先日、車で出掛けた夫を見送り 駐車場の門を閉め、何気なくオートバイを見たところ、私のオートバイのカバーに笹の葉っぱが付いているのを発見しました。
笹の葉っぱ…。
すぐ横に熊笹が生えていますから、そこから風に運ばれて飛んで来たのでしょう。
私は、その笹の葉っぱを摘んで棄てようと、手を伸ばすと…？
「 きゃぁぁ～～ッ！」
驚いた私は、尻餅をついてしまいました。
笹の葉っぱだと思っていた物は、何と…！
バッタ…？
「 う、うわぁぁ…。」
本当に、笹の葉っぱ
みたいです…。
昆虫の幾節にも折れた脚が苦手の私…。
その中でも、予測不能な動きをする 翅を持つ虫が、とっても苦手です。
バッタは、さらに 飛び跳ねますから、もっと怖いのです…。
勇気を出して（？）、オートバイから遠ざかってもらうことにしました。
そんなに怖いのなら、放っておけばいいのに…。
ライトセーバー（人差し指）を振り翳し、オートバイのカバーをポンと叩き、シュタッ！と飛び退ります。
「 ヒット＆アウェイ戦法よ。」
…ボクシングではありません…。
ポン、シュタッ！ポン、シュタッ！
なかなか退いてくれませんので、４，5回繰り返したでしょうか…。
「 チッ、解ったよ！」 とでも言いたげに、笹バッタはポトリと落ちました。
やっぱり、どう見ても
笹の葉っぱ
みたいです。
「 うぅぅ…怖い…。」
私は 勝手に笹バッタと名付けましたけれども、バッタなのでしょうか…？
この後、笹バッタは熊笹の方へ行き、すっかり紛れて 何処にいるのか判らなくなりました…。
それも また怖いですけれども…。