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『トランスフォーマー/最後の騎士王』

2017年08月14日 | 映画(た行)
『トランスフォーマー/最後の騎士王』(原題:Transformers: The Last Knight)
監督:マイケル・ベイ
出演:マーク・ウォールバーグ,ローラ・ハドック,ジョシュ・デュアメル,
   ジョン・タトゥーロ,スタンリー・トゥッチ,アンソニー・ホプキンス他
声の出演:ピーター・カレン,エリク・アーダール,ジョン・グッドマン,渡辺謙他

梅田で4本ハシゴした翌日の日曜日は人生初の狂言鑑賞
それについては前述のとおり。
前後しますが、これは狂言を観る前にTOHOシネマズなんばで観た作品。

15年ほど前まではよく大作を撮っていたマイケル・ベイ監督。
『ザ・ロック』(1996)や『アルマゲドン』(1998)はなんだかんだで嫌いじゃなかったけれど、
『パール・ハーバー』(2001)には目が点になりました。
最近あまり名前を目にしないなぁと思っていたら、製作に回ることが多くなった模様。
“トランスフォーマー”シリーズだけはいつも自らメガホンを取っているようです。

タイトルに「最後の」と付くから完結編だと思っていた、
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』
観たかぎりでは最後とは思えなかったから、
この『トランスフォーマー/最後の騎士王』もそうなのかなと疑問に思う。
そうしたら、これは「最終章3部作の第1弾」だそうで。
いったいどれだけ引っ張るつもりやねん!(笑)

ロボット生命体“トランスフォーマー”のうち、
正義の軍団“サイバトロン(=オートボット)”の総司令官オプティマスが宇宙へ旅立って数年後。
地球では人類とトランスフォーマーの間で生存競争が激化していた。

悪の軍団“デストロン(=ディセプティコン)”に苦しめられてきた人類は、
トランスフォーマーに正義の軍団がいることなど信じず、
対トランスフォーマー部隊“TRF(Transformers Reaction Force)”を結成。
トランスフォーマーと見れば片っ端から攻撃して処分する手段に出る。

そんななか、オートボットを匿って共に暮らしつづけるケイドは、
孤児の少女イザベラと出会う。
オートボットを友だちとするイザベラはケイドを頼るように。

一方、トランスフォーマーの故郷サイバトロン星では、
トランスフォーマーの創造主クインテッサがオプティマスを捕らえて洗脳する。
サイバトロン星を破壊したのは人類だと吹き込み、
人類を滅ぼすことこそがオプティマスの使命だと信じさせる。
使命を果たすために必要な、古代から存在する杖を手に入れるため、
オプティマスは地球へと向かう。

オートボットを守るため、TRFから逃げていたケイドは、
ある日いきなり何者かに拉致され、バートン卿の邸に連れていかれる。
同様に連れてこられたのは、大学教授のヴィヴィアン。
バートン卿によれば、ケイドとヴィヴィアンこそが人類を救う鍵で……。

シリーズすべて観ていますが、フリークというわけではないので、
いままでの話を思い出してついていくのに一苦労。
ケイド役のマーク・ウォールバーグのことはもちろん覚えているとして、
キング・アーサーのシーンに主役で登場するスタンリー・トゥッチとか、
キューバにいるジョン・タトゥーロとか、いったい何をした人でしたっけ。

という心許ない状態で観はじめましたけれども、
こういうのって、細部は忘れていてもなんとかなるものです。
ワーッと出てきて、ダーッと走り、バーッと戦って、よかったよかった、みたいな(笑)。
それなりに話についていけた気がします。それがスゴイ。

レノックス大尉役のジョシュ・デュアメルは、
ポール・ウォーカーと並んで、私が「存在感の薄いイケメン」と思っていた人。
ポールは急逝で有名になり、存在感のある人になりましたが、
ジョシュ・デアメルは存在感が薄いまま、なんだかものすごい老け込みよう。
こんな普通のオッサンになっちゃって激しく残念。
そしてバートン卿役のアンソニー・ホプキンス、さすがです。

で、まだあと2本あるわけですね。ええ観ますよ、観ますとも。

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