MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

歩き遍路 番外霊場 2巡目 ⑩ 2019 月夜御水庵

2019年11月21日 | お遍路好き(発心・徳島)
この日、22番札所の平等寺からは宿へ向かうだけでした。
約14kmほどの道のり。途中には月夜御水庵という番外霊場がありました。

一巡目で写真を撮ってくださった歩き遍路をサポートするツアーの方が
「真っすぐ進んで信号を右に行ってくださいね」と教えてくださいました。
今回は歩き遍路なのでその道を進むことになるなと思い歩み始めました。
信号の所で確認すると、遍路地図はこのまま真っすぐとなっています。
多分、県道35号を進み県道19号を通るのだと思います。
地図に無いので、私は遍路地図通りにそのまま真っすぐ進むことにしました。

途中「暮石の夫婦岩」という弘法大師がこの地を訪れた時に
「日が暮れるぞ」と大岩が小岩に言っていたそうで名付けられたそうです。
今は道路工事で位置が変わったそうで、逸話だけ残っているとの事。
そんなポイントもありました。

地図上ではとにかく真っすぐ進んでいけば良いと思っていたのですが、その真っすぐの道が道路工事中でした。
新しく作っているようで、通れそうにありません。
完全に道を見失いました。
進める道は右か左かです。。。先ほどの信号で右に進むというアドバイスがあった事、トラックが右に曲がっていった事。。
これは右に行ってみよう!と決心したところに、先ほど右に曲がったトラックが戻ってきました。

そして、迷った時のお大師様!

そのトラックのお兄さんが「その駐車場の横の道を進むと良いよ」と教えてくださいました!

本当に不思議です。

進むと遍路道がらしいものが見えてきました。
その遍路道に月夜御水庵が現れます。
弘法大師が三日月の夜にここで野宿をした時に月が沈み暗闇となったが、
お経を唱えると三日月は元に戻ったという逸話が残る場所でした。
その先には御水庵だけに飲めそうな感じではありませんでしたが井戸が祀られていました。
他にも樹齢約1000年の天然記念物の大杉が参道横にあります。
この杉は一度下を向いてから上に伸びているので「逆杉」とも呼ばれているとのこと。
迫力がありました!
意外にも見どころある場所でした。

さて、問題だったのがその先の遍路道。。かなり荒れていました。
先に歩いた人はいないのではないか・・道なき道を行く感じで道標の札を頼りに進みました。
そのまま県道を進んでも良かったのかもしれません。近道のお遍路道だったようです。
広い県道に出て道標シールに従って国道55号に出ました。
そこには鉦打大師の祠がありました。
国道を進み鉦打トンネルを歩いていた時です。
逆方向から歩いてくる人が居ます。

逆打ちの人かな??

私が左によると左へ。
左を歩きたいのかな?と思って右に行くと右へ。。。

ん??

するとその人は、そうじゃないそうじゃないというジェスチャーで手を振っています。
この後、めちゃめちゃお世話になるタクミさんとの出会いでした!
今日はどこまで行くの?と聞かれました。
泊る宿を伝えると行き方を簡単に教えて下さりました。
目的地が23番札所の薬王寺だとするとこの時点(15時頃)でこのあたりだと間に合わないそうで、
車から見かけた私を心配して声を掛けて下さった様でした。
トンネルの先にある車を置ける場所においてわざわざ歩いて戻って来てくださっさ訳です。

ありがたいことです。

私はここから7kmほど先の宿に辿り着けば良いという事で大丈夫ととなり、先を急ぐようでした。
他に本当に困っている人がいるかもしれませんよね。
ここで、心配をしていただき、道を教えていただいたこともあり、お礼のお札を渡しました。

すると「何もしていないからいいですよ」と断られてしましました。。。
「今回はお礼のお札をきちんと渡すことにしようと決めていたので」ともう一度渡すと受け取って下さいました。
すると、まだ口をつけていないからとご自分用に買ったコーヒーを差し出してくだいました。
充分感謝していましたし、せっかく飲もうとしていたコーヒーを頂くわけにもいかないので、
これは遠慮させていただきました。

あまりトンネルを通りたくないという思いもあって、22番平等寺奥之院 弥谷観音ルートをとりました。
遠回りになります。。。
歩き遍路はこちらとあったので、嫌な予感はしたのですがそちらの方へ。。どんどん下ります。
日天・月天の岩や笠地蔵の石像など見ることが出来ました。
そしてどんどん下り、案の定・・一気に登るルートでした。。
気持ちの良い遍路道でしたが、けっこう時間をとりました。
お参りする余裕は無くなっていたので、下からお参りして先を急ぎました。
あと6kmほどなのにここからがとても長く感じました。

また、国道に戻り、宿のある由岐方面にいくには県道25号へと進みます。
この県道にすすむ道で迷うお遍路さんが多いそうです。
タクミさんが言っていた道標の竹のお遍路さん人形が現れました。
方向は合っているようです♪

この県道では、若い歩き遍路さんと出会いました。
高速道路の下を過ぎた辺りにある休憩所で休んでいるお遍路さんを見かけたので挨拶しました。
暗くなり始めていたので先を急いでいた私に追いついてきました。
男の子は「由岐までですか?」と聞いてきました。
私も由岐のあたりに宿をとっている話をしました。
私以上に凄い荷物です!どうも基本野宿スタイルだそう。
話を聞くと、先ほどの休憩所で泊ろうと思ったらしいのですが、由岐の海岸まで行くことに決めたそうです。
流石に休憩していたのに私に追いついただけの事はあります。
野宿スタイルで重そうな荷物なのに軽い足取りで進んでいかれました。

13番札所でも明らかに若いお遍路さんに会ったけど若いお遍路さんが増えているのでしょうか?
私が年取っただけか。。。
宿目前の県道の坂が壁のように見えたので、遠回りでしたが由岐の町を通って宿に向かいました。

真っすぐ進むと新設工事中の道(駐車場の右側)


遍路道はこちらから進みます(駐車場の左側)


歩き遍路道が現れます


月夜御水庵が見えてきました(逆杉が大きすぎてお堂が見えません)


天然記念物の大杉「逆杉」


その先に井戸の祠


荒れた遍路道へ進みます


貯水池の横を進みます


荒れた遍路道でしたが道標の札があったので安心して進めました


この橋を渡って 弥谷観音方面へ


弥谷観音遍路道にあった日天・月天


弥谷観音遍路道にあった笠地蔵


降りた分、登ります!!


弥谷観音の参道


竹のお遍路さん案山子(不法投棄撲滅!)


出逢った若き野宿歩き遍路さん(いい感じに撮れたので)


海が見えました


宿前の海の風景(田井ノ浜)





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歩き遍路 22番札所 2巡目 ⑩ 2019 花のお寺🌸

2019年11月16日 | お遍路好き(発心・徳島)
22番札所平等寺

太龍寺からの下山方法としてはいくつかルートがあるのですが、「いわや道」は黄色い日本の遍路地図には出ていません。
でも英語の遍路地図には出ています(^^;)
私はこれまためだかの里さんのブログで知りました。
以前は荒れた道だったようですが、ボランティアの皆さんの手で整備されたのだそうです。
このルートを選びました。
急な下り坂やハードな場所もありましたが、きれいに整備されていて歩きやすかったです。
途中からは平等寺道となります。
この道では途中、そんなに大変では無い道ではないとは思うのですが、紐のサポートのある場所がありました。
その紐ををつたって進むと足を滑らせてしまったのです!
そこには細い木があり私を支えてくれました!
この木が無かったらもっと滑り落ちていたと思います。
ふと振り返りその木を見ると樹皮がツルツルになっていました。
何人もの人が助けられたんだろうなと思いました。
木に御礼を言って進みます。
この後出逢ったタクミさんにこの話をすると「それはお大師様やね~」と言っていました。
確かに!!本当に同行二人とはよく言ったもので、不思議と助けられるのです。

途中、国道に出ます。その近くに道の駅があるので、そこでトイレ休憩とお昼を買ってと考えていたのですが、
お昼は準備できていたのでそのまま進むことにしました。
鶴林寺の麓の休憩所で逢ったおじさんからの話では、数百メートル先でしかも上り坂、さらには定休日だったのだそうです。。。
道の駅に定休日があったのですね。。チェックしないといけませんね。

国道を渡った所にヘンロ小屋5号があったのでしばし休憩。
そこには子供が描いた絵のような地図があり、道のひもが山をぐるぐる巻いています。
そして「大根峠」の文字。
山をぐるぐる回るように登るのかな??峠越えが待っているのだと。
気持ちを整えて進みました!

峠はそれなりに大変でしたが、気持ちの良い道でした。
里に下りてきた辺りにヘンロ小屋47号があり、そこからは牧場の眺められ、のんびりと牛さんが草を食べていました。
癒されました♡
しばらく行くと田園風景です。植えられたばかりの苗が風にゆらいでいます。
心落ち着く景色を見ながら進むと平等寺か見えてきました。

このお寺は静かな華やかさがありお気に入りのお寺の一つです。
やはり花やかなお寺でした。
今回は仁王門や手水舎にも桜が活けてあり、華やかさが増していました♪
男厄除坂を登って本堂に行こうかと思ったのですが、、、やはり女厄除坂からにしました。。

女はやっぱり男厄除坂を登ってはダメなのかな?? 

お参りを済ませて、一巡目では場所が分からず頂けなかった霊水を頂きました。
男厄除坂の下手にある祠の元にある戸口から杓でお水をすくって頂きます。

美味しかった♪

少し用意したコップにも分けていただき、お寺のベンチでお昼のおにぎりを頂きました。
鶴林寺の麓の休憩所から一緒だったおじさんもお参りを終えてやってきました。
「お水は頂きましたか?美味しいですよ」と勧めると、お水をご自分のペットボトルに頂いて戻ってきました。
すると・・・太陽にペットボトルに照らしています。。。

浮遊物の確認??

意外と神経質な方だったようです。
一応、飲まれていました。
私のおにぎりを羨ましそうに見ていたので、選んだ宿泊プランの話をしました。
おじさんは駅の方に食事を出来るところを探しに行ってみるとの事でした。
私の記憶では何もない駅という記憶だったので心配しましたが、グーグルで調べてみるとありそうでした。
次の宿泊先は違ったのでここでお別れでした。
結願されたでしょうか?なぜか名前もお聞きしなかったし、お札も渡さなかったので。。

次の23番札所までは約23kmほどあります。
今回はここから14kmほど先の宿まで向かいます。

いわや道に進みます


なかなかハードな道①


なかなかハードな道②


ここから平等寺道に入ります


峠越え


この細い木に助けられました。みんなを助けているのかツルツルです。


良い木材が育っています!美しい!!


阿瀬比の遍路小屋


ヘンロ小屋にあった地図(山をぐるぐる回って登るのかな??)


猫先案内


大根峠


お地蔵様がいらしゃいました


美しい竹林


癒された牧場の風景


こいのぼりも美しく泳いでいます


お水のお接待がありました♪ありがたいです。


平等寺が見えてきました


仁王門に桜が活けてありました


本堂


素敵な花天井の本堂内部


利用方法が分からなかった(汗)


大師堂


霊水はこちらの祠の元から頂けます




1巡目ブログ ほぼ歩き遍路 22番札所⑦


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歩き遍路 21番札所奥の院 2巡目 ⑩ 2019 南舎心嶽

2019年11月11日 | お遍路好き(発心・徳島)
ロープフェイからも見ることのできるお大師様像のもとへ♪

宿のそわかの予約は旅行会社のWebでしました。
その中に夕食付きでおにぎりサービスというプランがあり、1巡目もこれにして良かったと思ったのですが、
なんで良かったと思ったのかは忘れていましたが同じプランを選びました。
到着すると「おにぎりにサービスは夕食時にお渡しします」と告げられます。
朝じゃないのか。鮮度が。。。と思いました。。
おにぎりを受け取り、部屋に戻り2個入りのおにぎりを見ていると思い出しました!

1個は朝、もう一つはお昼用にしよう♪

朝一のロープウェイは7:20発です。
朝食を食べていると朝一には間に合わないのです。
早起きをしておにぎりを一つぱくつき、出発です♪
宿の食堂をのぞくと休憩所であったおじさまが朝食を食べ始めているところでした。
ペコリと挨拶。

ロープウェイの入口には先客のご夫婦が待っています。
まだ入れないようです。オープンは7:10!(冬季は7:50)
しばらく一緒に待って中にはいり、開いているお土産コーナーなどを見ていると、ご夫婦が少々困っているようでした。
建物内で朝食用に何か買いたかったようでした。
お寺などでいただいた瓦せんべいがかさばりはじめていたともあり、おなかの足しにとロープウェイで差し上げました。

到着すると案内の女性が「歩き遍路さんが来ていなければ一番参りになりますね」と一言。
なるほど!
本堂へと続く大きな階段を一歩づつ登られていきました。
私はこの階段を登ったことないなぁなどと思いながらご夫婦を見送りました。
さて私は左の下手方向へ!

南舎心嶽への道には八十八か所のご本尊の像が等間隔に並んでいました。
そして「ここからはお大師様がお迎えにこられます南無大師遍照金剛と唱えて登りましょう」との石標を境に坂がきつくなります!
不思議なのですが、
キツイ坂や山道を登る時、あと少しの辛い時などに「南無大師遍照金剛」と唱えると元気をもらって進める気がするのです。
登りきるとお大師様の後ろ姿が!
よく一緒に座禅しているかのような写真を見るけど近くに行けるのかな?
見ると鎖が目に入ります。
あの鎖で登るのかな??いやいや。。。無理でした。
諦めて、いわや道へ進もうとすると「歩道」の道標が!
どうもお大師様の方までつながっているようでした。
少しでも近くに行ってみたい!と行ってみることに。

命がけです!!無理は禁物の歩道でした。
お大師さまの元まで行くには恐れおおい気がしましたが、もう戻れない感じもあり、お大師様の横まで進み上がりました。
そして拝み、お大師様が見ている景色を目に焼き付けました♪
念願の南舎心嶽のお大師様に会えて嬉しかったです。

さて戻るには、先ほどの鎖を利用しました。
あの鎖はお大師様の元から降りる時に利用するものでした。

そばに行ってみたいの一心で行ってしまいましたが、お勧めはしません。。
はっきり言って危ないと言えます。

ロープウェイ乗り場にある印象に残るこの橋は開運橋と言うんですね


お遍路さん体験セットがありました。


お遍路ロボ ソータ♪ 話しかける勇気は有りませんでした。。


この階段は未だに登っていません。。迫力があります。


南舎心嶽へのお遍路道 石標から先が少々きつくなります


海が美しく光っていました


思ったより遠い場所にいらしゃいました。


歩道の案内!紐を伝って進みます


近づいてきました♪


正面からのお姿。拝んだ後上がって行きました。


お大師様が見ている景色

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歩き遍路 21番札所 2巡目 ⑨ 2019 西の高野♪

2019年11月04日 | お遍路好き(発心・徳島)
21番札所 太龍寺

太龍寺へ向けて出発です!
鶴林寺の宿坊横に太龍寺への下山ルートがあります。
この時は知らなかったのですが、鶴林寺には宿坊があるのですね。
けっこうな傾斜をとにかく下る感じです。

途中、逆打ちではなく、観光?なのか、おばさまとすれ違います。
「あとどのくらい有りますか?」と聞かれました。
全体を知っていれば、あとちょっとと表現しても良かったとおもいますが、
少し悩んだ後に「あともう一息です!」と伝えました。
降りていく道すがらこれを上ってきたのかと感心しました。
逆打ちの大変な場所の一つではないでしょうか??
途中、昨年の雨の被害か、倒木のある場所も有りましたが、遍路道は確保されていました。
一旦車道に出て渡り、進むと一直線に降りていく階段があります。
そこに「トイレ」の文字! すぐ近くにあるのか?行きたくなりました。。
一巡目でもどこか分からなかった事を思い出しました。
確認したところ・・・麓の廃校になった小学校の外トイレでした。
看板から1kmはあったのではないかな??
トイレの案内を見るとすぐ近くにあると思いがちですが要注意です!

一巡目は渡る橋の近くに休憩場所があると知らなかったので下山した麓にあった神社で休憩しましたが、今回は四国みちの休憩所でお昼にしました。
さかもとさんで用意していただいたおにぎりを戴きます♪
みかんも付いていました♪♪
のんびり休憩をしていると、一見お遍路さんに見えないおじさんからが休憩所に現れました。
やはりお昼休憩だったようです。パンを食べていました(*^^*)洋風なお遍路さんという印象。
降りるのも大変でしたね~と話をすると同じように先ほどの逆打ち方向で登ってこられたご婦人に感心された様でした。
この方とは22番札所の平等寺まで縁がありました。

一足お先に出発しましたが、案の定追いつかれ、先に行ってもらいました。
一巡目の印象は「そんなに大変ではなかった」太龍寺への遍路道。
この油断で後々後悔することに。
暫く気持ちのよい遍路道で最後に一気に登る印象です。
一気に登る場所もそれなりにきついけどそんなに大変では無いと思っていたのです。
登山口まではのんびり、小川も流れて気持ちの良い遍路道で記憶の通り。
しかし、登り始めると甘く考えていたからなのか体力も気力もダウン気味に。
よくよく考えてみれば、宿から鶴林寺の遍路登山口まで歩いたぶんは一巡目では無かった訳でその分の疲労も出てきていたようです。

しかしながら、心積もりが甘かったことが90%は占めていると思われます。。

どうにか山門に辿り着きましたが、またここから少し坂道が続きます。
この坂から鶴林寺の五重塔がみえます。
登りきると納経所のあるエリアに出ます。
納経所のとなりにある持仏堂の広縁の天井に高知県安芸出身の竹村松嶺が描いた迫力のある龍の画があります。
一巡目の時は窓が開いていたのですが、今回は開いていません。。
窓の外から覗き込み、そーっと開けて拝観させて頂きました。

さて、本堂へ♪ すると・・

鶴林寺で丁寧にお参りしていた姿に感心した海外のお遍路さんが納経所へ向かっているところでした。
海外から来日して熱心にお遍路している方には見逃してほしくなかったので、
勇気を振り絞って、「龍天井は見ましたか?」と聞いてみると知らないようでした。
案内すると嬉しそうにしてくれました。

よかった♡

鐘楼門をくぐり、さらに高い場所にある本堂へ向かいます。
1巡目でも感じたけど本当に空気が違う!満願の為に行った高野山奥の院で感じた空気に似ている。
本当に素敵なお寺です♪
本堂からお参りしました。ご本尊は虚空蔵菩薩さまです。地の仏が「地蔵」に対して天の仏が「虚空蔵」。
だからなのか高い場所にいらっしゃる印象の仏様です。
さらに高野山の奥の院を想わせる大師堂へ!
一巡目で教えていただいた様にお堂の裏へまわり、御廟(トップ写真)の前でお参りさせていただきました。
とても清々しい気持ちになりました。

今日は朝からずっと清々しい一日だった訳です!

納経所に行き、納経帳を「お願いします」と差し出すと電話が!
どうも、周辺の宿からだったようです。
聞き耳を立てるとどうも3人組の外国人の方が予定の時刻になってもいらっしゃらないようで、
その問い合わせだったようです。
3人組の外国人?!
先ほど太龍寺への山道で抜かされて、私が山門をくぐったところでお参りを終えたところをまたすれ違った3人組かな??
電話中には割り込めなかったので、終わったところで「女性二人で男性一人のカナダからの方ですか?」と聞くとそのようでした。
30分ほど前に山門の所ですれ違った事を伝えました。
海外の方は必ずしも納経所で御朱印を頂かないんですね(^^;)
日本の方でもそういった方はいらっしゃる訳で。

このタイミング、たまたま挨拶をしていたこと。。。縁なのですかね(^^;)

納経所の方が私の宿を尋ねて下さり、ロープウェイで降りてそわかさんに泊まり、
明日またロープウェイで登って南舎心嶽からいわや道を通って平等寺へ向かう予定と伝えると
「南舎心嶽の納経もしておきましょうか?」と聞いて下さり、
今回のお遍路で楽しみにしていた南舎心嶽なのでお願いをしました。

「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」徳島の難関を終えてほっとしました。
巨木の杉の木や圧巻の石垣を見つつ、ゆっくりとロープウェイ乗り場に向かいます。
ロープウェイ乗り場の待合室には有名人のサインがいくつかありました。
その中にあの「チャりお遍路」の二人の色紙も!その横には前園さんのサインもありました!
今回のお遍路ではこの二組のお遍路が話題で、前園さん支持派とチャりお遍路支持派で
よくどちらが面白かったなどという話で盛り上がっていました。
私は前園さんのお遍路番組には気が付かなったので、残念ながら分かりませんが、
チャりお遍路は人間味があるというか面白かったです。
高知で終了してしまっていますが・・再開されるかな?? 続き期待しています!
前園さんのお遍路を放送したNHKさん再放送お願いします♪

ロープウェイは日にちが変わっても往復切符で利用できるとの事で往復を購入!
そわかさんに向かいます♪

夕食では休憩所のお昼で一緒になったお遍路さんがお隣でした。
リタイアにしては若く見える方でしたが、リタイアして家族から一定期間の約束でお遍路を始めたそうです。
そわかさんには可愛いパグちゃんがいるのですが、私ではなくずっとこのおじさま狙いでした。
人は見た目ではないかもしれませんが。。。
確かにお家でも良い旦那さんでありお父さんであろう雰囲気のある方でした。
ドラマではそんな配役になりそうな雰囲気です(^^;)
パグちゃんもそれを感じ取っていたのかな?

そわかさんの大浴場は温泉ではないのですが、何か気持ちよいお風呂で食事の前の後と2回入りました。
食後のお風呂では話しかけられました。その女性は広島の呉からいらしたとのこと。
昨年は大変でしたねという話と呉には行ったことがあったので話が盛り上がりました。
今回のお遍路は広島の方と縁がある気がします♪

ちょっと多く用意しすぎたと思ったお礼の納札でしたが、なんとすべて使ってしまいました!!
お部屋でさらに数枚用意してから就寝しました。
ありがたいことです。


宿坊横のここから下ります


この案内のトイレは1kmほど先です!


そのトイレがあるのがこちらの貴重な木造の廃校です。


素敵な野草が!マムシグサと言うらしいです。


カナダからの3人のお遍路さんに先を譲ったところ


気に入ったお遍路札


新しい命が芽吹いています


山門が見えてきました!


山門の先も坂道が続きます


札のある場所から鶴林寺が臨めます


臨んでみました!お判りになるだろうか


五重塔が見えます


納経所と持仏堂のある境内の様子


本堂は鐘楼門をくぐり、さらに上です


奥に本堂


高野山の奥の院を思わせる大師堂への境内の様子


最も巨大な守護の大杉 境内を風雨雪から守っているのだそう(納経所へ向かうスロープにあります)


朽ちた切り株が花壇になって新しい命を育んでいました


とても可愛らしい枝垂れ桜が咲いていました


見事なお寺の石垣です!


ロープウェイで宿へ向かいます


山頂駅にあったチャり遍路のサイン


自転車へんろ旅のサイン


麓駅にいたお遍路案山子さん♪


そわかのアイドル♪


1巡目ブログ ほぼ歩き遍路 21番札所⑥

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