ミロク文明

新しき[神]の国の写し絵、天国地の上に現す
ミロクの世 ミロク文明人 大和ごころを志しての旅は・波・∞無限大∞

般若心経とミロク心呪・中編-17

2017-05-30 22:40:46 | 般若心経とミロク心呪
この宇宙は「二度と同じパターンは繰り返さない」という根源の物理ルールがあります。
あるいは「二度と同じパターンは繰り返さない」ように、無限の試行錯誤で得られた絶妙のバランスで創られております。

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私の大和ごころを志しての旅は「ミロク文明」ミロクの世を地の上に現す方向性。

空(くう)の空間には波動、振動が存在する・・観点の参考資料
*まるぞう備忘録 (まる(=・3・=)ぞう)
  ・振動論。創造のパターン。   2015-01-13
 記事全文 http://blog.goo.ne.jp/ohisama_maruzo/d/20150113
私達の想像を超えた根源の「自分を知りた~い、自分自身を体験した~い」という膨大なエネルギーがこの宇宙を創造したのだろうと私は妄想しております。

したがってこの宇宙は「二度と同じパターンは繰り返さない」という根源の物理ルールがあります。
あるいは「二度と同じパターンは繰り返さない」ように、無限の試行錯誤で得られた絶妙のバランスで創られております。ふむ。

この宇宙において物質として見えるものも、エネルギーとして見えるものも、その本質は振動であり、無数の振動波の干渉がこの宇宙を彩っております。
この振動波は円環を成していながら、割り切れない数字の創造により、すこしずつずれるという大発明であります。
これゆえ、この広大無辺の宇宙で無限の時間であっても、全く同じ干渉波パターンは二度と生み出されません。


さてこの宇宙とは、常に新しい干渉波パターンを創造しているといえます。
私達人類が神様というものを思い浮かべるときに、創造の神様として認識します。
これは正しい観念でありましょう。

創造の存在とは、この世に生み出し続けております。
惜しみなく与え続けているように思えます。
それはこの宇宙自体がそのようにできているからです。
常に新しい干渉パターンがこの世に生み出されています。
この宇宙自身が新しいものを生み出さずにはいられないのです。

「自分を知りた~い、自分自身を体験した~い」というエネルギーがこの空間に振動を生み出し続けています。
それは物質になったりエネルギーになったり形は変えているように見えますが、この世界を「変化」という創造で満たし続けています。
  
円環を表す円周率は、同じ数字パターンは二度と出現しません。この割り切れない数字のパターンとは、この宇宙の成り立ちの性質を示すことでしょう。創造し続けることであり、私達人間には与え続けることのように見えます。
2^2/(2^2-1) × 3^2/(3^2-1) × 5^2/(5^2-1) × 7^2/(7^2-1) × 11^2/(11^2-1) × …… = π2^/6

素数の並びは円周率の並びと本質は同じだよ。と根源のひらめきは伝えてくれています。
この宇宙はたった一つの単純なルールです。
それは同じパターンは二度と繰り返さない、与え与えられ続ける世界だと。

おひさま、ありがとうございます。

振動論。記事つづく 
 
_________ 
【スバハヒイ】
根源【ス=ミロク三位三体の太御神様】大発明【バハ=ビックバンの波動】により、一つの粒子が時間と空間の振動として考えだされた時、それはたった一つの粒子であり、しかし無数の粒子でありました。

粒子【ヒイ=素直な霊人(ヒト)の意・位】とは空間の特殊ポイントにおける振動であります。
無数の粒子が一斉に発明で考えだされたわけです。
そしてこれらの粒子の振動波がお互い干渉しあって、干渉縞の彩りが、私達の認識している宇宙【スバハヒイ】であります。


『般若心経』は効能書きで、唱和する事で呼吸が調い気持ちが安らぐ・・・だけかも。
第四の観点で正しい視点、正しい観点の実行は覚醒はでき無い。
私が般若心経を縁あるグループと唱和する事があれば最後の「マントラ」はこうなります
   羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提娑婆訶
原語は「ガテー ガテー パーラガテー パーラサンガテー ボーディ スヴァーハー」


「有音、縁者との唱和・・ガテー ガテー パーラガテー パーラサンガテー ボーディ スヴァーハー ヒイ(陽の意に乗り和ス)
此処からは完全呼吸法とミロク心呪、無音で心の中で唱える
完全呼吸法とミロク心呪
【ナアモウ】で腹式呼吸
【マハア】で胸式呼吸
【マ】で鎖骨呼吸で息を吸い止息する

【ヒトラアヤ スバハヒイ】で息を吐いていき止息(しそく)あるいは留息(りゅうそく)
15秒~20秒での一息を志す~繰り返す~・・・繰り返し~第四の観点で正しい視点、正しい観点の実行を志す、結果幸運を創造して行く事に成る。
 


呼吸法のどんな方法も、【吐く息に時間を掛ける】ことが共通しています。
長息は長命、短息は短命と言われています
 


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つづく


生【イ】かして頂いて ありがとう御座位ます【ス】

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老子「第六十六章」道徳経

2017-05-13 16:09:58 | 老子「道徳経と伊勢白山道「徳経81~38
自分を低く謙虚に維持するとは、何とお得(真の徳)なのでしょうか
                    
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私の大和ごころを志しての旅は「ミロク文明」ミロクの世を地の上に現す方向性。  

・老子「道徳経と伊勢白山道」 徳経 
第六十六章 
*老子を英訳http://mage8.com/magetan/roushi07.html
・原文 「書き下し文
江海所以能爲百谷王者、「 江海(こうかい)の能(よ)く百谷(ひゃっこく)の王たる所以(ゆえん)の者は、
以其善下之、故能爲百谷王。「 その善くこれに下るを以(も)って、故に能く百谷の王たり。

是以欲上民、必以言下之、「ここを以って民に上(かみ)たらんと欲すれば、必ず言(げん)を以ってこれに下り、 
欲先民、必以身後之。「民に先んぜんと欲すれば、必ず身を以ってこれに後(おく)る。 


是以聖人、處上而民不重、處前而民不害。「 ここを以って聖人は、上に処(お)るも而(しか)も民は重しとせず、前に処るも而も民は害とせず。
是以天下樂推而不厭。「 ここを以って天下は推(お)すことを楽しみて厭(いと)わず。

以其不爭、故天下莫能與之爭。「その争わざるを以って、故に天下能くこれと争うことなし。

現代語訳
大河や海が幾百もの谷川の水を集めて河川の王となっているのは、常に下流にあってへりくだっているからである。
だからこそ河川の王となれるのだ。

そこでもし民衆の上に立とうとするならば、必ず謙虚な物言いで人々にへりくだり、  
民衆の前に立とうとするならば、必ず自分の身を人々の後にするべきだ。

だから「道」を知った聖人は、民衆の上に立っても彼らの重荷とならず、民衆の前に立っても彼らの邪魔とはならない。
そうやって天下の人々は彼を喜んで指導者として推戴し、誰も嫌がる事が無い。

他人を押しのけて指導者になろうとする訳ではないから、誰も彼と争おうとする者がいないのだ。

英訳文
Large rivers and the ocean are kings of many rivers because they are at the lower reaches. So if you want to rule the people, you should make your speech humble. If you want to lead the people, you should make your body follow them. So when the saint who knows "the way" rules the people, they don't feel any burden. When he leads the people, they don't feel any obstacles. So the people in the world delightfully have him as their leader and nobody hates it. He never competes with others, and nobody can compete with him.


*自らを低く謙虚に居ること  2012-12-16
伊勢ー白山道 記事全文 http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20121216
老子の言葉 第六十六章 
(独自の超訳)
大河や海が多くの河川の王様となっている理由は、それが最も低い所に存在するからであり、
だからこそ低く存在することにより無数の河川の王様となれています。
だから、民衆の上に立とうと思うならば、必ず謙虚な言葉を持って民衆にへり下り、
民衆の先頭に立とうと思うならば、必ず自分の身を民衆の後におくことが大切です。

こういうわけで聖人は、民衆の上にいましても民衆は重いとは思いませんし、
聖人が民衆の先頭に立っていましても民衆は障害とは思いません。
そのために天下の人々は、聖人を喜んで推薦して嫌がる事がありません。
聖人は誰とも争わずに推薦されるために、天下社会に聖人と争うことが出来る人間は存在しません。

原文
「江海所以能爲百谷王者、以其善下之、故能爲百谷王。
是以欲上民、必以言下之、欲先民、必以身後之。
是以聖人、處上而民不重、處前而民不害。
是以天下樂推而不厭。以其不爭、故天下莫能與之爭。」

(感想)
「物事に成功したり、大きく成れるためには、低く謙虚に居ることを意識しなさい」
と老子様が示唆しています。
大きな大河は、低い位置に在るからこそ、幾千もの小川「から」合流して来ます。
高い位置に本流の場所・入れ物が在りましても、小さなモノは参加したくても出来ません。

しかし、社会では知らずに高い位置に物事を用意して設定しているものです。
例えば、銀行から個人がお金を借りたくても、その許可をする設定は高い位置にあるでしょう。このようなことが、色々な視点で世の中には存在しています。
これと同じことが、個人の生活や人生にも言えると感じます。

友人が少ないと嘆く前に、自分が知らずに高い位置に居ないかを注意しましょう。
仕事が上手く行かないと心配する前に、自分が低く謙虚で居るのかを考えて見ましょう。
自分が貧乏だとあきらめる前に、それでも生かされている原点への感謝の心が自分に有るのかを静観して見ましょう。
自ら低く謙虚であれば、すべてが集まる大河のように色んな物事が自然と集まる自分自身に成れる可能性を老子が言っています。

高みから低みへと水が流れるのは、この世の法則です。
だから自分が低く謙虚で居ることは、何事も自然と自分に集まるように成って行くのです。
そして、お金持ちに成っても、その人が低く謙虚であれば、周囲の人は非難もせずに邪魔もしないということです。
自分を低く謙虚に維持するとは、何とお得(真の徳)なのでしょうか。

何が有ろうとも、短い限定の時間(人生)の中での出来事に過ぎません。あっという間に、辛いことも楽しいことも終わります。
それならば、自らを低く謙虚にしながら、思いっ切り生きるのが最善なのです。
どんな事も良い思い出に、必ず変わって行きます。

生かして頂いて ありがとう御座位ます
 

 老子 「第六十五章」 「第六十七章」

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「老子の言葉 写真集 上・下巻」 2013-11-22 伊勢白山道

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完全呼吸法 「プラーナーヤーマ」記事一覧
 
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完全呼吸法 「プラーナーヤーマ」3「実技

2017-05-05 11:37:46 | 完全呼吸法 「プラーナーヤーマ」
片側の鼻をふさぐ呼吸法も体験してください
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私の大和ごころを志しての旅は「ミロク文明」ミロクの世を地の上に現す方向性。  

完全呼吸法 「プラーナーヤーマ」2「空気と呼吸 のつづき
*「完全呼吸法」3
完全呼吸法とは、腹部・胸部・肩甲部の3つの部分を全部使ってする呼吸のこと。

・基本は鼻呼吸の動作です。
吐き出す呼吸で鼻を鳴らすのが鼻息。鼻で音を出すようにすると、やがて喉(のど)が鳴り出すようになります。これが喉息。

吐く息のコツは、言霊の「ヒ~ィ~」を心の中で静かに発音し、「ィ」音を確認しながら眉間から、又は頭の上から【ィ(意)氣】を出すイメージです。

鼻の中でィ気を転がして出すイメージです。
呼吸は鼻息と喉息の中間ぐらいで音を出すのが良いとされています。
また、吐き始めから終わりまで同じ音質、音量で行うことも重要です。
集中力・持続力と気配りの力を養います


*【片側の鼻をふさぐ呼吸法】も体験してください。鼻を交互にふさぐ呼吸法は二種類あります。
片手のみで行う方法と、両手を交互に使って片側の鼻をふさぐ呼吸法です。
私の好きな両手を使った完全呼吸法は、【広隆寺の弥勒菩薩半跏趺坐像】のイメージと重ねます

【坐法】
半跏趺坐か胡坐(あぐら) 
 胡坐(あぐら) 
胡坐(あぐら)を姿勢に悪いとして否定する方がいますが、胡坐でも正しい姿勢はできます。 正座同様、耳・肩・骨盤が一直線に並ぶのが正しい胡坐の姿勢です。

しかし、胡坐は足を身体の前方で組むため、身体の前方がお尻より高くなり身体が後ろに傾きやすいです。後ろに傾くと骨盤が後傾し、背中が丸まってしまいます。
足を体の近くで組むようにすることで、後傾を防ぎ良い姿勢を保ちやすくなります。


座ってから、一度胸を張り背筋を伸ばしたら、肩・胸の力を抜いてリラックスします。
力を抜いたら頭が上に引かれるような感覚を意識してみましょう。背筋がきれいに伸びます腰・胸に力みや違和感を感じる場合はまだ力が入りすぎています。
伸ばした後は体の力を抜いて、背骨に頭の重さを預けましょう。

 弥勒菩薩半跏趺坐【ハンカフザ】
片足を他の片足のももの上、又は横に組んで座ること。半跏趺坐。結跏趺坐(けっかふざ)の略式の坐法。

1 坐法が安定しましたら、鼻で息を出していき自然に腹部がへこむ、そのままさらに腹をへこませて、口でも息を出し切る。

2 吐き終わったら、右手で鼻の右穴を、【親指の先で軽く塞ぎ】、瞬間的に腹の力を緩め、左穴で普通に息を吸っていき、腹がふくらむ。
下部呼吸、横隔膜を使って行う呼吸です。腹式呼吸とか横隔膜呼吸とかともいいます。

3・ そのままさらに胸を前に突き出す感じで、左肺の胸郭(きょうかく)を広げながら吸い込んでいく。
真ん中の空間ね中部呼吸です、肋骨呼吸、胸式呼吸で肋骨筋群を使う呼吸です。

4・ 胸郭が広がったら、続けて肩を上げながらもう少し吸い込む。
最後の空間です上部呼吸ね、これは鎖骨呼吸とか肩式呼吸といいます。
深く吸うことで肩が、鎖骨が上がる感じ、鎖骨まわりの筋肉群、肋骨上部の筋肉群を使います。

5・ 息を吸い切りましたら【まだ右手で鼻の右穴を親指の先で軽く塞いだまま】ほんの少し顎(あご)を引いて、呼吸を止めます。

苦しくない程度に【少し息を止めて体の力を緩め】ごく自然に、2~15秒程止息します。 
肺細胞にイ(意)気が広がり、「イ氣」が体全体に広がるイメージを持続します。
集中力・持続力と気配りの力を養います。


6・ まだ右手で右の鼻穴を、親指の先で軽く塞いだまま、「ヒィ」の言霊を心の中で発音しながら、もう一度、左鼻穴で軽く息を入れますと、口の奥が上に広がります。また息を止めて、すぐに【左の鼻穴を左手の親指の先で軽く塞ぎ】ます。

7・ 左の鼻穴を左手の親指の先で軽く塞いだまま、右手を右鼻穴から放します。
ゆっくりと右手を下ろしながら 右鼻穴からイ(意)気を、ゆっくりと出していきます。 鼻の中で【ヒのィ氣を転がして出す】イメージです。

呼気・出す息【ィ氣】は、鼻息と喉息の中間ぐらいで音を出すのが良いとされています。また、吐き始めから終わりまで同じ音質、音量で行うことも重要です。

右手が出す息とともに、ゆっくりと丁寧に、右足の膝(ひざ)下まで降ろしましたら、イ(意)気も共に出しきっています。吐いて止めます。

呼吸法のどんな方法も、【吐く息に時間を掛ける】ことが共通しています。
長息は長命、短息は短命と言われています。 
できれば【苦しくない程度に少し息を止めて】体の力を緩め、ごく自然に、2~3秒~程止息します【呼気の止息はできる範囲です】苦しければ又次の時にトライ(試すこと)します。
集中力・持続力と気配り・忍耐力の【ィ氣】を強化できます。


8・ 吐き終わったら【左の鼻穴を左手の親指の先で軽く塞いだまま】瞬間的に【口から少し息を出して】腹の力を緩め、右鼻穴からイ(意)気を勢い良く息を吸う。入れていきます。

腹がふくらむ。そのままさらに胸を前に突き出す感じで、右肺の胸郭(きょうかく)を広げながら吸い込んでいく 。胸郭が広がったら、続けて右肩を上げながらもう少し吸い込む。

9・ 右鼻穴からイ(意)息を吸い切りましたら【まだ左手で鼻の左穴を親指の先で軽く塞いだまま】ほんの少し顎(あご)を引いて、呼吸を止めます。

苦しくない程度に【少し息を止めて体の力を緩め】ごく自然に、2~15秒程止息します。
肺細胞にイ(意)気が広がり、「イ氣」が体全体に広がるイメージを持続します。 
集中力・持続力と気配りの力を養います。


10・ 左手で左の鼻穴を、親指の先で軽く塞いだまま、「ヒィ」の言霊を心の中で発音しながら、もう一度、右鼻穴で軽く息を入れますと、口の奥が上に広がります。また息を止めて。すぐに【右の鼻穴を右手の親指の先で軽く塞ぎ】ます。

11・ 右の鼻穴を右手の親指の先で軽く塞いだまま、左手を左鼻穴から放します。
ゆっくりと左手を下ろしながら 左鼻穴からイ(意)気を、ゆっくりと出していきます。 鼻の中で【ヒのィ氣を転がして出す】イメージです。
呼気・出す息【ィ氣】は、鼻息と喉息の中間ぐらいで音を出すのが良いとされています。また、吐き始めから終わりまで同じ音質、音量で行うことも重要です。

左手が出す息とともに、ゆっくりと左足の膝(ひざ)下まで降ろしましたら、イ(意)気も共に出しきっています。吐いて止める。

呼吸法のどんな方法も、【吐く息に時間を掛ける】ことが共通しています。
できれば【苦しくない程度に少し息を止めて】体の力を緩め、ごく自然に、2~3秒~程止息します。呼気の止息はできる範囲です。苦しければ又次の時にトライ(試すこと)します。 
集中力・持続力と気配り・忍耐力の【ィ氣】を強化できます。


12・ 吐き終わったら【右の鼻穴を右手の親指の先で軽く塞いだまま】瞬間的に、口から少し息を出して、腹の力を緩め【左鼻穴からイ(意)気を勢い良く息を吸う】入れていきます。

腹がふくらむ。そのままさらに胸を前に突き出す感じで、左肺の胸郭(きょうかく)を広げながら吸い込んでいく 。胸郭が広がったら、続けて左肩を上げながらもう少し吸い込む。

左鼻穴からイ(意)息を吸い切りましたら【まだ右手で鼻の右穴を親指の先で軽く塞いだまま】ほんの少し顎(あご)を引いて、呼吸を止めます。
これを繰り返してゆきます。ここで大切な事は、目を閉じて心を落ち着かせた呼吸を心がけることです。

右穴と左穴では息の通り具合が違うので、極力バランスをとれるように心がけて下さい。そうすることによって潜在意識にバランスをとろうとする気持ちが生じ、呼吸のバランスが培われてゆくのです。

この呼吸法は精神面への働きかけが大きいので、意識的に行う価値があるといえます。
慣れるまでは、呼吸の出し入れを意識して、無心に行う。


完全呼吸法 「プラーナーヤーマ」記事一覧
*「完全呼吸法」4 につづく 

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