ミロク文明

新しき[神]の国の写し絵、天国地の上に現す
ミロクの世 ミロク文明人 大和ごころを志しての旅は・波・∞無限大∞

老子「第七章」道徳経

2013-02-12 22:57:58 | 老子「道徳経と伊勢白山道「道経1~37
天長地久。「 天は長く地は久(ひさ)し。
天は永遠であり、地は久遠である。
精神世界ランキング        
  100 位台?クリックお願いしますね・・♪
・老子「第六章「道徳経と伊勢白山道」道経 
第七章 *老子を英訳http://www.chonmage-eigojuku.com/magetan/roushi01.html
・原文 「書き下し文
天長地久。「 天は長く地は久(ひさ)し。
天地所以能長且久者、「天地の能(よ)く長く且(か)つ久しき所以(ゆえん)の者は、
以其不自生、故能長生。「その自(みずか)ら生(しょう)ぜざるをもって、故(ゆえ)に能く長生(ちょうせい)す。 

是以聖人、後其身而身先、「ここをもって聖人は、その身(み)を後にして而(しか)も身は先(さき)んじ、
外其身而身存。「その身を外にして而も身は存(そん)す。 
非以其無私邪、故能成其私。「その無私なるをもってに非(あら)ずや。故に能くその私(わたくし)を成す。 

現代語訳
天は永遠であり、地は久遠である。
天地がその様に永久であるのは、
自ら永久であろうとする意志が無いからだ。

だから「道」を知った聖人はわが身を後回しにしながら周囲に推されてその身は人の前に立ち、
わが身を人の外側に置きながら周囲に推されてその身は人の中心にある。
これはその人が無私無欲であるからではないだろうか。
無私無欲であるからこそ、自分をつらぬいていけるのだ。 

英訳文
Heaven and earth are eternal, because they never want to be eternal. So the saint who knows "the way" tries to follow people, but people follow him. He tries to put him outside of people, but people put him at the center of them. It is because he is disinterested. He can keep his mind because he is never attached to himself.


*先に結果を思わないのが極意 2012-09-04
   伊勢ー白山 道 記事全文 http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20120904
老子の言葉 第七章
(独自の超訳)
天は永遠であり、大地も永遠です。
天地が永遠であるのは、自分の意志で永遠であろうとは思わないからです。
これが、長く物事が継続する秘密なのです。

だから真理(道)を知った聖人は、自分のことを他者のために後回しにしていても、
自然と周囲の人たちが聖人を押し出して先頭に立たせます。
また、聖人が遠慮をして他の人たちの輪の外側に居ても、周囲の人たちが自然と聖人を取り囲んで、
聖人を輪の中心に置きます。

これは聖人が、無私無欲だからこそ自然とそう「成る」のです。
これは人が、物事を自然と達成するための秘訣なのです。

原文
「天長地久。天地所以能長且久者、以其不自生、故能長生。是以聖人、後其身而身先、外其身而身存。非以其無私邪、故能成其私。」
(感想)
これは、老子がカンナガラ(自然体)の極意について説明しています。
また、「慌てる◎◎は貰いが少ない」「急いては事を仕損じる」という、戒めを示唆しています。
更にもっと言えば、老子が
「脱力しなさい」「ムダな力を抜いて、淡々と挑戦しなさい」
と、言っているようにも感じます。

要は、世の中で成功する人間は、「自分は世の中で成功したい!」とは“初めから”思わないのです。
普通の人間は、この時点ですでに間違っています。
老子が言うには、そうでは無くて、
無私無欲で「世の中に貢献したい!」と思う人間が、自然と周囲に導かれて成功への階段を昇ると言います。結果的には、これが早道なんだとも言います。

これは勉強でも言えます。
「良い点数を取るのだ!」という思いからの勉強法は、試験の本番に弱いのです。
焦って急いで上辺だけを記憶しようとすることに「成る」からです。
そうでは無くて、
普段の点取りの定期試験は弱くても、中身の理解に重点を置いていれば、“試験の範囲が広い”入試本番には強いのです。
公式を覚える勉強法は直ぐに問題が解けますが、公式を導き出した過程を理解した人間は非常に強いのです。

この第七章は、まさに老子らしい言葉のエッセンスが詰まっています。
これを二千年以上も前に生きた老子が言ったのですから、とても敬意を表します。
しかし、「無欲で物事に挑戦しなさい」とは、自分の自我(じが:ワレヨシの思い)が邪魔をして、現代人には非常に難しいテーマです。

私たちは「挑戦する前から」、結果を望んでいます。先に結果を考えています。
このような思い(自我)が強い人間ほど、未来を気にしたり、占いなどを好みます。
老子は、「それがオカシイのだ」と言っています。
挑戦する前から結果を置く不自然さ、今の目の前の物事を捨てて空白の未来を見ていては、失敗するのが当然だという意味なのです。
しかし、私たちは先に結果を置いていますね。

人間は、その過程を大切にしていれば、結果は自然と良いモノが付いて来るとも響いて来ます。
今日から1日1日の過程を大切にして生きて見ましょう。
必ず良い方向に向かいます。

生かして頂いて ありがとう御座位ます


無私と自然 2017-08-20 老子の人生論
伊勢ー白山 道 記事全文
 http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20170820

参考記事:老子の言葉 第七章「先に結果を思わないのが極意」

「老子の人生論」第七章

こうでなければ生けない、と思わない事こそ継続する。
私には、これが無いから出来ない、と思わないからこそ達成ができる。

長生きしなければ生けない、と思い詰めるほど結果は良くない。
自然にお任せする、という態度こそが物事が、全てが継続する秘訣です。

自分の為、の物事は伸びません。
他人の為、の物事は継続し発展します。

無私、自分を無くして行くほど、周囲の中で逆に目立ち始めます。
自分ありき、に成るほど周囲は離れて行き、忘れ去られます。何も成すことが出来ません。

聖人は、他人のためだけに生きるからこそ、逆に何かを自然と成すことが可能です。
聖人が聖人と呼ばれる秘密がここに有ります。

(感想)
* 「私には、これが無いから出来ない、と思わないからこそ達成ができる」

人は、「今の自分に無いから」という理由だけで、初めから意識して見る範囲の選択肢が限定されています。
・お金 ・男女の違い ・住む場所 ・容姿の先入観 ・学歴 、・・・・・。

「今の自分に有る範囲」でしか探さない、見ない、とすれば、目を半分閉じたままで探している状態かも知れません。
そうでは無くて、
・ 自分の思い込みに注意しましょう。
・ もっと自分の素直な思いを見詰めてみましょう。
・ 他人の意見も素直に聞いて行くこと。でも、自分の自然な思いを優先しながら。

例では、有名な俳優さんに多いケースが、
・ 自分から俳優に成ることを考えても居なかった。自分の視野に無かった。
・ 初めの切っ掛けは、家族が押したから。スカウトされたから。
・ 自然と周囲に押されて成った。

でも自分には、何かを勧めてくれる人は居ない。
こういう人は、どうすれば良いのでしょうか?
そこで老子は、
* 「他人の為に生きて見てはどうだろうか?」
と問い掛けています。

他人の為に生きる人は、
・ 輝き始める。
・ 物事の中心に自然と成る。(家庭でも、組織でも自然と中心の存在。経営者にも)
・ 幸福に成る。

更には、「無私」(むし)に成ること。
「自分が無い」、とは何と崇高なことでしょうか。
・ 自分が無い=悟り
です。

人は、自分という「我」を無くする為に誰もが生まれて来ています。
これが人類の人生修行の目的です。
自分の我(ワレヨシ心)が無くなるまで、転生は継続します。これでもかと。

無私に成れる最善の方法が、
* 「他人の為に生きること
* 「自分のためだけに生きるな」
これを老子が提案されています。

これを社会の中で貫徹した人は、聖人であり、自然と何かを成して行き、
自然と社会の中心に置かれると老子は言っています。
これは、どんな宗教的な修行にも勝る、最善・最良の方法だと思います。

どうせ消えて行く命ならば、
無私、自分を無くしながら、
他人の為に生きて見ること。

これは今の社会でも、病んだ自分の心を癒やし、自分を自然と幸福に変えて行く最善の方法だと感じます。
先ずは、自分の家庭から、自分の縁者から、このような気持ちで生きて見ることを参考にしてください。
でも、無理は不要です。自然に、が大切です。
何かが変わり始めます。

生かして頂いて 有り難う御座います


老子の人生論 伊勢ー白山 道 記事一覧
老子プロフィール「第一章」道経   ≫「第八十一章」徳経

老子「道徳経と伊勢白山道」道経「1章~37章」カテゴリー
老子「道徳経と伊勢白山道」徳経「81章~38章」カテゴリー
福録
伊勢白山道(ブログ) ・「老子の言葉」カテゴリー
伊勢白ペディア~伊勢白山道事典「老子」  ・老子(言葉)について 目次
老子の霊訓 カテゴリー 

あまてらスおホ三かみ  ミロクさん意おホ三神
 【主神】天照日之太神 様 ・神界・内在神(良心)・愛和塊【心柱】
      天之常立太神 様 ・霊界・自我心・相対塊【活力】
      国之常立太神 様 ・現界・肉宮身・個性塊【神美】    
生かして頂いて ありがとう御座位ます


*【両手を使った完全呼吸法】を行じ身につければ
    http://plaza.rakuten.co.jp/mirokubunnmei567/diary/?ctgy=6
集中力・持続力と気配り・忍耐力の【意氣】を強化できます。よ・・世義
魂の発露にとって重要な「思いやり力」を強化させます。よ・・世・・ミロクの世・・・大和ごころ波∞無限大∞

世義幼子http://plaza.rakuten.co.jp/mirokubunnmei567/diaryall
ミロク文明人徳得 
  http://blogs.yahoo.co.jp/mirokubunnmeizinn/MYBLOG/yblog.html?m=l&p=1
ミロク文明http://blog.goo.ne.jp/mirokubunnmei1919
   新しき[神]の国の写し絵、天国地の上に現す
    ミロクの世 ミロク文明人 大和ごころを志しての旅は・波・∞無限大∞

最新の画像もっと見る

コメントを投稿