MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

僕の歩く道1

2006年11月21日 | デザイン・建築好き
この写真に見覚えがありますか?
そう、火曜の夜10時からフジテレビで放送されている「僕の歩く道」で輝明と都古ちゃんの思い出の場所、待ち合わせの場所、さよならの場所として幾度と無く出てくる場所です。
テレビを見ながら「あの樹、見覚えがある・・私の好きな公園の樹に似ている。でもあの場所の向こうには住宅地が見えてるしな~。」などど思い、確信には至りませんでしたが先週の放送でとうとう、決め手となる競馬場客席跡が映り、やっぱり!!と言う事で、早速写真を取りに行きました。
横浜は意外にもドラマやCMの撮影に出くわす事が多いのです。逆に、今回のようにドラマやCMを見てから「撮影してたのね~」と言う事も多々あります。
ところで、今回の「僕の歩く道」は私にとってタイムリーなドラマでした。
先日まで、養護施設の設計のお手伝いをしていたからです。何軒か実際に養護施設を見学したりもしました。専門の大学の先生にもお話を聞きに行ったり、とても為になりました。色々解ると知的障害者の方を自分自身受け入れやすくなりました。
今回のドラマに出てくる草なぎくんの役どころはまだ軽度な方だと思います。でも障害者の方を受け入れる一歩としては、分かりやすく受け入れやすいと設定だと思います。
私の利用する交通機関でも自閉症と思われる人をみかけます。ずーっとバスの停留所の名前を言ったり、山手線駅名、アナウンスを繰り返していたり・・。たまにずーっと顎をトントンをたたいている人をみます。感心したり、あんなにたたいて大丈夫かな?と思いました。自閉症、知的障害といっても症状は様々で一概に一括りには出来ないそうです。ただ、こういった症状の時は自分に集中したいときだそうです。輝明がそうのように人並みはずれた能力を持っている事があるようで、交通機関など人の多いところでは、いっぺんに色々な人の声が聞こえてくる為、パニックに陥らないよう、自分に集中しようと唱えたり、たたいたりするそうです。
そして、彼らに話しかけられて困ったらオウム返しをしてあげると良いそうです。
私達も知らないからせっする事が出来ず、違った目で見てしまう。少し理解することで、彼らも私達も住みよくなると思いました。
自分自身この経験から知った事を伝えたいと思っていましたが、そんな機会がこのドラマによってもたらされるとは思っていませんでした。
お手伝いした施設もより良いものに完成されると良いなと思っています。
また、さらに理解を深めてこの様なお仕事が来たときにはさらに良い施設を設計出来るようにしたいと思っています。

コメント (2)
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