一燈照隅

日本が好きな日本人です

サッチャーの雷

2006年07月14日 | 時事問題
公論は衆口一詞の謂にあらざるなり。
満朝みな非にして一人是ならば、すなわち公論は一人にあり。


公平無私の正論というものは、衆人の言うところが一致したものという意味ではないのである。朝廷の人すべてがみな間違っていて、一人の人が正しければ、公論はこの一人にあるのである。
(呻吟語 治道76)

同じような事を、サッチャー元首相が教育相時代に言われています。
反サッチャー派であった教育省のある幹部は、当時の彼女(教育相)についてこう語った。「同僚が大臣にある特別な施策について『これはどうも人気がないようです』と具申した。その途端に雷が落ちてきた。『人気があるかどうかを聞いているのではありません、そうすることが正しいかどうかを聞いているのです』」


国会議員は選挙があるので、どうしても国民に受ける事をやりがちです。その為に中途半端な政策になりがちです。

ちかごろ国会議員がよく芸能人のように朝からテレビに出てきますが、最近は少し出すぎではないだろうか。
全く出ないよりはましだが、せめてバラエティー番組ぐらいは減らすべきだろう。
テレビに出る時間があればしっかりと政策を議論して貰いたい。







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2 コメント

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もし総理大臣になったら (J)
2006-07-15 13:43:47
番組で可決したら国会に提出するなんてフザケ過ぎですよね。

国民に平易な言葉で説明するのは大切なことですけど、テレビ局と芸能人の不見識ぶりに付き合う政治家もどうかと思います。

国民はおべんちゃらが聞きたいわけじゃありません。

馴れ合わず堂々と正論・公論を話していただきたいです。





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Unknown (まさ)
2006-07-15 20:12:12
Jさん、

マスコミも政治家を出すのなら、それなりにある程度考えて欲しい。

やはり、見識有る人間との対談にすべきでしょう。

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