空いた時間は本を読むのと映画を観るのに精一杯で、
ドラマとかバラエティーを観る時間はどうにもこうにもつくれません。
だけど、お昼休みに同僚から聞くテレビ番組の話で猛烈に惹かれたときは、
TSUTAYA DISCASのレンタル枚数を消化するのにうってつけと、
進んでレンタルするようにしています。
それらのうち、現在ドはまり中なのが、
『バイプレイヤーズ もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら』。
今年の年明けから春先にかけてテレビ東京系列で放映されていたドラマ。
バイプレイヤーとはすなわち「脇役」。
チャン・イーモウ監督が『七人の侍』のリメイク版を役所広司主演で撮るらしい。
その映画への出演オファーが6人の名脇役に舞い込む。
現在、役所広司が別の仕事で忙しいため、クランクインはまだ先。
それまで6人は絆を深め合うようにとの制作会社からのお達し。
アシスタントプロデューサーを名乗る若い中国人女性ジャスミン(北香那)が仕切り、
6人は館山のシェアハウスで共同生活をスタートさせるのだが……。
6人はいずれも実名で出演。
遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研。
この面々の本気ともシャレともつかないような演技を見るだけでも楽しいし、
放映当時、業界視聴率が異様に高いと噂されたように、
業界あるあるみたいなネタがてんこ盛り(たぶん)。
テレ東の自虐ネタも多くて、可笑しいのなんのって。
毎回ゲスト出演する俳優も超豪華。
たとえば、池松壮亮、荒川良々、滝藤賢一、清水富美加、平田満、
野村周平、竹中直人、椎名桔平、岩松了、安田顕、村上淳、
夏川結衣、佐々木希、岡田将生、大森南朋、天海祐希。
次世代のバイプレイヤーズとして名前が挙がるのは、
古舘寛治、眞島秀和、森下能幸(なんで?(笑))、政岡泰志、野間口徹。
安田顕や村上淳は、「俳優そっくりの人ばかりがなぜか集まる村の住人」という設定で、
本人役ではないのだからワラけます。
岩松了のそっくり鬼屋敷監督という人も出てきて、その写真を見ながらジャスミンが
「これ鬼屋敷いうけど、どう見ても俳優の岩松了だろ?」と片言の日本語で言うところもツボ。
各話の最後にはメンバーによるトークも収録されていて、
このドラマに呼ばれなくて悔しがっているという噂の小日向文世に電話してみたり。
オープニングテーマ曲は、10-FEETの“ヒトリセカイ”、
エンディングテーマ曲は、竹原ピストルの“Forever Young”、どちらもイイ。
でね、レンタルしているにもかかわらず、
あまりに好きすぎて買っちゃったんです、DVD。
しかも「バイプレトランプ付き」の高いヤツ。
さらには途中の巻までレンタルしている間に、買ったDVDが届いたというのに、
開けるのがもったいなくて、続きもレンタルしているんです。
アホじゃなかろか、私。(^O^;