ミロク文明

新しき[神]の国の写し絵、天国地の上に現す
ミロクの世 ミロク文明人 大和ごころを志しての旅は・波・∞無限大∞

歓喜の歌

2020-10-23 17:55:52 | 音楽
ベートーヴェンの交響曲第9番の中の歌について説明しています。
 
  
私の大和ごころを志しての旅は「ミロク文明」ミロクの世を地の上に現す方向性。

歓喜の歌 - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%93%E5%96%9C%E3%81%AE%E6%AD%8C

『歓喜の歌』(かんきのうた、喜びの歌、歓びの歌とも。独: An die Freude / アン・ディー・フロイデ、英: Ode to Joy)は、ベートーヴェンの交響曲第9番の第4楽章で歌われ、演奏される第一主題のこと。

歌詞は、シラーの詩作品「自由賛歌」(独: Ode An die Freiheit[1]、仏: Hymne à la liberté[2] 1785年)がフランス革命の直後ラ・マルセイエーズのメロディーでドイツの学生に歌われていた[2]。そこで詩を書き直した「歓喜に寄せて」(An die Freude 1785年初稿、1803年一部改稿)にしたところ[1]、これをベートーヴェンが歌詞として1822年 - 1824年に引用書き直したもの。ベートーヴェンは1792年にこの詩の初稿に出会い、感動して曲を付けようとしているが、実際に第9交響曲として1824年に完成した時には、1803年改稿版の詩を用いている。

ベートーヴェンは生涯にわたってシラーの詩集を愛読したが、実際に交響曲第9番ニ短調『合唱付』作品125の第4楽章の歌詞に織り込むにあたって、3分の1ほどの長さに翻案している。冒頭にバリトン歌手が独唱で歌う“おお友よ、このような音ではなく…”は、ベートーヴェンが自分で考えたものであり、シラーの原詩にはない。


歌詞(ドイツ語原詞・日本語訳)​
An die Freude            「歓喜に寄せて」

O Freunde, nicht diese Töne!   おお友よ、このような旋律ではない! 
Sondern laßt uns angenehmere もっと心地よいものを歌おうではないか
anstimmen und freudenvollere.   もっと喜びに満ち溢れるものを
    (以上3行はベートーヴェン作詞)

Freude, schöner Götterfunken,   歓喜よ、神々の麗しき霊感よ
 Fロイデ/シェーナー/ゲッターフンケン
:麗しい(うるわしい) の意味 ㋑人の性格・行動などが、きちんとしていてよい。 折り目正しく、きちょうめんである。 ㋒端正である。 形が整っている
Tochter aus Elysium      天上楽園の乙女よ
トchター/アウs/エリューズィウm (ここのchはオの口で喉の奥に息を当て、ホの様な音)
Wir betreten feuertrunken.    我々は火のように酔いしれて
 ヴィァ/べtレーテン/フォィアーtルンケン
Himmlische, dein Heiligtum!   崇高なる者(歓喜)よ、汝の聖所に入る
ヒンmリッシェ/ダイン/ハイリchトゥm(ここのgはch(ヒの子音だけ)で発音する)

Deine Zauber binden wieder,   汝が魔力は再び結び合わせる
 ダイネ/ツァウバー/ビンデン/ヴィーダー
(以下2行は1803年改稿)
Was die Mode streng geteilt;   時流が強く切り離したものを
ヴァs/ディー/モーデ/shtレング/ゲタイルt (ここのstは「シュトゥ」の母音が無い発音)
Alle Menschen werden Brüder,   すべての人々は兄弟となる
 アlレ/メンシェン/ヴェrデン/bリューダー
(1785年初稿:               (1785年初稿:
Was der Mode Schwert geteilt;    時流の刀が切り離したものを
Bettler werden Fürstenbrüder,)   物乞いらは君主らの兄弟となる)
Wo dein sanfter Flügel weilt.     汝の柔らかな翼が留まる所で
ヴォー/ダイン/ザンfター/fリューゲl/ヴァイlt

Wem der große Wurf gelungen,   ひとりの友の友となるという
Eines Freundes Freund zu sein,   大きな成功を勝ち取った者
Wer ein holdes Weib errungen,   心優しき妻を得た者は
Mische seinen Jubel ein!      自身の歓喜の声を合わせよ

Ja, wer auch nur eine Seele  
      そうだ、地球上にただ一人だけでも
Sein nennt auf dem Erdenrund!  
      心を分かち合う魂があると言える者も歓呼せよ
Und wer's nie gekonnt, der stehle 
     そしてそれがどうしてもできなかった者は
Weinend sich aus diesem Bund!  
     この輪から泣く泣く立ち去るがよい


Freude trinken alle Wesen    すべての存在は
An den Brüsten der Natur;    自然の乳房から歓喜を飲み
Alle Guten, alle Bösen     すべての善人もすべての悪人も
Folgen ihrer Rosenspur.    自然がつけた薔薇の路をたどる

Küsse gab sie uns und Reben,  自然は口づけと葡萄の木と 
Einen Freund, geprüft im Tod;   死の試練を受けた友を与えてくれた
Wollust ward dem Wurm gegeben, 快楽は虫けらのような者にも与えられ
und der Cherub steht vor Gott.  智天使ケルビムは神の前に立つ
    『智天使ケルビム』
Froh, wie seine Sonnen fliegen   天の壮麗な配置の中を
Durch des Himmels prächt'gen Plan, 星々が駆け巡るように楽しげに
Laufet, Brüder, eure Bahn,    兄弟よ、自らの道を進め
Freudig, wie ein Held zum Siegen. 英雄が勝利を目指すように喜ばしく

Seid umschlungen, Millionen!   抱き合おう、諸人(もろびと)よ!
Diesen Kuß der ganzen Welt!  この口づけを全世界に!
Brüder, über'm Sternenzelt   兄弟よ、この星空の上に
Muß ein lieber Vater wohnen.   聖なる父が住みたもうはず

Ihr stürzt nieder, Millionen?   ひざまずくか、諸人よ?
Ahnest du den Schöpfer, Welt?  創造主を感じるか、世界中の者どもよ
Such' ihn über'm Sternenzelt!   星空の上に神を求めよ
Über Sternen muß er wohnen.  星の彼方に必ず神は住みたもう


*ベートーヴェン『交響曲第9番』歓喜の歌 【カタカナ歌詞 ...
  http://utamono.blog.jp/lyrics/symphony-no9-d-minor-op125-choral.html
第九』の名で親しまれるベートーヴェン『交響曲第9番 第4楽章』のドイツ語歌詞をカタカナに書き起こしました。 ネイティヴ発音を歌劇用ドイツ語読みに調整し、初心者でも分かりやすいように最適化しています── ...

*交響曲第9番 (ベートーヴェン) - Wikipedia
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの交響曲第9番(こうきょうきょくだい9 ばん)ニ短調作品125(ドイツ語: Sinfonie Nr. 9 d-moll op. 125)は、 ベートーヴェンが1824年に作曲した独唱と合唱を伴う交響曲。ベートーヴェンの9番目にして最後の交響曲である

*カラヤン ベートーヴェン《歓喜の歌》 1986 - YouTube 再生時間:24:06
   https://www.youtube.com/watch?v=Qt0T_fe5K6E
レッラ・クベッリ(S)
ヘルガ・ミュラー=モリナーリ(メゾ・ソプラノ)
ヴィンソン・コール(T)
フランツ・グルントヘーバー(Br)
ウィーン楽友協会合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベートーヴェン : 交響曲第9番ニ短調作品125《合唱付き》から、第4楽章
1986年、フィルハーモニー(ベルリン)


*ベートーヴェン - 交響曲 第9番 ニ短調 Op.125《合唱》 
カラヤン 1962- YouTube(日本語訳付き)再生時間:67:00

 https://www.youtube.com/watch?v=QscuYmQgIM8&t=44s
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
ヒルデ・レッセル=マイダン(アルト)
ヴァルデマール・クメント(テノール)
ヴァルター・ベリー(バリトン)
ウィーン楽友協会合唱団
1962年10月8日・9日・12日・13日、11月9日
ベルリン イエス・キリスト教会

1 第1楽章:Allegro ma non troppo, un poco maestoso 0:00
2 第2楽章:Molto vivace 15:31
3 第3楽章:Adagio molto e cantabile 26:35
4 第4楽章:Presto 43:03
5      Presto - O Freunde, nicht diese Tone - Allegro assai
      (シラーの頌歌「歓喜に寄す」による終結合唱)
      (Schlußchor Über Schillers Obe 「An die Freude」) 49:25


*フロイデ豆知識
    http://www.freude.or.jp/wordpress/?page_id=17
このページは、「第九」とベートーヴェンに関するあれこれを、フロイデ合唱団の学習係のメンバーが執筆いたします。「第九」の演奏や鑑賞をより深いものにするために、お役立ていただければ幸いです。

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レクイエム

2020-08-16 16:24:57 | 音楽
レクイエム (Requiem) - ラテン語で「安息を」という意味の語。葬送曲。
 
  
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レクイエム (曖昧さ回避) 『ウィキペディア(Wikipedia)』
  音楽作品~~

*レクイエム 『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%A0#構成と典礼文
構成と典礼文​[編集] モーツァルト、ヴェルディ、フォーレの3作品は特に名高い。
下表は、いわゆる「三大レクイエム」についてどの典礼文に作曲がなされているかをしめしたものである。


*レクイエムの意味(レクイエムとは)
      https://en-park.net/words/7516
レクイエムとは、カトリック教会における、死者のためのミサのことをさします。また、そのミサの際に用いる聖歌をレクイエムとよんでいます。
ミサは随意ミサとして、葬儀だけでなく、命日にも行われます。

レクイエムは安息をという意味があり、ミサの典礼文の冒頭の部分でもあります。この典礼文には曲がついていて、入祭唱から始まります。
ミサは入祭文、昇階誦、詠誦、続誦・怒りの日、奉献文、聖体拝領の順で進行します。
冒頭部分は「Requiem aeternam dona eis, Domine.」主よ、永遠の休息を彼らに与えたまえ、となります。

レクイエムの実際
レクイエムは、鎮魂歌とも言われますが、魂を鎮めるためではなく、亡くなった人の罪を軽減し、安らかに眠れるようにと神に祈るための楽曲になっています。

モーツァルトヴェルディフォーレのレクイエムが「三大レクイエム」と言われ、もっとも有名なレクイエムと言われています。
これにケルビーニのレクイエムを加えて、四大レクイエムと呼ばれることもあります。 
*「命日」に関連する用語一覧 https://en-park.net/tags/命日/word 


*モーツァルト 《レクイエム》全曲 カラヤン指揮/ベルリン・フィル(1961)
  https://www.youtube.com/watch?v=qllREi8QMp4&t=262s
*ヴェルディ:レクイエム:アバド/ベルリンフィル
   https://www.youtube.com/watch?v=d-4x3Yr-Nk8&t=56s
*フォーレ《レクイエム》全曲 クリュイタンス指揮/パリ音楽院管
   https://www.youtube.com/watch?v=B6hwBVR5RDs
*ケルビーニ 「レクィエム」ハ短調 ファソリス ... - YouTube 再生時間:48:21   
   https://www.youtube.com/watch?v=DiApM_kJwcg
*ドヴォルザーク:「レクィエム」 カレル・アンチェル/チェコ・フィル        
   https://www.youtube.com/watch?v=5JdQIGh6oH8 
*ブリテン:「戦争レクィエム」ブリテン/ロンドン響
   https://www.youtube.com/watch?v=oOnwIyaV_UY


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カルミナ ブラーナ・歌詞対訳

2020-07-17 21:22:29 | 音楽
オルフ;カルミナ・ブラーナ・ Carmina Burana 歌詞全文の対訳を提供するものです
 
  
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カルミナ・ブラーナ - Wikipedia
カール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」は、舞台形式によるカンタータであり、『楽器群と魔術的な場面を伴って歌われる、独唱と合唱の為の世俗的歌曲


*カルミナ・ブラーナ  幼子世義 動画2  再生リスト movie 1/25
  https://www.youtube.com/watch?v=loejulYgYgI&list=PLbHQKoU2Ip6ayA6fzopE-rgtVs_dyqpFP


*オルフ; カルミナ・ブラーナ・ Carmina Burana 歌詞全文の対訳を提供するものです。 
  http://carminaburana.web.fc2.com/index.html
 

「 FORTUNA IMPERATRIX MUNDI 」 「フォルトナ、世界の支配者 」 (運命の女神)よ
TEXT-1              
1 O Fortuna,      おお、フォルトナ(運命の女神)よ
2 velut luna      月のように
3 statu variabilis,    姿、変りやすく
4 semper crescis    つねに、満ち
5 aut decrescis;      あるいは、欠ける
6 vita detestabilis     いまわしい 生が
7 nunc obdurat        あるときは妨げ
8 et tunc curat       またあるときは救う
9 ludo mentis aciem,     気まぐれに、心の働きを
10 egestatem,       窮乏も
11 potestatem       権勢も
12 dissolvit ut glaciem.     氷のように溶かし去る
  
13 Sors immanis et inanis,     粗暴な そして空疎な運命よ、
14 rota tu volubilis,        お前、めぐる車よ
15 status malus,          態度は邪悪であり
16 vana salus           安全は空しく
17 semper dissolubilis,        常に、こわれやすい     
18 obumbrata         影に隠れ、
19 et velata          そして、ヴェールをまとい
20 michi quoque niteris;      私をも追い求める
21 nunc per ludum       今、たわむれに
22 dorsum nudum       裸の背を
23 fero tui sceleris.        お前の悪行に供しよう

24 Sors salutis et virtutis      健康と才能の運命は
25 michi nunc contraria,     今や、私に背を向け
26 est affectus        それは弱らせられ
27 et defectus        そして見捨てられ
28 semper in angaria.     常に苦役の中にある
29 Hac in hora        ここで、このとき
30 sine mora         おくれずに
31 corde pulsum tangite;      弦の弾奏をせよ
32 quod per sortem sternit fortem,    運命によって強者をも倒すことを
33 mecum omnes plangite!        私と共に,皆、歎き悲しめ!

「 PRIMO VERE 」 「早春に 」
TEXT-2
1 Fortune plango vulnera      私はフォルトナの傷を嘆く、
2 stillantibus ocellis,         目に涙流れる
3 quod sua michi munera       なぜなら、彼女の私への恵みを
4 subtrahit rebellis.           反対に奪い去る
5 Verum est, quod legitur,       読んだことは真実だ
6 fronte capillata,          額には髪が豊かであっても
7 sed plerumque sequitur       大抵、そのあとを追う
8 Occasio calvata.         髪を失う時が

9 In Fortune solio          フォルトナの王座に
10 sederam elatus,          私は座っていた、誇らかに
11 prosperitatis vario       ーーー繁栄の色とりどりの
12 flore coronatus;          花に飾られてーー
13 quicquid enim florui        いかに、私がかつては栄え
14 felix et beatus,         恵まれ幸福であっても
15 nunc a summo corrui      今は、頂から落ち
16 gloria privatus.          栄光を奪われた

17 Fortune rota volvitur;      フォルトナの車は回される。
18 descendo minoratus;      私は落されて下り
19 alter in altum tollitur;       他の人が代わりに上げられる
20 nimis exaltatus        あまりにも高く
21 rex sedet in vertice        至高の座にある王よ
22 caveat ruinam!         破滅を警戒するがよい
23 nam sub axe legimus       なぜなら、車軸の下に我々は見てとる
24 Hecubam reginam.        女王ヘクバを

TEXT-3
1 Veris leta facies         春の楽しい顔は
2 mundo propinatur,         世界から乾杯で迎えられ
3 hiemalis acies         冬の刃先は
4 victa iam fugatur.         打ち負かされ,今や追放される
5 in vestitu vario          色とりどりの装いで
6 Phebus principatur,       フエブスは支配し
7 nemorum dulcisono        森の快い
8 qui cantu celebratur.        歌により讃えられる
9 Ah                ああ

10 Flore fusus gremio        フローラの膝に身を投じ
11 Phebus novo more       フエブスは今あらたに
12 risum dat, hoc vario        微笑み、この色とりどりの
13 iam stipatur flore.         花に今、かこまれる
14 Zephyrus nectareo       西風ゼフイルスは、甘美な
15 spirans in odore,         香気の中を吹いている
16 certatim pro bravio        賞を競い
17 curramus in amore.        我らは急ごう、愛の中を、
18 Ah               ああ
  
19 Cytharizat cantico        歌で竪琴を奏する
20 dulcis Philomena,       甘美な鶯、ピロメーナ
21 flore rident vario         色とりどりの花で微笑む
22 prata iam serena,        今、晴れ渡った草原
23 salit cetus avium        鳥の群れはとぶ
24 silve per amena,         楽しい森をとおって
25 chorus promit virginum     乙女らの輪舞はもたらす
26 iam gaudia millena.        今、無数の悦びを,  
27 Ah               ああ

TEXT-4
1 Omnia Sol temperat       太陽は万物を整える
2 purus et subtilis,        ーー澄明な、そして精妙な
3 nova mundo reserat       新たに世界に開く
4 faciem Aprilis;       4月の姿を.
5 ad Amorem properat       愛へと急ぎ
6 animus herilis           ーー人の心は
7 et iocundis imperat        快楽を支配する
8 deus puerilis.           ーー子供の神が

9 Rerum tanta novitas      自然のこれほどの新しさ
10 in sollemni vere        ーー春の祝祭での
11 et veris auctoritas       そして春の勧告は
12 jubet nos gaudere;         我々が楽しむことを促がし、
13 vias prebet solitas,        馴染みの路を差し伸べる
14 et in tuo vere         そして、あなたの春においては
15 fides est et probitas        誠実で正直なことだ
16 tuum retinere.          ーー貴方のものを手放さないことは

17 Ama me fideliter!      「私を愛してください、誠実に!
18 Fidem meam nota;        私の誠実を知ってください
19 de corde totaliter         全く、心から、
20 et ex mente tota       そして、全霊をあげて
21 sum presentialiter        ここにおります
22 absens in remota.       ーー遠くに離れていても」
23 quisquis amat taliter,        誰であれ、このように愛するものは
24 volvitur in rota.        車輪の中を転がされる

TEXT-5
1 Ecce gratum         見よ、好ましい
2 et optatum         そして、待ち望まれた
3 Ver reducit gaudia;       春が喜びを連れ戻す
4 purpuratum         深紅色の
5 floret pratum,         草原は花盛りだ
6 Sol serenat omnia.     太陽は万物を輝かせる
7 Iam iam cedant tristia!    いまや、悲しみよ去れ!
8 Estas redit,          夏は戻り
9 nunc recedit        今、消え去る
10 Hyemis sevitia.        冬の厳しさ
11 Ah            ああ

12 Iam liquescit      今や、溶け
13 et decrescit        そして減って行く
14 grando, nix et cetera;     雹,雪など
15 bruma fugit,        冬は過ぎ去り
16 et iam sugit         そして,今や、吸う
17 Ver Estatis ubera;       春は夏の乳房を
18 illi mens est misera,     彼等の心はみじめだ
19 qui nec vivit         生きもせず、
20 nec lascivit        放蕩もしない者
21 sub Estatis dextera.    ーーーこの夏の右手の下で
22 Ah            ああ
  
23 Gloriantur      誇り、
24 et letantur      そして喜ぶ
25 in melle dulcedinis,  ーー蜂蜜の甘美のなかで
26 qui conantur, ut utantur   得ようと努力する者は
27 premio Cupidinis:    ーーキューピットの贈物を
28 simus jussu Cypridis    ヴィーナスの命令に対して, あろうよ
29 gloriantes       誇らしく
30 et letantes        悦ばしく
31 pares esse Paridis.    パリスと同じであることを
32 Ah            ああ
                                   初めに戻る
「 UF DEM ANGER 」  「草地の上で 」
TEXT-6
6 Tanz     舞踊
(  歌唱なし )

TEXT-7
1 Floret silva nobilis      高貴な森は華やぐ
2 floribus et foliis.        花と葉によって
3 Ubi est antiquus        どこにいるのだ、古い
4 meus amicus?        私の恋人は?
5 Ah             ああ
6 hinc equitavit!         ここから馬を駆って去った
7 eia, quis me amabit?     エイヤ、,だれが私を愛しようか?
8 Ah            ああ

9 Floret silva undique,      森はいたるところで華やぐ
10 nah mine gesellen ist mir we.  私の友を求めて私は悲しむ
11 Gruonet der walt allenthalben,   森は到るところ青々としている
12 wa ist min geselle alse lange?    私の友はかくも永く何処にいるのか?
13 Ah               ああ
14 der ist geriten hinnen,      彼はここから馬を駆って去つた
15 owi, wer sol mich minnen?    オウイ、誰が私を愛してくれようか
16 Ah              ああ

TEXT-8
1 Chramer, gip die varwe mir,    小間物屋さん私に色紅 をください
2 die min wengel roete,       私のほほを赤くし
3 damit ich die jungen man       それによって私が若い男を
4 an ir dank der minnenliebe noete.   否応なく愛に引き寄せるためです

5 Seht mich an,         私を見てごらん
6 jungen man!          若い男よ
7 lat mich iu gevallen!      貴方達を満足させてあげましょう!

8 Minnet, tugentliche man,      愛しなさい。まじめな男性よ
9 minnecliche frouwen!         愛らしい女性を
10 minne tuot iu hoch gemout        愛は貴方達を朗らかにし
11 unde lat iuch in hohen eren schouwen   そして、貴方達を高い栄誉の中に置きます

12 Seht mich an         私を見てごらん
13 jungen man!          若い男よ!
14 lat mich iu gevallen!         貴方達を満足させてあげましょう!

15 Wol dir, werit, daz du bist     ようこそ、世界よ, お前は
16 also freudenriche!         かくも喜ばしい
17 ich will dir sin undertan       私はお前にしたがおう 
18 durch din liebe immer sicherliche.   お前の常に確かな愛の故に

19 Seht mich an          私を見てごらん
20 jungen man!          若い男よ!
21 lat mich iu gevallen!        貴方達を満足させてあげましょう!

TEXT-9
1 Swaz hie gat umbe,      何であろうとも、ここで輪舞するのは
2 daz sint alles megede,     皆乙女たちなのだ
3 die wellent an man        彼女らは望む。 ---男なしに
4 allen disen sumer gan!       すべてのこの夏を過ごすことを!
5 Ah ! Sla !           ああ! スラ!

6 Chume, chum, geselle min,    来よ,来よ、私の友よ、
7 ih enbite harte din,          私は貴方を強く待ち望む
8 ih enbite harte din,         私は貴方を強く待ち望む
9 chume, chum, geselle min.      来よ,来よ、私の友よ、

10 Suzer rosenvarwer munt,      甘い薔薇色の口よ
11 chum un mache mich gesunt     来て私を元気にしてください
12 Chum un mache mich gesunt,      来て私を元気にしてください
13 suzer rosenvarwer munt        甘い薔薇色の口よ

14 Swaz hie gat umbe,       何であろうと、ここで輪舞するのは
15 daz sint alles megede,     皆乙女たちなのだ
16 die wellent an man       彼女らは望む。 ---男なしに
17 allen disen sumer gan!      すべてのこの夏を過ごすことを!
18 Ah! Sla!            ああ! スラ!

TEXT-10
1 Were diu werlt alle min      世界が全て私のものであったとしても
2 von deme mere unze an den Rin    ーー海からライン川まで
3 des wolt ih mih darben,       そのためには、無しですまそう
4 daz diu chunegin von Engellant     それによって、イングラントの王妃を
5 lege an minen armen. Hei !       私の腕に横たえるためには. ヘイ !
                                  初めに戻る
「 IN TABERNA 」  「酒場で 」
TEXT-11
1 Estuans interius      内に燃え上がる
2 ira vehementi       強烈な怒りによって
3 in amaritudine        悲哀の中で
4 loquor mee menti:      私は私の心に語りかける
5 factus de materia,      物質から作られた
6 cinis elementi       元素の灰
7 similis sum folio,        私は木の葉に似ている
8 de quo ludunt venti.      ーーそれに風の戯れる

9 Cum sit enim proprium    それがやり方であるのに
10 viro sapienti         ーー賢い男の
11 supra petram ponere      岩の上におくことが
12 sedem fundamenti,      ーー基礎の土台を
13 stultus ego comparor       愚かな私は似る
14 fluvio labenti,          流れる川に
15 sub eodem tramite         ーーその川床に
16 nunquam permanenti.      何も残らないーー

17 Feror ego         私は運ばれて行く
18 veluti sine nauta navis,    船乗りのいない船のように
19 ut per vias aeris         大空の道をとおって
20 vaga fertur avis;        さまよう鳥が運ばれるように
21 non me tenent vincula,      鎖も私を繋ぎ得ず
22 non me tenet clavis,     鍵も私を繋ぎ得ず
23 quero mihi similes      私に似た者を探し求め、
24 et adiungor pravis.      邪悪な連中に仲間にされる
  
25 Mihi cordis gravitas      私にとって心の真面目さは
26 res videtur gravis;       厄介なことと思われる
27 iocis est amabilis       ふざけることは楽しく
28 dulciorque favis;         蜜蜂の巣より甘い
29 quicquid Venus imperat,     ヴィーナスが命じることなら何でも
30 labor est suavis,        労働は甘美だ
31 que nunquam        ヴィーナスは決して
32 in cordibus habitat ignavis.   怠惰な心に住まない

33 Via lata gradior        広い道を私は歩く
34 more iuventutis        若年の習いによって
35 inplicor et vitiis       過失に陥れられ、そして
36 immemor virtutis,       美徳を心にとめない
37 voluptatis avidus        悦びを熱望し
38 magis quam salutis,      --救済よりも
39 mortuus in anima        魂において死に
40 curam gero cutis.       私は関心を肌に向ける

TEXT-12
1 Olim lacus colueram,     かつて、私は湖水にすんでいた
2 olim pulcher extiteram,     かつて、私は美しく目立っていた
3 dum cignus ego fueram.     わたしが白鳥であった間は
4 Miser, miser!           みじめ、みじめ !
5 mod niger           今は、黒く
6 et ustus fortiter!          そして、強く焦がされて!
  
7 Girat, regirat garcifer     召使は私を回し、また回す
8 me rogus urit fortiter;       薪は私を強く焼く
9 propinat me nunc dapifer,     給仕人は今私を差し出す
10 Miser, miser!           みじめ、みじめ !
11 mod niger           今は、黒く
12 et ustus fortiter!         そして、強く焦がされて!

13 Nunc in scutella iaceo,       今、私は、小皿の中に横たわり
14 et volitare nequeo         そして飛びまわることができず
15 dentes frendentes video:      歯ぎしりする歯をながめる
16 Miser, miser!            みじめ、みじめ !
17 mod niger             今は、黒く
18 et ustus fortiter!           そして、強く焦がされて!

TEXT-13
1 Ego sum abbas Cucaniensis       我はクカニアの大修道院長よ
2 et consilium meum est cum bibulis,     我が集会は酒飲みとともに
3 et in secta Decii voluntas mea est,      そして、我が願いはデキウス派の中に
4 et qui mane me quesierit in taberna,    朝早く居酒屋に我を求めたものは
5 post vesperam nudus egredietur,     夕方、裸になって、出てゆくであろう
6 et sic denudatus veste clamabit:      衣服をはがれて、こう叫ぶであろう

7 Wafna! Wafna!            ワフナ ! 、ワフナ !
8 quid fecisti sors turpissima ?       何を お前はしたのか、ひどい運命よ?
9 Wafna! Wafna!           ワフナ ! 、ワフナ !
10 Nostre vite gaudia            我々の生きる楽しみを
11 abstulisti omnia!            すべてを 奪い去った !
12 Wafna! Wafna!           ワフナ ! 、ワフナ !

13 Ha ha !               はは !
                                   初めに戻る
TEXT-14
1 In taberna quando sumus      酒場に我らがいる時は
2 non curamus quid sit humus,    墓土がどのようかなど思わない
3 sed ad ludum properamus,     そして、遊びに急ぎ
4 cui semper insudamus.       いつも、そのために汗をながす
5 Quid agatur in taberna       酒場で何が起こるのか
6 ubi nummus est pincerna,     ―ー銭が酌取りをつとめる所で
7 hoc est opus ut queratur,      これが云われることです
8 sic quid loquar, audiatur       だから、私が話すことを聞いて下さい

9 Quidam ludunt, quidam bibunt,     ある者は賭博をし、ある者は飲み
10 quidam indiscrete vivunt.        或る者は無分別に生きる
11 Sed in ludo qui morantur,        然し、賭博の中に留まる者達
12 ex his quidam denudantur        彼等のうち或る者は裸にされる
13 quidam ibi vestiuntur,          或る者はそこで着物をきている
14 quidam saccis induuntur.         或る者はボロ布を着せられている
15 Ibi nullus timet mortem        そこでは、だれ一人死を恐れない
16 sed pro Baccho mittunt sortem:     そして、バッカスの前に籤を投じる

17 Primo pro nummata vini,     最初に、金持ちのワインのために
18 ex hac bibunt libertini;      ーー解放奴隷達がそれからのむ
19 semel bibunt pro captivis      一度飲む、捕虜達のため
20 post hec bibunt ter pro vivis,     そのあと飲む、三度め、生きている者達のために
21 quater pro Christianis cunctis    四度、キリスト信者全体のため
22 quinquies pro fidelibus defunctis,    五度、死んだ信者達のために
23 sexies pro sororibus vanis,      六度、見栄張りの修道女達のために
24 septies pro militibus silvanis.       七度、森の兵士達のために

25 Octies pro fratribus perversis,     八度、悪い兄弟達のために
26 nonies pro monachis dispersis,     九度、各地に散った修道士達のために
27 decies pro navigantibus         十度、航行する人達のために
28 undecies pro discordaniibus,      十一度、喧嘩をしている人達のために
29 duodecies pro penitentibus,       十二度、悔い改めたひと達のために
30 tredecies pro iter agentibus.        十三度、旅を行く人達のために
31 Tam pro papa quam pro rege      王と同じように法王のために
32 bibunt omnes sine lege.         皆が飲む、無秩序に

33 Bibit hera, bibit herus,     主婦が飲む、主人が飲む
34 bibit miles, bibit clerus,      兵士が飲む、聖職者が飲む
35 bibit ille, bibit illa,         彼が飲む、彼女が飲む
36 bibit servis cum ancilla,      奴隷達が飲む、女奴隷とともに
37 bibit velox, bibit piger,     すばやい者が飲む、のろまが飲む
38 bibit albus, bibit niger,      白い人が飲む、黒い人が飲む
39 bibit constans, bibit vagus,    落ち着いた者が飲む、気まぐれな者が飲む
40 bibit rudis, bibit magnus.      未熟な者が飲む、老練な者が飲む

41 Bibit pauper et egrotus,      貧乏人が飲む、そして病人が飲む
42 bibit exul et ignotus,       亡命者が、そして見知らぬ者が飲む
43 bibit puer, bibit canus,      少年が飲む、老人が飲む
44 bibit presul et decanus,     司教がそして、司祭が飲む
45 bibit soror, bibit frater,       姉妹が飲む、兄弟が飲む
46 bibit anus, bibit mater,      ばあさんが飲む、母親がのむ
47 bibit ista, bibit ille,        その女が飲む、あの男が飲む
48 bibunt centum, bibunt mille.    百人が飲む、千人が飲む

49 Parum sexcente nummate durant,   「600の支払いでは足りないだろう
50 cum immoderate bibunt         節度なく飲むときは
51 omnes sine meta.            ーー皆が終わりなく
52 quamvis bibant mente leta,         ーーいかに楽しい心で飲もうと」
53 sic nos rodunt omnes gentes      このように我々をすべての人がそしる
54 et sic erimus egentes.         そして、このように我々は貧乏であるだろう
55 Qui nos rodunt confundantur      願わくば、我々を誹るものが困らせられるように
56 et cum iustis non scribantur.      そして正しい人々とともに書き記されることがないように

57 Io !                 イオ !

「 COUR D' AMOURS 」  「愛の誘い 」
TEXT-15
1 Amor volat undique,     キューピッドは至るところを飛び回る
2 captus est libidine.       欲望にとらえられて
3 Iuvenes, iuvencule       若い男女は
4 coniunguntur merito.       当然にも結ばれる
5 Siqua sine socio,        仲間の居ない彼女には
6 caret omni gaudio;         すべての悦びに欠けている
7 tenet noctis infima       彼女は闇の底を持ち続ける
8 sub intimo           最も奥底に
9 cordis in custodia:         心の暗所に

10 fit res amarissima.         事態はもっとも辛いものとなる

TEXT-16
1 Dies, nox et omnia       昼も夜も、そしてすべてのものが
2 michi sunt contraria;       私に逆らう
3 virginum colloquia       乙女らの会話は
4 me fay planszer,         私を悲しませ
5 oy suvenz suspirer,       しばしばため息をつかせ
6 plu me fay temer.         いっそう私をふみにじる

7 O sodales, ludite,      おお友達よ、ふざけるがよい
8 vos qui scitis dicite      知っているあなた達は語ってほしい
9 michi mesto parcite,    悲惨な私を思いやってほしい
10 grand ey dolur,        私の苦しみは大きい
11 attamen consulite      しかし、配慮してほしい
12 per voster honur.      貴方たちの名誉にかけて

13 Tua pulchra facies       あなたの美しい顔は
14 me fay planszer milies,   私を1000回も悲しませ
15 pectus habet glacies.       心は氷をもっている
16 a remender           癒しによって
17 statim vivus fierem        私は直ぐに、元気になる
18 per un baser.         一つのキスによって

TEXT-17
1 Stetit puella      少女がたっていた
2 rufa tunica;      赤いチュニカを着て
3 si quis eam tetigit,    もし、だれかが触れたなら
4 tunica crepuit.       テュニカは音が鳴った
5 Eia!        エイヤ!

6 Stetit puella      少女が立っていた
7 tamquam rosula;    小さなバラのように
8 facie splenduit,      顔は輝いていた
9 os eius floruit.     彼女の口は花盛りだった
10 Eia !        エイヤ !

TEXT-18
1 Circa mea pectora    私のこころの周りには
2 multa sunt suspiria    多くのため息がある
3 de tua pulchritudine,     あなたの美しさの故に
4 que me ledunt misere. Ah   それは私をはげしく傷つける ああ
5 Circa mea pectora       私のこころの周りには
6 multa sunt suspiria      多くのため息がある

7 Manda liet, manda liet      マンダ、リエット マンダリエット
8 min geselle chumet niet      私の友は来ない

9 Tui lucent oculi     あなたのまなざしは輝く
10 sicut solis radii,     太陽の光のように
11 sicut splendor fulguris   稲光の輝きのように
12 lucem donat tenebris. Ah    暗闇に光をあたえる ああ
13 Tui lucent oculi        あなたのまなざしは輝く
14 sicut solis radii,       太陽の光のように

15 Manda liet, manda liet    マンダ、リエット マンダリエット
16 min geselle chumet niet     私の友は来ない

17 Vellet deus, vellent dii    神よかなえてください。神々よかなえて下さい。
18 quod mente proposui:     私がこころに決めたことを
19 ut eius virginea        ーーかの処女の
20 reserassem vincula. Ah     鎖をはずすという  ああ
21 Vellet deus, vellent dii      神よかなえてください。神々よかなえて下さい。
22 quod mente proposui:     私がこころに決めたことを

23 Manda liet, manda liet    マンダ、リエット マンダリエット
24 min geselle chumet niet     私の友は来ない

TEXT-19
1 Si puer cum puellula    若し、少年が少女とともに
2 moraretur in cellula,      小部屋にとどまるならば
3 felix coniunctio.        結びつきは幸せだ

4 Amore sus crescente    彼等の愛は成長し
5 pariter e medio        共に彼等の間から
6 avulso procul tedio,     退屈は遠く消え失せ
7 fit ludus ineffabilis      言葉にならない遊びが始まる
8 membris, lacertis, labii    肢で、腕で、唇で

9 Si puer cum puellula    若し、少年が少女とともに
10 moraretur in cellula,    小部屋にとどまるならば
11 felix coniunctio.      結びつきは幸せだ
                                 初めに戻る
TEXT-20
1 Veni, veni, venias     来い、来い、来ておくれ
2 ne me mori facias,     私を死なせないでおくれ
3 hyrca, hyrce, nazaza,    ヒルカ、ヒルケ、ナザザ
4 trillirivos!          トリリリボス

5 Pulchra tibi facies --nazaza    美しい貴方の顔 --ナザザ
6 oculorum acies,--nazaza       眼の光 --ナザザ
7 capillorum series,--nazaza      髪の流れ --ナザザ
8 o quam clara species! --nazaza   おお、なんと云う素晴らしい姿よ!--ナザザ

9 Rosa rubicundior, --nazaza    バラの花よりも赤く--ナザザ
10 lilio candidior --nazaza       百合よりも白く --ナザザ
11 omnibus formosior, --nazaza     すべての人々よりも美しい --ナザザ
12 semper in te            私はいつもあなたを
13 glorior !              誇りに思う! 
Ah nazaza              ああ ナザザ

TEXT-21
1 In truitina mentis dubia     心の迷う秤のなかで
2 fluctuant contraria         揺れ動く。 ー-相反する 
3 lascivus amor et pudicitia.     放縦な愛と純潔が

4 Sed eligo quod video,        しかし、私は私が見るものを選び
5 collum iugo prebeo:         頚をくびきに差し伸べ
6 ad iugum tamen suave transeo.   甘いくびきへと進む

TEXT-22
1 Tempus est iocundum,       楽しみの時だ
2 o virgines,             おお、乙女たちよ
3 modo congaudete          ただ、ともに喜べ
4 vos iuvenes.           お前たち、若者よ
5 Oh, oh, oh,             おお、おお、おお
6 totus floreo!            わたしは全身が花盛りだ
7 iam amore virginali        今、乙女の愛によって
8 totus ardeo,           わたしは全身が燃えている
9 novus, novus amor est       新しい、新しい 愛なのだ
10 quo pereo!            ーーそのため私が死ぬ思いをするのは

11 Mea me confortat promissio,      約束は、私を元気づける
12 mea me deportat negatio.      拒絶は私を落ち込ませる
13 Oh, oh, oh             おお、おお、おお
14 totus floreo             わたしは全身が花盛りだ
15 iam amore virginali          今、乙女の愛によって
16 totus ardeo,             わたしは全身が燃えている
17 novus, novus amor est         新しい、新しい 愛なのだ
18  quo pereo!             ーーそのため私が死ぬ思いをするのは

19 Tempore brumali        冬の季節においては
20 vir patiens,          男は忍耐強い
21 animo vernali         春の心のもとでは
22 lasciviens.            彼は放縦である
23 Oh, oh, oh,             おお、おお、おお
24 totus floreo,          わたしは全身が花盛りだ
25 iam amore virginali        今、乙女の愛によって
26 totus ardeo,           わたしは全身が燃えている
27 novus, novus amor est      新しい、新しい 愛なのだ
28  quo pereo !.         ーーそのため私が死ぬ思いをするのは

29 Mea mecum ludit virginitas,     処女であることは、私を浮つかせる
30 mea me detrudit simplicitas.     純真であることは、私を落ちつかせる
31 Oh, oh, oh,            おお、おお、おお
32 totus floreo,            わたしは全身が花盛りだ
33 iam amore virginali          今、乙女の愛によって
34 totus ardeo,             わたしは全身が燃えている
35 novus, novus amor est         新しい、新しい 愛なのだ
36 quo pereo.!          ーーそのため私が死ぬ思いをするのは

37 Veni, domicella,      来い,少女よ
38 cum gaudio,         悦びとともに
39 veni, veni, pulchra,      来い、来い、美しい人よ
40 iam pereo.         今、私は死ぬ思いをする
41 Oh, oh, oh,         おお、おお、おお
42 totus floreo,         わたしは全身が花盛りだ
43 iam amore virginali       今、乙女の愛によって
44 totus ardeo,          わたしは全身が燃えている
45 novus, novus amor est     新しい、新しい 愛なのだ
46 quo pereo.!          ーーそのため私が死ぬ思いをするのは

TEXT-23
1 Dulcissime       この上なく甘美に
2 ah totam tibi subdo me !   ああ、貴方にすべての私をささげる !

「 BLANZIFLOR ET HELENA 」  「ブランジフロールとヘレナ 」
TEXT-24
1 Ave formosissima,      ああ、この上なく美しい人よ
2 gemma pretiosa,      高価な宝石よ
3 ave decus virginum,     ああ、処女達の栄誉
4 virgo gloriosa,        輝かしい処女
5 ave mundi luminar,       ああ、世界の光
6 ave mundi rosa,        ああ、世界のばら
7 Blanziflor et Helena,      ブランツィフロールとヘレナ
8 Venus generosa !      気高いヴィーナスよ!

「 FORTUNA IMPERATRIX MUNDI 」  「フォルトナ、世界の支配者 」
TEXT-25
1 O Fortuna,       おお、フォルトナよ
2 velut luna        月のように
3 statu variabilis,       姿、変りやすく
4 semper crescis       つねに、満ち
5 aut decrescis;       あるいは、欠ける
6 vita detestabilis        いまわしい 生が
7 nunc obdurat        あるときは妨げ
8 et tunc curat       またあるときは救う
9 ludo mentis aciem,      気まぐれに、心の働きを
10 egestatem,         窮乏も
11 potestatem         権勢も
12 dissolvit ut glaciem.      氷のように溶かし去る
  
13 Sors immanis et inanis,    粗暴な そして空疎な運命よ、
14 rota tu volubilis,        お前、めぐる車よ
15 status malus,         態度は邪悪であり
16 vana salus          安全は空しく
17 semper dissolubilis,        常に、こわれやすい     
18 obumbrata           影に隠れ、
19 et velata           そして、ヴェールをまとい
20 michi quoque niteris;      私をも追い求める
21 nunc per ludum       今、たわむれに
22 dorsum nudum        裸の背を
23 fero tui sceleris.        お前の悪行に供しよう

24 Sors salutis et virtutis       健康と才能の運命は
25 michi nunc contraria,       今や、私に背を向け
26 est affectus          それは弱らせられ
27 et defectus           そして見捨てられ
28 semper in angaria.         常に苦役の中にある
29 Hac in hora           ここで、このとき
30 sine mora            おくれずに
31 corde pulsum tangite;       弦の弾奏をせよ
32 quod per sortem sternit fortem,    運命によって強者をも倒すことを
33 mecum omnes plangite!       私と共に,皆、歎き悲しめ!   


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老子「第二十八章」道徳経

2020-07-12 01:06:46 | 老子「道徳経と伊勢白山道「道経1~37
男性的な美点を知って女性的な立場を保つ様にすれば、全てを受け入れる谷間になれる。
全てを受け入れる谷間になれば、真実の徳から離れる事なく赤ん坊の様な安らぎを得られるだろう。

     
私の大和ごころを志しての旅は「ミロク文明」ミロクの世を地の上に現す方向性。
    
・老子「道徳経と伊勢白山道」 道経 
第二十八章 *老子を英訳 http://mage8.com/magetan/roushi03.html
・原文 「書き下し文
知其雄、守其雌、爲天下谿。「その雄を知りて、その雌を守れば、天下の谿(けい)と為(な)る。  
爲天下谿、常徳不離、復歸於嬰兒。「 天下の谿と為れば、常の徳は離れず、嬰児(えいじ)に復帰す。  

知其白、守其黒、爲天下式。「 その白を知りて、その黒を守れば、天下の式(のり)と為る。  
爲天下式、常徳不忒、復歸於無極。「 天下の式と為れば、常の徳は忒(たが)わず、無極に復帰す。  

知其榮、守其辱、爲天下谷。「 その栄を知りて、その辱を守れば、天下の谷と為る。 
爲天下谷、常徳乃足、復歸於樸。「 天下の谷と為れば、常の徳は乃(すなわ)ち足りて、樸(ぼく)に復帰す。 

樸散、則爲器。聖人用之、則爲官長。「 樸散(さん)ずれば則(すなわ)ち器となる。聖人はこれを用いて、則ち官の長となす。 
故大制不割。「 故(ゆえ)に大制(たいせい)は割(さ)かず。 

現代語訳
男性的な美点を知って女性的な立場を保つ様にすれば、全てを受け入れる谷間になれる。
全てを受け入れる谷間になれば、真実の徳から離れる事なく赤ん坊の様な安らぎを得られるだろう。

秩序の整った善性を知って混沌とした悪性をも包容すれば、万物の模範となれる。
万物の模範となれば、真実の徳に反することなく善も悪も超えた境地に至る事が出来るだろう。

輝かしい栄光を知ってドン底の屈辱を忘れずにいれば、全てが集まる谷川になれる。
全てが集まる谷川になれば、真実の徳で心が満ち溢れて切り出したばかりの丸太の様な純朴さに帰る事が出来るだろう。

その丸太を細かく切り分ければ、様々な用途に用いる事が出来る。
「道」を知った聖人はその様な人材を上手く使って人々の上に立たせる。
だがそれら人の上に立つ人々のさらに上に立つ様な人となると、丸太の様な純朴さを保ったままの人が良いのだ。  


英訳文
If you know masculine virtues and keep feminine virtues, you can become a ravinethat accepts everything. If you are such a ravine, the true virtue will be with you and you can get peace of mind like a baby. If you know goodness and tolerate badness, you can become a model for everything. If you are such a model, you can return to the stage over good and bad with the true virtue. If you know honor and never forget dishonor, you can become a valley that gathers everything. If you are such a valley, your mind will be filled with the true virtue and you can become like a raw wood. If you cut a raw wood into pieces, you can use them for various uses. The saint who knows "the way" appoints such people as leaders. But as a leader of the leaders, the saint like a raw wood before cutting is the best.  


*人間は純朴さが大切   2012-10-19  老子の言葉
伊勢ー白山道 記事全文 https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20121019

老子の言葉 第二十八章 
(独自の超訳)
男性的な強さを持った上で、女性的な母性の心を保つことが出来ますと、
その人は社会の成功者と成ることが出来ます。
社会的な成功者と成れば、常に社会貢献を重ねる徳積みを行い、その人は赤子のような純粋性をだんだんと取り戻します。

表面的な他人から見える生活を知られるだけではなく、隠れた私生活でも道徳を守っていれば、その人は社会の模範と成ります。
社会的な模範の人と成れば、さらに徳の有る生活を行い、善悪も白黒も無い中立的な悟りの心境に帰ることが出来ます。
大成功した生活を知った上でも、底辺の時の生活も忘れなければ、その人は真の成功者と成れます。

真の成功者となれば、常に徳(良心)の有る心で満たされて、大自然から出る原木のように純朴な人間に成ります。
要は、人間が成功を真に極めて至る最後の姿は、原木のような純朴な人間なのです。
従って、初めから純朴な人間が居れば、その人は社会に役立つ器と成れるでしょう。
もし聖人が純朴な人々を使うならば、組織の責任者に登用します。
そうすれば、社会は丸く収まります。

原文 
「知其雄、守其雌、爲天下谿。
爲天下谿、常徳不離、復歸於嬰兒。
知其白、守其黒、爲天下式。
爲天下式、常徳不忒、復歸於無極。
知其榮、守其辱、爲天下谷。
爲天下谷、常徳乃足、復歸於樸。
樸散、則爲器。聖人用之、則爲官長。
故大制不割。」 


(感想) 

人間が懸命に頑張って働いて、しかも更にその中でも本当に社会的に大成功した人間が至る姿とは、
赤子のような、大自然から出る原木のような、純朴な人間であると老子が言っています。
社会的な成功を他人に自慢しているようでは、まだまだ小さい成功者に過ぎないのです。
成功する人間、成功出来る人間とは、

(1)強さの中にも、女性的な母性を持つ人間が成功します。
男性でもオバチャンのような世話焼きで、配慮が出来る経営者がいますね。

(2)老子は、人間は成功が始まり出して生活に余裕が出来始めれば、徳を積みなさいと言っています。
小さな陰の社会貢献でも良いし、身近なボランティアでも良いのです。
要するに成功するには、徳=善行というエナジーの貯金が必要なのです。
コノ世は、「原因」が有って「結果」が生じる法則が貫徹する世界なのです。
だから成功したければ、成功するための原因=努力すること・善行の蓄積が必要なのです。
原因を自分で創らずに、祈ってばかりいても全然ダメなのです。

(3)逆に言えば、貧乏であろうが無力であろうが、ニートであろうが、その人が本当に真に純朴な人間であるならば、人生を懸けて大成功した人間と同じなのです。
人生で大いなる一周をして「原点」に戻って来る人間と、純朴さゆえに初めから「原点」に留まる人間のような関係です。

もし自分の子供が勉強が出来なくても、とても素直で純朴であれば、親はその子供の純朴さが消えないような育て方が大切です。
なにせ本当の社会的な成功者が最後に至る姿を、最初から維持していることは人間としての真の財産なのです。

人間は、どんなに金持ちであっても、最期の最後は「たった一人で」「財産を置いて裸で」アノ世に帰って行くことが確定しています。誰もこれを避けることが出来ません。
このことからしましても、上記のようなことは老子の理想論に聞こえるかも知れませんが、真実だと感じます。
今からでも、自分の純朴さを思い出しましょう。

生かして頂いて ありがとう御座位ます  


 善徳貯金が増す生き方   2018-02-03 老子の人生論
伊勢ー白山道 記事全文 https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20180203
参考記事:老子の言葉 第二十八章「人間は純朴さが大切」 

「老子の人生論 」第二十八章

強い立場の人間が、弱者に寄り添って生きること。
そういう人に、世間の人々は自然と集まって来ます。

世間の人々が集まって来る人間に成れば、その人徳は更に常に増して行きます。
そして人徳の大きい人物ほど、赤子のような純粋な人に帰って行くものです。

賢く生き抜ける知恵を持ちながら、それでも真面目に愚直に生きる道を行く人は、
社会の人々から尊敬される模範と成ります。

他人の見本と成る人は、常に人徳を備えた生き方を行い、
本人が知らない内に究極の善徳に向かって自然と進みます。

名誉が有る立場の人間が、常に下っ端の人間の立場で生きていますと、周囲の人々が自然と慕って集まります。

世間の人々が自然と集まる人物に成れば、その人の人徳は増して行き、
素朴な原木のような人物に帰って行くものです。

原木とは、伐採されますと、役に立つ道具に変わるものです。
だから聖人は、原木のような人物を見つけますと、そういう人を国家の仕事に就かせます。
そういう人には、役割を決めた仕事の制限を致しません。
自ら何にでも役に立つように働くからです。

(感想)

この章で老子は、人徳と善徳の重要性を繰り返し述べています。
人徳と善徳が増して行く人ほど、
・ 赤子のような純粋な人に。
・ 原木のような、何にでも役に立つ人材に。
自然と進んで行くのです。

しかも、その継続はコノ世の究極の心境(悟り)にも自然と至る可能性が示唆されています。
人徳と善徳が増す生き方とは、

* 強い人なのに、弱者の立場で生きる謙虚な人であること。

* 能ある鷹(タカ)が爪を隠す生き方、をする人であること。
高度な知識と知恵を持っていても周囲に見せずに、愚直に生きる人。

* 会社の役員であっても、新入社員に交じって勤務するような人。

このような人物の人徳と善徳は、増して行く一方だと老子は述べています。
しかも、その人はコノ世の究極に至る可能性を示唆しています。

でも、このような生き方の何が良いのか? がピンと来ない人もいることでしょう。
別に、そんな生き方をしたくない。
ああ、そうですか、立派ですね。
で終わる人もいることでしょう。

でも、老子がわざわざ述べることには、そんな表面的なことだけで終わらないのです。
上記のような生き方こそは、
・ 自分の死後の行き先を決める。
・ 来生に生まれ出る自分自身の環境と条件(家庭・金運・健康・運勢・実現力など)を決定させる。
これが霊的に言えます。

魂にとって誰もが欲しがる善徳貯金と、魂の自由度を決める因子を、上記のような生き方が「決めて行く」ことを知って置いて頂ければ幸いです。

* 今生の生き方、今の自分の生き方が、来生を決める投資であること。

これに気付いていない人が大半です。
済んだ過去や過去生ばかり気にする人は多いですが、自分の来生を心配する人は少ないです。
自分の来生を想像すれば、今の自分の生活を自然と正すことが出来ます

悪事などは、来生を信じている人には出来ないことです。
死ねば終わりを信じる人は、どんな悪事でも可能であり、善徳よりも栄華・快楽を選択します。
でも、そういう人は、自分が今生に「生まれた」という事実を見ることです。
そうです、来生も必ず生まれ出ます
これは、ある意味では恐ろしいことです。

すべては、ムダに成りません。
今生の生き方の全てが、カガミに反射するように「左右が逆に反射して」(自分が置かれる立場のこと)出現し、来生を創造します。
カガミに自分が映るように、寸分違わず、完璧に、来生に映像化・物質化します。

これを否定する人は、カガミに自分が映らないように出来ますか?
無理なのです。もう物理的な宇宙法則だからです。

自分の未来と来生を心配する人は、素直に成って、上記のように老子が示唆する人徳と善徳が増す生き方を、自分なりに挑戦することを参考にしてください。
決してムダには成りません。

生かして頂いて 有り難う御座います  


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「柔訳 老子の言葉」が完成しました 2013-04-03 伊勢白山道
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新型コロナ“感染後” を見据え:2

2020-05-18 23:05:52 | 新型コロナ“感染後” を見据え
麻黄湯(マオウトウ)、オートファジー機能増強で抗ウイルス効果を発揮
 
  
私の大和ごころを志しての旅は「ミロク文明」ミロクの世を地の上に現す方向性。

*麻黄湯、オートファジー機能増強で抗ウイルス効果を発揮  2012/05/11
   https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/pandemic/topics/201205/524880.html
 麻黄湯は、細胞の生存に関わるオートファジー(自己消化機構)機能を増強させることで、抗インフルエンザウイルス効果を発揮している可能性が示された。In vitroにおいて、麻黄湯のインフルエンザウイルス増殖抑制作用を検討した結果、明らかになった。成果は、福岡大学病院総合診療部の鍋島茂樹氏らが、このほど長崎で開催された日本感染症学会で発表した。

 鍋島氏らは実臨床においてインフルエンザ治療に麻黄湯を使用しており、これまでも感染症学会などで、麻黄湯の有効性について報告してきた。今回は、抗ウイルス作用の機序を解明するため、種々のウイルス排除に大きな役割を果たしているとして注目されているオートファジー機能に焦点を当てた検討を行った。

 オートファジーとは、真核生物に普遍的に存在する基本的な機能で、細胞の恒常性を維持するための重要な機能の一つとなっている。オートファジーを主として担っているのは、細胞内小器官であるオートファゴゾーム。これがライソゾームと融合しオートライソゾームとなることで、消化機能を発揮する。

 たとえば、インフルエンザウイルスが細胞内に侵入した場合、オートファゴゾームがウイルスを取り込み、ライソゾームと結合しオートライソゾームとなることでウイルスを排除する。

 演者らはまず、ヒト肺癌細胞株のA549にインフルエンザウイルス(PR/8)を感染させ、24時間後に培養液中の感染性ウイルス量およびウイルスRNAを測定した。この系で、ウイルスを感染させる際に麻黄湯を加え、コントロールとしてラニナミビルあるいはアマンタジンを加えた場合と比較した。その結果、麻黄湯は、コントロールと同様に、用量依存性にウイルス量を低下させることが分かった。

 こうした麻黄湯(マオウトウ)の効果は、A/H3N2型、B型のそれぞれのウイルスにおいても、また細胞株を他に変えた場合でも認められた。

 次に、オートファジー機能との関連性を検討。蛍光タンパク質(GFP-LC3)導入A549細胞にPR/8を感染させたところ、蛍光顕微鏡による観察では、細胞質のオートファゴゾームは増加していたが、ライソゾームと融合しているものは少ないことが分かった。つまり、インフルエンザウイルスは、オートファゴゾームとライソゾームとの融合を阻害して、感染を継続いていることが考えられた。

 この系で麻黄湯を添加したところ、オートファゴゾームがさらに増加し、ライソゾームとの融合も確認されたという。

 これらの結果から演者らは、「インフルエンザ感染では、オートファジーの成熟が阻害されている。麻黄湯は、これを解除することで、抗ウイルス効果を発揮していることが示唆された」と結論した。


*【緊急寄稿】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する漢方の役割(渡辺賢治ほか) 
  (2020年04月18日発行)
   https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14426
1. はじめに
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は,中国・武漢でオーバーシュートした時点では,グローバルに感染拡大するとは誰も予想していなかった。わが国においては,武漢からの帰国者,ダイアモンド・プリンセス号における初期の感染フェーズから一気に広がることはなかったが,最近になって,オーバーシュートの危険性に警鐘が鳴らされている。

9. COVID-19に対する漢方治療活用の実際
日本の医療事情を考えると,重症化した患者の治療を漢方で行うのは現実的ではない。漢方が貢献できるとしたら,以下の2つの状況下においてであると考える。①ハイリスク患者の感染予防,②軽症患者の重症化予防。

①のハイリスク患者の感染予防は,漢方治療で最も重視する「未病の治療」である。『黄帝内経』の説く「気を増す」,すなわち生体防御能を増すことが漢方の役割と考える。

台湾のガイドラインにあるように,伝統医療治療の原則は個別化であり,それぞれの年齢,体力,疾患背景により異なる。そのため,漢方に詳しい医師の診断が必要であるが,逼迫した状況下においては,ある程度割り切って記載することをお許しいただきたい。

まずは生体防御能を増すためには,日々の「養生」が何より大切である。当たり前のことであるが,正しい食事・適度な運動,十分な休養が基本である。それに加えて,漢方では徹底的に冷えを嫌う。冷たい飲食物を避け,適切な衣服で体を温める。生姜汁などもよい。暴飲暴食は最もよくない。胃腸が弱ると防御機能が弱ると考える。

その上で高齢者は,玉屏風散に加えて補中益気湯,十全大補湯,人参養栄湯といったいわゆる補剤を考慮する。胃腸機能が弱っていれば四君子湯,六君子湯,茯苓飲などを用いる。現場の第一線で感染リスクに暴露されている医師には補中益気湯をお勧めする。

食薬区分の「専ら医薬品」には分類されない薬用人参,霊芝,冬虫夏草,板藍根などは免疫を高める生薬を入手して服用することもできる。漢方薬は飲みたいが医療機関に行きたくない,という知人にはこうした物を勧めているが,既に品薄のようである。インターネットなどでは品質の悪いものが高値で売られることもあるので信頼のおけるものを購入してほしい。

②の軽症患者の重症化予防は,感染徴候が少しでもあったら,ごく初期の症状を見逃さずに早めに葛根湯,麻黄湯(マオウトウ)を服薬する。高齢者は熱産生が弱いので麻黄附子細辛湯が良い。

COVID-19は上咽頭のみならず,気道の奥深く肺胞に達するところで増殖し,症状が出てから一気に悪化すると言われている。そうすると発熱を認めた時点で,葛根湯・麻黄湯では対応は不可能と考える。柴葛解肌湯か柴陥湯を処方する。柴葛解肌湯は葛根湯と小柴胡湯を合方すると近いものができる。生薬治療が可能であれば中国で既に効果が実証されている清肺排毒湯を処方するのがよい。

我々が動物実験で示してきたように,感染はウイルスの増殖スピードと生体防御能の競争である。重症化する前に本疾患の山場があると考えた方がよい。早め早めに適切な漢方治療が必要である。その上で改善徴候が見られなければ入院のタイミングを逃さないようにすることが肝要である。本稿執筆時に国から,感染が拡大している地域では,軽症者は自宅またはホテルで療養する,という指針が出された。ここで重症化を防いで回復させることが,医療崩壊を防ぐ最も効率的な方法であり,漢方薬の重要な役割と考える。


*「麻黄湯」に関する薬一覧 [市販薬](16件)
  https://www.qlife.jp/meds/search/?&t=otc&page=1&k=%E9%BA%BB%E9%BB%84%E6%B9%AF

*【第2類医薬品】【メール便対応!送料無料!・3セット】 価格 2,180円 (税込)
ツムラ漢方 麻黄湯エキス顆粒 8包×3個セット【まおうとう・マオウトウ】【P25Apr15】

  https://item.rakuten.co.jp/energyplus/al-4987138481269-3set-mail/?s-id=stp5_log6_browsehist

*コルゲンコーワ顆粒かぜ薬6包 〔2類医〕/ゆうメール発送可 コルゲンコーワ顆粒かぜ薬1.8g×6包は、漢方処方である「麻黄湯」を配合した顆粒かぜ薬です。 メーカー希望小売価格  オープン価格 価格  946円 (税込)
  https://item.rakuten.co.jp/asuka-ph/10018661/?s-id=top_normal_browsehist&xuseflg_ichiba01=10018661 
 

*麻黄湯がインフルエンザ治療の新たな選択肢に 2012/02/23
    順天堂大学医学部総合診療科准教授・内藤俊夫氏に聞く
  https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/pandemic/topics/201202/523756.html?ref=RL2
インフルエンザに保険適用のある麻黄湯。タミフルやリレンザなどの抗ウイルス薬とは異なり、抗ウイルス作用に加えて宿主側の免疫応答を調整することでも効果を発揮するという。順天堂大学医学部総合診療科准教授の内藤俊夫氏らは、ランダム化比較試験で麻黄湯はタミフルなどと同等の効果があるとの成績を得ている。内藤氏に、インフルエンザ治療における麻黄湯の可能性について聞いた。

―― 先生方はなぜ、麻黄湯によるインフルエンザ治療に取り組むようになったのですか。
内藤 従来、インフルエンザに対しては、ワクチンによる予防、解熱剤による対処療法、さらに抗ウイルス薬による治療が一般的です。しかし、抗ウイルス薬、たとえばタミフルについては、乱用や副作用が指摘されるようになりました。特に、耐性ウイルスの問題は大きな課題となっています。こうした反省にたって、抗ウイルス薬以外の治療法を検討していたのです。

―― 検討の結果、たどり着いたのが麻黄湯だったわけですか。
内藤 漢方薬もかぜ症候群やインフルエンザ治療の候補の1つなのです(図1)。現在、インフルエンザ(流感)の保険適応があるのは、麻黄湯、柴胡桂枝湯、竹茹湯胆湯の3つがあります。それぞれ患者さんの病態や進行状況に応じて、使い分けることができるようになっています。
  
   図1 漢方薬のかぜ症候群に対する作用(松田邦夫監修「かぜ症候群の漢方治療ABC」をもとに改変引用) 
―― 麻黄湯の抗ウイルス作用については、どこまで明らかになっているのでしょうか。
内藤 麻黄湯の成分である桂皮には、ウイルス感染に対して濃度依存性に抑制効果を示すことが報告されています。また麻黄湯の成分のうち、桂皮と麻黄にはサイトカインの産生抑制の効果が確認されていますし、杏仁と甘草には免疫賦活作用があることが報告されています。

―― 図1をみると、麻黄湯は急性期の治療薬として位置づけられています。タミフルやリレンザなどの抗ウイルス薬とは、効果に違いがあるのでしょうか。

内藤 小児においては、主として副作用が少ないことや安価であることなどから、インフルエンザ治療に麻黄湯がよく使われています。ご存知のように、インフルエンザの患者さんが苦痛に感じるのは全身症状なわけですが、小児の領域では、こうした症状改善に漢方薬が有効である可能性が示唆されています。そこで私たちは、成人において、麻黄湯の効果を検討しました。


―― 詳しく教えてください。
内藤 対象は、2008年の11月から2009年の3月までに当科を受診して、鼻咽頭ぬぐい液のインフルエンザ迅速診断キットでインフルエンザA抗原が陽性と分かった人(20歳以上)です。試験に対する同意が得られた45人を対象に、無作為化し、麻黄湯(ツムラ麻黄湯エキス顆粒[TJ-27])投与群(22人)と非投与群(23人)に分けて比較検討しました。

―― 麻黄湯非投与群は、抗ウイルス薬の治療を受けていたのでしょうか。
内藤 全例が受けていました。ですから、麻黄湯(単独、あるいは抗ウイルス薬と併用)の麻黄湯投与群と抗ウイルス薬だけの麻黄湯非投与群の2群間で比較検討したことになります。

 評価項目は、体温(有熱時間)、関節痛、筋肉痛、頭痛、咳、倦怠感としました。患者さんにそれぞれの評価項目ごとに、なし(0点)、少し(1点)、中程度(2点)、かなり(3点)、極めて(4点)の5段階で評価してもらいスコア化しました。受診後5日間のデータを記録したハガキを郵送してもらい、解析しました。ハガキによる回答が得られなかった8人(各群4人)を除き、最終的に麻黄湯投与群18人、非投与群19人を対象に解析しました。

―― 2群間で患者背景に差はなかったのですね。

内藤 割り付け時点で、年齢、受診時発熱、有熱時間などに有意差は認めませんでした。

解熱に必要だった日数に有意差は見られず

―― 治療の結果はいかがだったのでしょうか。
内藤 発熱についてですが、体温(有熱時間)の変化を比較したところ、麻黄湯投与群と非投与群で、解熱に要した日数に有意差は見られませんでした(図2)。治療なしについては、今回の検討では設定しませんでしたので、文献からデータを引用し比較しています。
   
   図2 解熱までの日数(参考文献1より作成。
       治療なしはDolin,R.:Influenza.current concepts.AM Farm Physician 72-77,1976から)
―― 2群とも、治療開始から2日目と3日目にかけて大きく熱が下がっています。一方、治療なし群では、5日目になってようやく治療群と同水準まで下がっています。
内藤 それから、これは意外だったのですが、関節痛については、麻黄湯投与群の方で、有意に早い改善効果が認められたのです(図3)。
   
    図3 関節炎の改善効果(参考文献1より)
―― 意外だったのですか。
内藤 症状改善については同等であろうとの仮説を立てていましたので、関節痛で麻黄湯投与群が有意だったのは「意外」だったわけです。

―― ほかの症状についてはいかがだったのですか。
内藤 筋肉痛について、投与群の方で早い改善傾向にありましたが、有意ではありませんでした。症例がもっと多ければ、有意差にいたったかもしれません。そのほかの頭痛や咳、倦怠感では、自覚症状が消失するまでの日数に、両群で有意差はありませんでした。

―― 試験では、麻黄湯投与群を麻黄湯単独群、麻黄湯+タミフル併用群に分け、また、非投与群をタミフル単独群とリレンザ単独群に分け、これらの4群でも比較していました。

内藤 麻黄湯単独群が9人、麻黄湯+タミフル併用群が9人、タミフル単独群が13人、リレンザ単独群が6人でした。この4群で結果を比較したところ、以下の結果となりました。

(1)麻黄湯のインフルエンザ感染後の解熱作用は、抗ウイルス薬と同等だった。
(2)麻黄湯は、インフルエンザ感染後の頭痛、筋肉痛、咳、倦怠感の自覚症状において、抗ウイルス薬と同等の効果が認められた。
(3)関節痛に関しては、タミフル単独群よりも有意な改善効果が認められた。


―― 今回は20歳以上の患者さんを対象とした試験だったわけですが、小児だけでなく成人においても、麻黄湯によるインフルエンザ治療の効果が示されたと言っていいのでしょうか。
内藤 抗ウイルス薬と同等の効果が認められたわけですから、今後のインフルエンザ治療の選択肢の1つに、麻黄湯を加えてもいいと考えています。

―― 最後に、麻黄湯を利用するに当たって留意すべきことがあればご指摘ください。
内藤 1点あります。麻黄の成分にエフェドリンが含まれていますので、高齢者に使う場合、特に心臓が弱っている方には注意が必要です


ーーーーーー
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