ミロク文明

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老子「第十五章」道徳経

2015-02-11 22:32:40 | 老子「道徳経と伊勢白山道「道経1~37
ほどほどを知るがゆえに、困難に遭っても耐えることが可能であり、新たに復活することが出来ます
       
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・老子「道徳経と伊勢白山道」 道経 
第十五章 *老子を英訳 http://mage8.com/magetan/roushi02.html
・原文 「書き下し文
古之善爲道者、微妙玄通、深不可識。「古(いにし)えの善く道を為す者は、微妙玄通(げんつう)、深くして識(し)るべからず。
夫唯不可識、故強爲之容。「それ唯(た)だ識るべからず。故(ゆえ)に強いてこれが容(よう)を為さん。

與兮若冬渉川、猶兮若畏四隣、「 予(よ)として冬に川を渉(わた)るが若(ごと)く、猶(ゆう)として四隣(しりん)を畏(おそ)るるが若く、
儼兮其若客、渙兮若冰之將釋、「儼(げん)としてそれ客の若く、渙(かん)として冰(こおり)の将(まさ)に釈(と)けんとするが若く、

敦兮其若樸、曠兮其若谷、「敦(とん)としてそれ樸(ぼく)の若く、曠(こう)としてそれ谷の若く、
混兮其若濁。「混(こん)としてそれ濁(にご)れるが若し。

孰能濁以靜之徐清。「孰(たれ)か能(よ)く濁りて以(も)ってこれを静かにして徐(おもむろ)に清(す)まん。 
孰能安以動之徐生。「孰か能く安らかにして以ってこれを動かして徐に生ぜん。

保此道者、不欲盈。「この道を保つ者は、盈(み)つるを欲せず。
夫唯欲不盈、故能蔽而新成。「それ唯だ盈つるを欲せず、故に能く敝(やぶ)れて而(しか)も新たに成る。 

現代語訳
古くからの「道」を充分に修めた人は、その微妙な働きによって奥深い所に通じており、奥深さゆえにその有り様は到底理解する事は出来ない。
理解出来ない事ではあるが、あえてそれを説明して見よう。

おずおずと冬の川を渡る様に慎重であり、びくびくと周囲を警戒する様に用心深くあり、
きりっと威儀を正した客の様に厳粛であり、解けてゆく氷の様に素直であり、

切り出したばかりの丸太の様に純朴であり、深い谷間の様に寛容であり、
濁った水の様に曖昧である。

この濁った水を静かに止めて上澄みから清水を得られる者は誰であろうか?
またそれを再び動かして生命を生み出す事が出来る者は誰であろうか?

「道」に沿った生き方をする人は、一杯まで満たされる事を望まない。
だからこそ彼の器はたとえ壊れても何度でも再生するのだ。


英訳文
A person who mastered "the way" from ancient time knows "deep mystery" well. And you cannot understand depth of his wisdom. But I dare to explain it. He is careful as if he were going across a river in winter, prudent as if he were cautious around him, solemn as if he were an honored guest, obedient as if he were a piece of melting ice, unaffected as if he were a raw wood, tolerant as if he were a valley and vague as if he were muddy water. Who can keep this water calm and get clear water? Who can move this water again and produce new lives? A person who keeps "the way" does not want to be filled. So his vessel revives over and over again.


*幸運に成るエッセンス  2012-09-29
伊勢ー白山道 記事全文 http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20120929
老子の言葉 第十五章
(独自の超訳)
古くから継続される、善いとされる良心に従った生活を行うことが出来る人間は、
何も考えずに行う生活上の動きと選択が神妙であり最善でもあり、その不思議さは他人には理解出来ません。
しかしあえて、その不思議な様を説明してみます。

良心(道・真理)に沿って生きる人間は
氷の張った川の上を歩くように慎重であり、
普段の生活中でも四方に対して注意を払い、
お客様に接する時のように身なりをいつでも正しており、
溶け始めた氷のように丸く素直であり、
切ったばかりの生の木材のように生き生きとし、
深い谷間のような奥深い心を持ち、
動く水のように簡単には心の底が見えません。

流れ動くにごった水が静止して、その水の上澄みが清まるまで時を待つことが出来ますか?
逆に安静な自分の気持ちをもって、停滞した物事に動きを与えることが出来ますか?
良心に沿った道を生きる人間は、自分の欲望を100%まで満たそうとはせずに、ほどほどを知っています。
ほどほどを知るがゆえに、困難に遭っても耐えることが可能であり、新たに復活することが出来ます。

原文
「古之善爲道者、微妙玄通、深不可識。夫唯不可識、故強爲之容。
與兮若冬渉川、猶兮若畏四隣、儼兮其若客、渙兮若冰之將釋、敦兮其若樸、曠兮其若谷、混兮其若濁。
孰能濁以靜之徐清。孰能安以動之徐生。
保此道者、不欲盈。夫唯欲不盈、故能蔽而新成。」

(感想)
これは老子が、カンナガラ(神妙さと共に生きること)で生きる人間の様子を説明しています。
守護神や守護霊が強ければ、コノ世を楽に簡単に便利に生きられると勘違いしている人間が多いです。
そんなモノを憑けるというデタラメな商売を自称する悪徳な有料先生も後を絶ちません。実際に憑けているのは、不幸であり、不運であり、再びお金を持参して相談に来る「仕掛け」を憑けているだけなのが実態です。ナントカを伝授するという高額な変な行為も、まったく同じの非道な詐欺です。なんの意味もありません。

他人から見ても不思議なほど幸運で恵まれた人間も居るものです。それが“一時的では無くて”そのようなホンモノの人間とは、老子が言うには
(1)普段の生活でも慎重であり、絶えず周囲に注意をする「努力をしている」人間であること。
(2)いつも身なりを清潔にして、部屋掃除もすること。
(3)素直な気持ちで生活していること
(4)生活の中で、生き生きとすることを心掛けること。
(5)気持ちを安静に冷静に維持する心掛けを持つこと。
(6)時を「待つことが出来る」人間であること。
(7)臨機応変に打って出る、行動を起こすことが出来る人間であること。

(8)何事においても、ほどほどで止めることが出来る人間であること。
(9)そして、自分の良心に沿って生きること。

このような生活の「努力」を行なっている人間こそが、他人から見ても不思議なほど幸運な選択と、生活での良い動きをして行くのがコノ世の道理(法則)なのです。
法則ですから、「そう成ってしまう」のです。

とくに現代の仕事や就職などにおきましても、6番と7番は重要です。
この選択が出来るか否かで、その人間の人生が変わり決まります。
これが出来るようになるためのエッセンスが上記の9個なのです。

皆さんの生活の中でのヒントにして頂ければ幸いです。 

生かして頂いて ありがとう御座位ます


善を意識した真面目な生活の「継続」がもたらすモノ 2017-10-02 老子の人生論
伊勢ー白山道 記事全文 http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20171002
参考記事:老子の言葉 第十五章「幸運に成るエッセンス」

「 老子の人生論」第十五章

善を意識した真面目な生活の「継続」がもたらす、人の「動き」とその行う「選択」とは、人知を超えた神秘をもたらします。
これが起こる道理をなんとか説明してみましょう。

善を意識した人間のする生活とは、
・ 周囲に対しての気配りと、謙虚さを忘れません。
・ 素直さを忘れません。
・ 生き生きとした表情を忘れません。
・ 陰では、物事を注意深く静観する思慮深さを持ちます。
・ 自分が思うことを何でも軽々に口にしません。

そして更には、
・ 濁った水が、静かに上辺が透き通るまで、見えるように成るまで、待つことが出来る人。
・ 止まっている物事に対しては、静かに意見を言って、「動き」を与えることが出来る人。

善を意識する真面目な生活を継続する人は、ほどほどの中間であっても感謝をすることが出来ます。
だからこそ、こういう人こそが本当は最も強い人であり、良い状態が継続することに成ります。

(感想)
コノ世の社会での一時的な成功は、悪人でも可能です。
悪人の一時の成功の栄華を見ては、
・ コノ世は不公平だ。
・ 悪事をやった者勝ちだ。
・ 神様など居ない。

このように思う人がいます。
でも、その悪人の10年後、20年後、・・・・更にはその人の死んだ時の状況。
これを知らない訳です

死後も含めて、完璧な帳尻が崩れることは絶対に有りません。
コノ世とアノ世で、逃げ得に成功した魂は有史以来ゼロです。
特別な悪人は、コノ世を無傷で去ることもありますが、これは真に不幸で怖いことなのです。
コノ世で借金を返す機会も、神様が取り上げたということです

アノ世で借金10倍の世界が待ち受けています。
その人が死ぬ時に、黒い人たちが大勢で迎えに来ます。(これは本人と、周囲が目撃した話も多い)

でも私たちは、その顛末を見ることが出来ないから、その証拠が無いと思うものです。
安心してください。
普通は、悪人の10年後、20年後で、その半数以上はコノ世でその帳尻を見ることが出来ます。
悪人の栄華は、一時の本当に短いものです。
最後は、死ぬ時の状態でも、更に見られます。

悪人の後年の結果を知らないのに、神様まで否定する人の人生とは、やはり幸が薄くなるものです。
悪人をうらやましく思う、悪に同調をする心境だったと言うことです。注意したいものです。

この項の前半の戒(いまし)めとは、まるで老舗旅館の女将(おかみ)さんのような人の姿を思いました。
家庭でも、こうありたいものです。
会社でも、このような態度の男性ならば、伸びて行くことを思います。将来は独立も可能な人です。

*「口は災いの元
これが人の人生を簡単に変えてしまうことが、会社でも家庭でも有ります。
注意をしたいものです。

更にこの項で感心する言葉は、
*「濁った水が、静かに上辺が透き通るまで、見えるように成るまで、待つことが出来る人」 

多くの人が、
・ 時間経過を、見る冷静さ。
・ 時間経過を、味方に付ける術(すべ)。
を忘れています。

上記の悪人の顛末と同様に、時間経過は色々な情報を、
・ 教えてくれます。
・ 最善の選択を示してくれます。

でも、
* 止まっている物事に対しては、静かに意見を言って、「動き」を与えることが出来る人。
これは、真面目に努力して静観していれば、
・ 「機を見るに敏
チャンスを逃さずに動くことが可能に成るということです。

以上のすべては、
* 善を意識した真面目な生活の「継続」がもたらす
ということなのです。
皆さんの生活の参考にして頂ければ幸いです。

生かして頂いて 有り難う御座います


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