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老子「第八十一章」道徳経

2013-01-22 17:52:40 | 老子「道徳経と伊勢白山道「徳経81~38
信言不美、美言不信。「信言(しんげん)は美ならず、美言(びげん)は信ならず。
信頼に足る言葉には飾り気がなく、耳障りの良い言葉は信頼するに足りない。
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第八十一章 
*老子を英訳http://www.chonmage-eigojuku.com/magetan/roushi08.html
・原文 「書き下し文
信言不美、美言不信。「信言(しんげん)は美ならず、美言(びげん)は信ならず。
善者不辯、辯者不善。「善なる者は弁(べん)ぜず、弁ずる者は善ならず。
知者不博、博者不知。「知る者は博(ひろ)からず、博き者は知らず。

聖人不積。既以爲人己愈有、既以與人己愈多。「聖人は積まず。既(ことごと)く以(も)って人の為にして己(おのれ)愈々(いよいよ)有し、既く以って人に与えて己愈々多し。
天之道利而不害、聖人之道爲而不爭。「天の道は利して而(しか)して害せず、聖人の道は為(な)して而して争わず。

現代語訳
信頼に足る言葉には飾り気がなく、耳障りの良い言葉は信頼するに足りない。
善人とは多くを語らないもので、おしゃべりな人は善人とは言えない。
本当に知恵がある人は物知りでは無いし、物知りな人に大した知恵は無い。

そうして「道」を知った聖人は蓄えをせず、人々のために行動して大切なものを手に入れ、人々に何もかも与えてかえって心は豊かになる。
天は万物を潤しながらも害を与える事はなく、聖人は他人と争わずに物事を成し遂げる。

英訳文
Reliable words are plain, and decorated words are unreliable. Good people are reticent, and talkative people are not good. Wise people are not erudite, and erudite people are not wise. The saint who knows "the way" does not save up. He acts for others and gets important things. He gives to others and gets richness of the heart. Heaven's way benefits all things without harming them. The saint accomplishes everything without competing with others.


*すべては成長のために起こります 完訳 2013-01-02 伊勢ー白山 道
 記事全文http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20130102
老子の言葉 第八十一章
(独自の超訳)
本当に信頼が出来る言葉とは美しくは無くて、逆に美しい言葉(美辞麗句)は信用が出来ません。
善良な人間とは弁解がへたであり、弁解が上手い者ほど本当は善人ではありません。
多くの物知りほどその知識は浅く、一つのことに知識が深い者ほど他のことは知りません。

だから聖人とは、何も貯め込ま無い人のことなのです。
聖人は、ことごとくが他人のためのことをするのに、さらに聖人は多くのモノが与えられます。
聖人は、多くの持ちモノを人々に与え尽くしますが、さらに聖人は多くのモノを持たされます。

天の道(法則)とは、利益を与える一方であり、害を与えることがありません。
聖人の道とは、物事を成し遂げながらも、他と争うことをしません。

原文
「信言不美、美言不信。善者不辯、辯者不善。知者不博、博者不知。
聖人不積。既以爲人、己愈有。既以與人、己愈多。
天之道、利而不害。聖人之道、爲而不爭。」

(感想)
この章が、老子の最後の締めの御言葉です。
はたして80章までの内容を、社会の人々がどこまで理解出来るのか?と、老子ご自身も疑問だったと思います。
文中に「善良な人間とは弁解がへた」とありますが、老子の文章こそは、最低限の少ない文字列で宇宙の森羅万象を表現した非常に奥深いものだと思います。だから、表面だけを読みましても、意味が分からずに「へたな文章」と思われることも老子は覚悟していたことでしょう。

老子の言葉の全部を読み取りまして感じましたことは、文章の文字数にも宇宙の意味を老子は持たせていたということです。
だから老子の文章を読んでいまして、私の脳内に数字が浮かび、その次に数字が音符に変わり、宇宙の旋律を奏でるような錯覚を覚えたことが何度かありました。
老子の文章は、逆から読んでも意味を成すような、何重もの意味が仕込まれているのを感じます。まるで数字の魔法陣のような遊び心も、文章に持たせていると感じました。
そのために文章の表面だけを読みますと、内容が突然に変わり飛ぶような印象を持つこともあるでしょう。
老子は、9次元✕9次元=81章に宇宙の全ての起承転結を表現したと感じます。

この章の大切な教えは、「自分のために」する物事とは、継続が難しくなり発展性も少ないということです。
「他人のために」する物事は、大きく成長と発展をして、多くのモノが逆に与えられることが示唆されています。
経営者ならば、自分の収入を上げたい場合は、従業員の給与を先に上げたいという姿勢を持つことが大切です。
勉強するならば、収入のために勉強するのは途中で苦しくなり、社会貢献をしたい志(こころざし)を持って勉強することが勉強の継続性を呼ぶということです。

そして最後に、
「天の道(法則)とは、利益を与える一方であり、害を与えることがありません」
つまり、この世の全ては、善いことも悪いことも含めて成長と利益をもたらすために起こることを老子は言っています。
自分に嫌なことが起こりましても、それは決してムダでは無いのです。何かの昇華作用であったり、新たな成長のために「自分に起こって(怒って)くれる」ということなのです。
すべては、善一つに向かっていることを示唆しています。

人間は、生きる短い間は、すべてに良い解釈をすることが最高に御得(徳)なのです。
同じ生きるならば、これは幸運を呼ぶ秘訣となることでしょう。

生かして頂いて ありがとう御座位ます


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