロ…雷も鳴り出しました。

  え…え…?

 ガソリンスタンドを出た夫は、お家への道の途中にあるスポーツクラブへ向かいます。

  え…え…え…?

 スポーツクラブの地下駐車場に、オートバイを停めました。

 その途端、ドシャ降りになり、雷も ピカッ!ゴロゴロ…。

  ひゃぁッ!間一髪だったねぇ…。

 ここからお家までは、僅か300m程です。

 「 じゃあ、帰っちゃえばいいのに。」 と思われるかもしれませんね。

 確かに、ちょっと走れば お家に着けます。

 でも、なるべくならオートバイを濡らしたくないのです。

 普段、オートバイの雨曝しを避けるために、厚手のカバーを掛けています。

 オートバイ使用後は、エンジンが冷えてから掛けないと、カバーが溶けてしまいます。

 そのために、いつも時間を置いてから掛けることにしているのです。

 けれども、こんな豪雨では オートバイが可哀想です。

 …ということで、駐車場で雨宿り。。。

 夫は、暗い雨雲を発見した時に、すでにこうなることを見越していたそうです。

  ガソリンスタンドに寄らないで帰ろうかとも思ったけど、結局 冷ましている間に降ってきちゃうだろうから、寄ることにしたんだ。降ってきたら、ここに避難しようと思って…。

 さすがA型、先を読む力(?)があります。

  ここで雨宿りをして エンジンを冷ませば、家に帰ってすぐにカバーを掛けても大丈夫だと思うんだ。

 う~ん、成る程…。ノー天気なO型の私とは違いますね…。

 

Photo_2

 雨宿り。。。

 

 

 

 

 

 

 それにしても、激しい雷雨です。

 

Photo_3 心なしか、

 喜代松号たちも

 ちょっと不安そうに

 見えます…。

 

 

 

 この後も、しばらく降り続き、すっかり暗くなってしまいました。

 雨宿りをしている間、常備しているラジオを聴いたり、私が考えた くだらないゲームをしたり…。

 そうして1時間半位過ぎた頃、ようやく雷は鳴り止み、雨足も弱くなってきました。

 エンジンもずいぶん冷めました。

 ラジオのニュースでは、「 関東地方は この後、さらに強い雨が降る見通しです。」 と伝えています…。

  これ以上待っても無駄だ。よし!今のうちに帰ろう!

 急いでお家へと辿り着き、素早くカバーを掛け、お家の中へ入りました。

 数分後、再び雷雨となりました。

  良かったね…。  タイミング良かった。 と、ホッとしたのも束の間、今度はテレビのアンテナに不具合が生じたらしく、どのチャンネルも砂の嵐…。

 “ 魔の手 ” は、まだ夫と私を捉えていたのです。

 仕方がありませんので、その夜は、ラジオを聴いたり 本を読んだりして過ごしました。

 夫も私も テレビっ子なのにぃ~…。

 翌朝になっても一向に直らず、お昼頃 ようやく直りました。

 どうやら地域全体のテレビアンテナが不調だった様です。

 かなり大きな(?) “ 魔の手 ” でした…。