困ったPOLICEでPぴ。

近頃【着物警察】という言葉を目や耳にします。
着物警察？
古都の趣深い街並みに合わせて、交番などで和服を制服にしてるのかしら？
………と思ったら、お着物を召した人に対して「着物と帯の格が合ってない」「その着物の柄にその帯の柄は似合わない」「着方がなってない！」などと陰でこそこそ批判・批評したり面と向かって言ったりする人や、近寄って来ておもむろに着付けを直したりする人のことを【着物警察】というらしいです。
なるほど………。
昨今 アンティーク着物が若いお嬢様に人気で、大正ロマネスク時代の様な柄on柄の大胆なコーディネイトで愉しんでいる方をよく見掛けます。
お洋服のアイテムと上手に合わせて自由に素敵に着こなしてらっしゃる方も居ます。
私はとっても可愛いなぁ💕と思うのですけれども、“昔ながらの”知識で凝り固まっている方の中には好ましく思わない方もいらっしゃるのでしょうね…。
【着物警察】に遭遇したことによって、その後お着物を着難くなってしまった方も居るそうです。
う～ん…。
お洋服だったら、その人の好みや着こなしに対して そこまで厳しくチェックしないでしょうに、何故お着物となるとそう目くじらを立ててしまうのかしら？
確かにお着物には 幾つかの決まりごとがありますけれども、お茶席や冠婚葬祭の礼服は別として、カジュアルな普段着で装うのなら難しくとらわれ過ぎなくてもいいと思います。
何より本人が愉しく嬉しく着ているのですから、他人はあたたかく見守りましょう。

口出し無用でPぴ。



手出し無用でPぴ。