MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

ほぼ歩き遍路 24番札所⑧

2018年02月15日 | お遍路好き(修行・高知)
24番札所 最御崎寺

室戸岬を周辺をウロウロ観光していると、12番札所への山越えでご一緒したご夫婦にばったり会いました!
バスから降りてこられたところでした。
やはりあの山越えを共にした戦友といいますか、何日かぶりでしたが、お互い覚えていました!

ご夫婦「宿は決まっているの?」

私「はい、今日は24番の宿坊にとまります!」

ご夫婦「またね」

こういう瞬間、一人だけど一人じゃないと思いました(^^)v

いよいよ24番札所に向います。
すっかり、電車やバスに乗って俗世間慣れした私はグーグルに出てくる公道を通るか遍路道を登るか迷っていました。
公道は長いけど緩やか、遍路道は山道を登るということになるのです。

公衆トイレのある大型バス駐車場横に遍路道の入り口がありました。
灯台が見える辺りにお寺があるはずとその方向を見ると絶壁です。。。
入り口には「徒歩20分」とあります!
内心。。。本当に?と思いましたが、
道も舗装されてる♪
よし!せっかくだし、やっぱり遍路道で行こう!

登り始めました!が、やっぱりです!!
早速、石段の道へと変わりました。
久々の山道に少しビビりました。。。
少し登ったところにある、観音窟の塔の影に人がいるのか、居ないのか。。。
テント?野宿のような跡があったのもビビッた理由の一つかもしれません。

途中には「捻岩」という弘法大師が異変を納めたという洞窟?のような
場所がありました。
御厨人窟には入れなかったので、浅い場所でしたが、入ってみました。
心を落ち着かせ、当時の弘法大師に想いを馳せました。

さらに上がると見晴らしが良かったであろう、展望台というか休憩所もありました。
お遍路の野宿ポイントかな?鬱蒼としていたので、少し暗い感じでした。

私のヨワヨワな足で30分ぐらいで最御崎寺に到着しました。

本堂に向かう手前に「鐘石」という不思議な石があります。
石の上に乗っている小石でその大きな石を叩くと楽器のような良い音が響きます。
冥土まで届くのだとか。
小石が乗っている場所が凹んでいて、見た目も本当に楽器のようです。
そこにいた人によれば、長年かけて人が叩くことで凹んだのだとか。
歴史を感じます。

本堂、大師堂をお参りし、納経所へ。
灯台好きでもある私は宿に向かう前に近くにある灯台へ行ってみました。
こちらはの灯台は鉄鋼製の灯台で中に入れるタイプではありませんでした。
ディテールが美しい灯台でした。
お寺から近かったので、この後も夕日を見に、朝日を見に行きました。

この日はこのお寺の宿坊に泊まりました。
室戸岬最御崎寺 遍路センター

団体のお遍路ツアーの方には「お遍路センター」という名前なので
宿坊と思わない方もいらっしゃるようでした。
場所は境内の奥のようだったので奥へと進みました。
なんか。。裏っぽいな??他に行き方だ見つけられなかったので、
裏っぽい方からロビーへ、変な入り方だったからかカウンターには誰もいません。
でも、声がする、、人がいる。。厨房??

勇気を出して!
「すみませ~ん」「ごめんくださ~い」

無視。。。

しまいには厨房に首をつっこんで。。
やっと気づいてもらえました。
住職の奥さんが女将のようでした。
席を外しているとのことで、座って待っていてくださいとのこと。

待っていると、表玄関に大きな観光バスが入ってきました。
そして、沢山の納経帳とともにガイドさん。
ここで預ければ書いてもらえて後ほど受け取れるようでした。
私が先に待っていたので一応先に対応してもらえました。

良かった♪

ここで初めての経験が「杖洗い場」
杖の先を洗えばお部屋に持っていけるのです。
しかも杖は床の間に。。
杖は弘法大師さまだから。

お部屋は二間続きの突き当りの広いお部屋でした。
お布団もひいてありました(^^;)窓からは大きく育った椿の樹が見えました。
しばしゆっくり、お風呂は大浴場があります。
団体様で混む前に入りました。
18時から夕食だったので夕日を見に灯台へ。
日の入りは18時すぎだったようで、あえなく断念。

戻ると、まだ夕食の時間まで10分ほどあり、
一度部屋に戻ろうとEV横の階の案内を見ると「展望室」の文字。
「ちょっと行ってみよう。ブログにも夕日が見えるってあったはず。」
行ってみると先客が!

私「おじゃまします。。」

おじさん「よく気がついたね~」

私「展望室とあったので。。」

おばさま方「夕日がきれいに見えるわよ」

一緒にしばし鑑賞。
みんなでいれば怖くない??
18時を過ぎてもみんな沈むのを待っているようだったので、
一緒になって沈むまで鑑賞しました。
写真を向けるおばさまが、
「ガラスが写って上手く撮れないわ~~」というので、
「レンズをガラスつけるといいですよ」と教えると
やってみてくれました。

おばさま「撮れたわ~でも見た目より小さく写るわね。」

覗いてみるとなかなか素敵にとれてました♪

私「素敵に撮れてるじゃないですが~」

おばさま「そうかしら~~」と嬉しそう。

素直に可愛らしく表現するおばさまを見て私も嬉しくなりました。
何歳になってもこんな風に素直に嬉しさだったり、
感動したことを表現できたらいいなと思った出会いでした。

今日一日で色々なことがあったなー。

まだ夜はふけたばかりでしたが、明日に備えてそうそうに就寝しました。

遍路道入り口


すぐに石段の山道に


遍路道中腹にある捻岩 


仁王門(室戸山とあります)


美しい音色の鐘石


室戸岬灯台


美しいディテール


夕日を照らされる灯台


灯台のある展望台からの夕日


宿坊の展望室から見た夕日


境内奥にある宿坊


二間続きの広いお部屋でした


お部屋から見えた椿(椿ってこんなに大きく育つのかと。)


宿坊の食事、美味しかった♪


朝日に照らされる灯台

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ほぼ歩き遍路 御厨人窟(みくろど)⑧

2018年02月11日 | お遍路好き(修行・高知)
いよいよ土佐国「修行の道場」に入ります。
高知は四国の中でも一番広いのに札所の数は少ないのです。
ゆえに寺と寺との距離が長く、徳島最後の23番札所の次24番札所までは75kmもあります!
1日20kmぐらいに抑えたほうが怪我が少ないとすれば、少なくとも2泊3日、
ゆとりを見れば4日かかることになる。。。

1ヶ月しか休めない私としてはワープするしかない(^^;)

日和佐からJR牟岐線で海部駅へ、乗り換えて阿佐海岸鉄道で甲浦駅へ

ここで電車は終わり。。。

ここから歩くとすると40km。
途中に宿はあるようでしたが、予定を組んでいるときは何もなしに20km歩ける自信がありませんでした。
調べていくと安芸行きのバスがあるようでした。

終着駅に着くと数人観光客と地元の人。ほとんどの人がこのバスで室戸岬に向いました。
一生懸命、景色に一眼レフを向ける一人旅の男の人。友達や夫婦で鈍行の旅を楽しんでいる感じの人々。
10人ぐらい乗っていたかな?

バスの出発まで30分ほどありました。だいぶ長い待ち時間にも慣れた私でしたが、どーして良いものやら。。。
駅前は整地されていましたが、何もなく数件の住宅があるだけでした。
少し駅舎を見学してぼーっとしていると着いた時から聞こえる猫の声。
野良猫かな??探して見よう♪

鳴く声の方に行くとあっさり発見!
ワンコのように玄関前につながれた白いモフモフにゃんこでした。
寂しくて鳴いてたのかな?
目が合うとピタッと鳴き止みカメラを向ける私を警戒。。。

もう少しお近づきになれるかと思ったのですが、残念。
私が離れるとまた鳴きはじめました。
そうこうしているとバス停に列ができ始めました。
10分ぐらいありましたが、私も一応並びました。
間もなくバスがやってきて、乗り込みいよいよ出発です!

海沿いを走る気持ちのよいバスでした。
外をながめていると何度か歩き遍路さんを見かけました。

わ~みんな歩いてる!!私ずるしてる???

そんな思いになりました。
そう、コラボ歩きの問題は歩くだけでなく、乗り物にも乗るという中途半端方法なだけに
車で移動の人よりは頑張ってるけど、全部歩いている人よりは頑張ってない。。。
という割り切れない気持ちに悩まされます。

人それぞれで良いんだと今は思えるようになりましたが。。

1時間ほど乗ると私の最初の目的地に着きました。
室戸岬と言えば海洋深層水♪
この海洋深層水を使ったプールがあるというのを聞いていたので、行ってみたかったのです。
シレストむろと」さんです♪
プールと言っても泳ぐプールではなく色々なジャグジーがいっぱいあるプールでした。
こんなプール横浜にもあればいいのに。。。
やはり、皆さん親切で、スタッフというよりは常連のお客さんが色々教えてくれました。
常連さんが「あと20分ぐらいで始まるフィンランドサウナアクフグーズを体験していって」と教えてくれたので、
苦手なサウナでしたが参加してみるとアロマのいい香り♪
そしてスタッフの人が楽しい会話を交えてタオルをグルグル回すのです!
あつーーーい!!と思っても会話に気を取られあっという間の時間でした。
しばし楽しい時間♪教えてくださったおばさまありがとうございます!!
いやいや、あの暑い中で喋ってタオルをグルグル回すとは。。スタッフの人もスゴイ!
この後も外のジャグジーを楽しんだり、一応お風呂も体験して丁度お昼の時間だったので食事も満喫しました。
建物も舟形屋根の垂木の構造が美しく素敵な施設でした。
なかなか気軽に来れない場所だけどまた行きたい場所です。

気持ちも身体にも元気をチャージ!

私は気が付かなかったのですが「お遍路さんパック」なるものがあるようです。
プールには入れないようですが、おにぎりセットとお風呂がついて割安のようです♪
疲れた身体を癒やしてみては?!

長くなりました。。。お遍路に戻ります。

室戸の辺りは自然が作り出した地形も魅力的ですが、
空海にまつわる場所も沢山あります。
その一つが最初の写真「御厨人窟」です。
ここには二つ海の浸食によって出来た洞窟があり、左手の「御厨人窟」は住居、
右側の「神明窟」が修行の場だったようです。
空海さんの時代はその入口まで海が迫っていたようです。
奥行きは20m、天井までは5mほどある空間のようです。

ここでの修行で悟りを開き、その際に口の中に明星が飛び込んでくるという神秘的な体験をした後、
ここから見た「海と空」だけの景色に感銘を受け、そこから「空海」と名乗るようになったのだとか!

以前は入ることが出来て、そこで聞こえる海の音が「日本の音風景100選」に選ばれたそうですが、
今は安全面から入る事は出来ませんでした。

ここの他にも若き日の空海が修行を重ねた場所が沢山あります。
とてもじゃないけど、ここで行水とは・・と思わせる池や
さすがに眼病の霊水と言われても洗う勇気が出ない池等などありました。
しかしながら、海の真横なのに真水が湧いているという不思議な池でもあります。
天橋立にもそんな井戸があった。飲んでみたけど不思議と塩気がなく美味しかった。

その他にも「子授け岩」などがあり、これは石を投げてその岩に乗れば子宝に恵まれるという。
今更な私だけど投げてみました♪

乗りました!!

仕事では小学校などの建築に纏わる仕事もしているので、そういった子宝に恵まるのだと思いました(^^)v
さらに中岡慎太郎の像やあこう木、弘法大師としては一番大きいと言われている青年時代の像など見どころいっぱいの場所です。
大迫力のあこうの木では大盛り上がりの観光客の人たちと一緒に盛り上がり、写真を撮り合う一幕もありました。
一期一会、こんな瞬間に出逢うと旅って良いなと思うのです。

海部駅で乗り換え


終点の甲浦駅 1日(9:00~14:00)200円でレンタサイクルもありました。


ずっとにゃーにゃー鳴いてたモフモフにゃんこ


バスの時刻表(2017.3)


海洋深層水プールのあるシレストむろと


内装の様子(レストラン)


レストランからプール棟を臨む


今は見られないけど「御厨人窟」からはこんな感じで海と空が見えるらしい


ちょっと無理だった行水の池


ちょっと無理だった 目洗いの池


室戸のエボシ岩


一番大きい青年弘法大師の像 神々しく写りました♪


すごい迫力のアコウの木(3本の木の集まりのように見えて1本の樹らしい)


子授け岩(乗りました♪)


説明しきれないほどの見どころいっぱいの室戸岬
の像

中岡慎太郎 さま


次の機会に泊まってみたいと思った宿


ガン無視の室戸猫

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